S・ローゲン&C・セロン共演『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』ラブコメ大好きジェーン・スー&高橋芳朗による絶賛トーク!!

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ライター:BANGER!!! 編集部
S・ローゲン&C・セロン共演『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』ラブコメ大好きジェーン・スー&高橋芳朗による絶賛トーク!!
『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』スペシャルトーク付試写会 ジェーン・スー&高橋芳朗

オスカー女優シャーリーズ・セロンと人気コメディ俳優のセス・ローゲンによる“逆プリティ・ウーマン”な格差恋愛を、コミカルかつアメリカ文化ネタ盛りだくさんで描いたロマンティック・コメディ『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』。2020年1月3日(金)の全国公開に先駆け、TBSラジオの人気情報番組「ジェーン・スー生活は踊る」のパーソナリティとして知られるジェーン・スーさんと、同番組の選曲を担当しスーさんと公私ともに交流のある音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによるスペシャルトーク付き試写会が2019年12月23(月)、日比谷コンベンションホールで行われた。

「最先端の作品が出てきたな、という感じ(スー)」「現状の決定打。最高傑作と言ってもいい(高橋)」

普段からプライベートで“理想のラブコメ”について語り合うほどのラブコメ好きだというスーさんと高橋さん。『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は、ワケあって失業中のジャーナリスト、フレッド(セス・ローゲン)と、米国務長官であり次期大統領の座を目指すシャーロット(シャーリーズ・セロン)が織りなすラブコメという「絶対に無理筋じゃん!」な設定ではあるが、スーさんいわく「良い意味でのご都合主義と、下手な展開は背中合わせ。普通に考えたら絶対にあり得ないことが、もしかしたらあるかも? と思わせることが脚本家・監督・演者のウデなんですよ」とのこと。

ジェーン・スー

さらに「本作のシャーリーズ・セロンは、キレイだしカワイイしユーモアたっぷり! 皆さんが大好きな『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサよりも、私は今回のシャーロット役のほうが好き」と、新たな魅力を発揮したシャーリーズの魅力を熱弁。高橋さんも、フレッドを演じるセス・ローゲンについて「ここ10年くらいのラブコメや男同士のロマンスものなんかは、彼が牽引してきた部分はありますよね」と、コメディアン出身で2010年代に大躍進した俳優としてセスを紹介した。

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』©2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.

また、高橋さんが「何も考えずに観てもスカッと楽しいラブコメでありながら、ちゃんと現代的なメッセージがしっかり込められている」と本作を分析すると、スーさんは「『ローマの休日』から始まって、80~90年代にもたくさんラブコメ映画が作られてきましたけど、どうしても“当時の男女観”がベースになっているので、いま観ると結構ヒヤッとしちゃって楽しめないものも多いんですよね」と、かつての旧態依然とした男女観に違和感を感じてしまっていることを吐露。もちろん、中には男女の役割を逆転させたり恋愛に終始しないなど意欲的な作品もあるものの、まだラブコメ映画は「試行錯誤の段階」であるというのがお二人の今までの認識だったという。

高橋芳朗

しかし『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』に関しては、スーさんも高橋さんも「いま最先端の作品が出てきたな、という感じ」「現状の決定打。最高傑作と言ってもいい」と絶賛。スーさんは「過去には“正しさ”を優先するあまりお話がモタついてしまう作品もあったけど、『ロング・ショット』には、それがまったくない。下品でヒドいジョークもたくさんあるんだけど、誰かを傷つけるようなものではないんですよね」と、現代的な倫理観と映画としての面白さを両立していると解説した。

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』©2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.

「シャーリーズの衣装は天海祐希さんみたいな感じ。セスのほうは完全にワークマン!(笑)」

今回は上映前のトークということで、「本作を観る上で注目しておきたい3つのポイント」を紹介してくれたスーさんと高橋さん。まず1つ目は「ボーイズⅡメン、最高!」ということで、本作で大フィーチャーされている、90年代に一斉を風靡した人気R&Bグループ、ボーイズⅡメンについて高橋さんが分かりやすく解説。本作の劇中では彼らと彼らの代表曲が重要な役割を果たすのだが、スーさんが「要するにアラフォーってことですよ。あの懐メロ、聴けるってよ!? って集まっちゃう(笑)」と二人の出会いのきっかけとなるシーンについてざっくりと説明すると、高橋さんも「これ以外にも、90年代初頭のカルチャーのトリビュートというか、オマージュみたいなものがチラホラありますね」と、“オトナが楽しめるネタ”が盛り込まれている点を挙げた。

2つ目のポイントは「シャーリーズ・セロンの衣装」ということで、シャーロットのファッションについてスーさんが解説。「シャーロットは国務長官なので、日本で言うと天海祐希さんみたいな格好をしているわけですよ。柔らかそうな素材のシャツとか、淡い色でフリルとか付いてない感じのスーツとか、なんかもう……STRONG!! って感じで出てくるわけです(笑)。かたやフレッドは、全身<ワークマン>ですよ!」と二人の落差表現で会場の爆笑を誘いつつも、「お互いの距離の縮まり方が、衣装の変化で分かるようになってるんです。二人の衣装がどう変わっていくか? 心の距離がどうなっていくのか? そして、お互いの想いが近づいたり離れたりするときの衣装は? そのあたりを見てほしいですね」と、スーさんならではの着眼点で見どころをレクチャーしてくれた。

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』©2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.

そして3つ目のポイントは「ロクセット『It Must Have Been Love』の意味」。高橋さんは「当時の全米チャートで1位になった曲で、映画『プリティ・ウーマン』の挿入歌ですね。本作は“『プリティ・ウーマン』の逆転版”なんて言われてるんですよ」と、同曲に込められた意味を示唆。スーさんは「1990年の『プリティ・ウーマン』から時代は変わりましたけど、この曲があの映画のどこで流れたか? っていうことですよね。“あれは愛だった。終わってしまったけれど……”っていう曲なんです」と意味深なコメントで期待を煽り、さらに「本作にはチラッとだけ『プリティ・ウーマン』が出てくるんですけど、一体どこに出てくるのか? もう<クイズ! プリティ・ウーマン>ですよ!!(笑)」と意外な注目ポイントにも言及する。そして高橋さんが「社会の変化とともに、ラブコメも変わってきた。それを作り手もすごく意識して、『プリティ・ウーマン』のカウンターとして本作を作っているんですよね」と、本作が製作された意義を改めて強調した。

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』©2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.

トランプ政権に対するフラストレーションや白人史上主義、環境問題、ミソジニーなど日本を含む世界中で問題視されているトピックについての描写、さらに2020年の大統領選はどうなるのか? というところにまで話題が波及した今回のトークショー。スーさん&高橋さんいわく、本作の上映時間よりも長く話したいことがあるということなので、公開された暁にはぜひ鑑賞後トークショーも開催していただきたいところだ。

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』©2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は2020年1月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

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『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』

アメリカの国務長官として活躍する才色兼備なシャーロット・フィールドは、大統領選への出馬を目前としていた。そんなある日、シャーロットが出会ったのは、ジャーナリストのフレッド・フラスキー。才能はあるものの、頑固な性格があだとなり、職を失ってしまう。一見、接点もなく正反対な2人だったが、シャーロットはフレッドにとって、初恋の人だったのだ。予想外の再会を果たした2人は、思い出話に花を咲かせる。その後、シャーロットは若き日の自分をよく知るフレッドに、大統領選挙のスピーチ原稿作りを依頼。原稿を書き進めるうちに、いつしか惹かれ合っていく2人。しかし、越えなければならない高いハードルがいくつも待ち受けることに……。

制作年: 2019
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