ハリウッド親子2世代の情熱が「世界のミイケ」を動かした!『バッド・ルーテナント:トウキョウ』を紐解く制作秘話
監督・三池崇史×小栗旬×リリー・ジェームズ×配給・NEON
知れば胸アツ『バッド・ルーテナント:トウキョウ』制作秘話
その圧倒的な疾走感と先鋭的な演出で、国内外に衝撃を与えてきた監督・三池崇史。バイオレンスの巨匠とも呼ばれた日本が誇る「世界のミイケ」が、ハリウッドで今もっとも勢いのある新進気鋭のスタジオ<NEON>と創り上げた最新作『バッド・ルーテナント』が、10月23日(金)より全国公開となる。
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』© 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.
この“日本版『バッド・ルーテナント』”の主演を務めるのは、かつて『クローズZERO』で三池監督とタッグを組んだ小栗旬。これまでのイメージを完膚なきまでに破壊する、もっともダークでセクシーな“史上最悪の汚職刑事(バッド・ルーテナント)”を怪演。さらに、『シンデレラ』『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』などで知られるハリウッドのトップ女優リリー・ジェームズを迎え、東京のダークサイドを世界基準の映像美で炙り出す。
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』© 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.
この前代未聞の共同プロジェクトには、間宮祥太朗、野村周平、西野七瀬、向里祐香、岩田剛典、渡邊圭祐、中野英雄、村上淳、國村隼、舘ひろし、そしてアメリカ女子プロレス界トップクラスのスター、リヴ・モーガンが参戦。2026年、ハリウッド×日本がぶちかます、劇場でしか味わえない最大の劇薬が、観る者の倫理観を麻痺させる。
※ルーテナント(Lieutenant):主に警察や軍隊における「警部補」「中尉」などを指す
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』© 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.
すべては1994年『バッド・ルーテナント』から始まった
父が遺した物語を、なぜ息子は「三池崇史」に託したのか
本作の原案となったのは、エドワード・R・プレスマンが製作を手掛けた1994年の『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』。巨匠アベル・フェラーラ監督がメガホンをとり、名優ハーヴェイ・カイテルが主演を務め、公開から30年以上がたった今もなお熱狂的な支持を得る伝説的作品だ。
そんな原案の系譜を受け継ぎ、日本×ハリウッドの異色プロジェクトを牽引し新たな“劇薬”へと進化させたのが、「世界のミイケ」こと三池崇史監督。そして、この異例とも言えるプロジェクトの大きな原動力となったのが、米<Pressman Film>を率いるサム・プレスマンである。
本作の原案となった94年版を手掛けたプロデューサー、エドワード・R・プレスマンの息子であるサムは、実はかねてからの“三池フリーク”。父エドワードを亡くしたばかりだったサムは、長年の夢でもあった三池監督との仕事を実現すべく、父の長年の友人で先日惜しまれつつ亡くなった世界的プロデューサー、ジェレミー・トーマスにコンタクト。そこから本プロジェクトは動き出していく。
撮影メイキング 『バッド・ルーテナント:トウキョウ』© 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.
「昔、僕が撮った作品を見た子供だった人たちが、今もなお自分に興味を持ってくれていることは嬉しい」
『戦場のメリークリスマス』、『ラストエンペラー』などを手掛けてきたジェレミーは、三池監督とも『十三人の刺客』、『無限の住人』でタッグを組んだベテラン。彼を介してオファーを受けた三池監督は、サムとは全く面識がなかったが、突然のオファーに驚きながらも「ありがたいことです」と振り返る。
「昔、僕が撮った作品……『オーディション』(2000年)や『殺し屋1』(2001年)を見て面白いと思ってくれた当時子供だった人たちが、今もなお自分に興味を持ってくれていることは嬉しい。作品がいろんな場所に連れて行ってくれるんだなと。もちろん当時は海外の人が見るなんて全く思っていませんでしたが、昔の僕の映画を見て何かをインスパイアされた彼らのエネルギーは確かに感じました」
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』© 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.
サムによれば、父エドワードが原案に見出していたのは“警察組織と人間の魂の堕落”という、国や時代を超えて響く普遍的な物語だった。その精神を受け継ぎながら、新たな作家が自らの視点で『バッド・ルーテナント』を描く――。それはまさに、親子2代にわたって息づいてきた『バッド・ルーテナント』のDNAが、三池崇史という才能との出会いによって再び覚醒する瞬間だった。
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』© 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.
小栗旬演じる“史上最悪の汚職刑事”が現代の東京で覚醒
撮影前からNEONによる北米配給が決定する異例の展開へ
三池監督は、サムから託されたバトンに自らの解釈を加え、『バッド・ルーテナント:トウキョウ』というまったく新たな物語を生み出した。そして三池監督らしさを存分に解放し、“自由”かつ“大胆”に進化させた本作で主演を担ったのが、10年ぶりのタッグとなる小栗旬だ。
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』© 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.
小栗が演じる矢吹について、監督は「世の中にも自分にも半歩引きながら、ずるずると悪の世界へはまっていった男」と分析。「善でもなければ悪でもない不思議なところ」を持つ人物として捉えており、30年以上前に生まれた『バッド・ルーテナント』の精神を再解釈。三池監督ならではの視点と現代の東京という街を通して、新たな人物像へと変貌させた。そして、原案のDNAを宿しながらも、一本の完全新作として楽しめる新たな『バッド・ルーテナント』が誕生することとなる。
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』© 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.
しかも本作は、6作連続でカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作を配給している、いまハリウッドで最も注目を集める気鋭のスタジオ<NEON>が北米配給を担当。撮影開始前から北米配給が決まっているという、業界では異例の座組となった。
サムは今回のプロジェクトを、「父の長年の友人であるジェレミー・トーマスと共に、この“進化形”を実現できることは、私にとって誇りであり、夢のような体験」と表現。父エドワードが残した物語を、息子サムが受け継ぎ、父の盟友ジェレミー・トーマスを介して、“世界のミイケ”へ……。一本の映画から始まった“『バッド・ルーテナント』という伝説”は、唯一無二の映画作家・三池崇史の手によって、新たな“劇薬”へと生まれ変わった。
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』© 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』は10月23日(金)より全国公開
『バッド・ルーテナント:トウキョウ』
東京で、ヤクザを狙った連続猟奇殺人事件が発生。裏社会に渦巻く利権と複雑な人間関係が、捜査を阻んでいた。新たに事件の担当を命じられたのは、元組対(警視庁・組織犯罪対策部)の刑事・矢吹恭二。汚職の噂が絶えず、酒、クスリ、賭博、暴力に溺れながら、自らの破滅へ突き進むかのように生きる男。刑事でありながら法を信じず、誰よりも深い闇を抱える矢吹は、着任早々、遺体に残された入れ墨を手がかりに身元を割り出し、ひとりの容疑者・石塚 満(間宮祥太朗)へとたどり着く。 そんな矢吹の前に現れたのは、次期大統領の娘の行方を追って来日したFBI捜査官・グエン。彼女が追う失踪事件と、東京で起きた連続殺人。無関係に見えたふたつの事件は、やがてこの街の最深部で複雑に絡み合っていく―― 東京の闇に堕ちた悪徳警官と、その運命を狂わせるFBI捜査官。正義と悪の境界が崩れ落ちるとき、彼らが最後に目にするものは、絶望か、それとも――。
出演:小栗旬 リリー・ジェームズ
間宮祥太朗 リヴ・モーガン 野村周平 西野七瀬 向里祐香
岩田剛典 渡邊圭祐 / 中野英雄 村上淳
國村隼 / 舘ひろし(特別出演)
監督:三池崇史
脚本:天願大介
製作:ジェレミー・トーマス サム・プレスマン 北島直明 坂美佐子
| 制作年: | 2025 |
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2026年10月23日(金)より全国公開