佐野広実の人気小説を、吉岡里帆と奈緒をダブル主演に迎えて映画化した『シャドウワーク』が9月25日(金)より全国公開となる。
このたび、本作の撮影現場の様子を収めたメイキング写真が解禁。「エンタメと社会の良好な関係」を語る𠮷野竜平監督のコメントとともに紹介する。
©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会
吉岡里帆×奈緒、初の映画ダブル主演!
衝撃のサバイブ・サスペンス『シャドウワーク』
配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルター<おうち>。一見穏やかなその場所では、日常と同じ手つきで、“あること”が行われていた。“完璧に考え抜かれた方法”で――。
声なき者たちの“極限の決断”を描くサバイブサスペンスが、いま静かに動き出す。
©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会
本作で初の映画ダブル主演を果たした吉岡里帆と奈緒は、覚悟と揺らぎ、爆発寸前の緊張感を体現。共演には、風吹ジュン、美保純、酒井若菜、ファーストサマーウイカ、佐月絵美、北村匠海、原嘉孝(timelesz)、清水尚弥ら独自の世界観を確立する俳優たちが名を連ねる。
©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会
エンタメと社会性の“理想的なバランス”とは?
メイキング写真から垣間見える撮影の舞台裏
本作の監督を務めたのは、『君は永遠にそいつらより若い』で知られるの𠮷野竜平。長編デビュー作『あかぼし』(13)が第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門に出品され注目を集めると、本作でもタッグを組む奈緒が出演した『君は永遠にそいつらより若い』(21)では、児童虐待やネグレクトといった重いテーマを、胸に刺さるリアルな青春ドラマとして描き出し話題を呼んだ。
また、前作『ファンファーレ』(23)では、元アイドルの葛藤とセカンドキャリアを描くなど、一貫して社会の暗部や不条理な現実を鋭く捉えながらも、誰もが惹き込まれる上質なエンターテインメントへと昇華させた作品を送り出している。
最新作『シャドウワーク』で描くのは、家庭内暴力に晒された女性たちが身を寄せるシェルター、<おうち>の秘密に迫るサバイブ・サスペンス。切実な社会問題を背景に据えながらも、スリリングな展開で観客の目を釘付けにする仕上がりで、𠮷野監督ならではの真骨頂を遺憾なく発揮している。
©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会
「気軽に楽しんでほしい。その上で、このような問題に興味を持ってもらえるきっかけになれば」
映画で社会問題の解決策を提示することは難しい、と𠮷野監督は言う。その上で、「面白く観終わった後に、シェルターに興味を持って寄付しようかと考えたりする。それが、エンターテインメントと社会の一番良好な関係だと思います」と自身の作品作りのスタンスを語る。
さらに、日頃の憤りを吹き飛ばすようにこの映画を楽しんでほしいという監督は、「エンタメなので、気軽に楽しんでほしいと思います。その上で、このような問題に興味を持ってもらえるきっかけになればいいですね」と、公開を待つ観客へメッセージを寄せた。
撮影メイキング ©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会
あわせて今回、撮影現場の様子を収めたメイキング写真2点が解禁。ダブル主演の吉岡里帆、奈緒らキャスト陣とともに真剣な表情で役作りについて話し合ったり、モニター越しにシーンをチェックする𠮷野監督の姿が収められている。現場で丁寧なコミュニケーションを重ね、キャラクターや作品の世界観を作り上げていく一端が窺えるカットだ。
撮影メイキング ©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会
キャストと監督が強い信頼関係のもと、映画としての面白さを追求して作り上げた本作を、ぜひ劇場で体感してほしい。
『シャドウワーク』は9月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
『シャドウワーク』
日常的に暴力を振るう夫から逃げてきた紀子。絶望の中、入院先の看護師・路子に救われ、配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルター<おうち>に身を寄せる。そこでは暮らしのすべてが「持ち回り」というルールで成り立っていた。穏やかで守られた日々を取り戻していく紀子だが、少しずつ違和感を覚え始める。
やがて<おうち>が“交換殺人”によって女性たちを解放している事実を知る。
残るか去るか、選択を迫られる紀子。一方、とある事件を追う刑事・薫もまた夫からの暴力に苦しんでいた。
疑われることのない夫・晋一と追い詰められていく現実のなかで、薫は事件の先に<おうち>の存在へと辿り着く。
そして晋一の存在によって、その均衡が崩されていく――。
出演:吉岡里帆 奈緒
美保純 酒井若菜 ファーストサマーウイカ 佐月絵美
北村匠海 原嘉孝(timelesz)
吉岡睦雄 堀家一希 清水尚弥 近藤芳正 井上 肇 小川菜摘
風吹ジュン
監督・脚本:𠮷野竜平
原作:佐野広実『シャドウワーク』(講談社文庫)
| 制作年: | 2026 |
|---|
2026年9月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開