健気なわんこに涙腺崩壊……孤独な少女に寄り添い、家族の絆を繋いでくれる愛犬を描く『僕のワンダフル・ジャーニー』

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ライター:BANGER!!! 編集部
健気なわんこに涙腺崩壊……孤独な少女に寄り添い、家族の絆を繋いでくれる愛犬を描く『僕のワンダフル・ジャーニー』
『僕のワンダフル・ジャーニー』© 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

 

全世界の犬派が号泣した感動作『僕のワンダフル・ライフ』の続編!

大好きな飼い主・イーサンと再会を果たすため、50年間に3度も生まれ変わりを続けた忠犬ベイリーの姿を描いて大ヒットを記録した『僕のワンダフル・ライフ』(2016年)の続編が、2年の時を経てついに公開! 飼い主に一途な愛を注ぐひたむきで陽気なベイリーが、ふたたびスクリーンに帰ってきた。

前作で3度の生まれ変わりを経て、ついにイーサンと再会を果たしたベイリー。本作ではイーサンのパートナーであるハンナの孫娘、CJをヒロインに物語が進んでいく。息子を事故で亡くしたハンナは、息子の妻グロリアとその娘CJをイーサンと暮らす農場に招き入れ、皆でCJを育てようと奮闘する。しかし、この暮らしにストレスを抱えるグロリアはイーサンたちを敵視し、CJを連れて出て行ってしまう。そんな中でいよいよ犬生の終わりを迎えたベイリーにイーサンは、「CJを守るため戻ってきてほしい」と願いを託す。ベイリーはイーサンの望みを叶えCJを幸せにするために、再び転生の道を歩み始める……というのが本作のあらすじだ。

『僕のワンダフル・ジャーニー』© 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

エミー賞受賞監督が描く、「女性の成長」と「家族の絆」の物語

本作は、前作で監督を務めたラッセ・ハルストレムが製作総指揮に回り、代わってTVシリーズ『モダン・ファミリー』(2009年~)でエミー賞に2度輝いたゲイル・マンキューソが監督を務めている。ヒューマンドラマの名手として知られる彼女こそ、本作のテーマである「女性の成長」と「家族の絆」の物語を描く上で適任であると、期待されての抜擢だった。

『僕のワンダフル・ジャーニー』© 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

ゲイル監督は、「CJが愛犬とともに大人へと成長する過程こそが、この映画の原動力。私自身も母親だから、子育てや女性としての人生という要素については、自分の体験を作品に生かすことができたと思う」と語っている。この言葉通り、女性監督ならではの視点が投影されたリアルな人物描写が、本作に説得力をもたらしていることは間違いないだろう。

『僕のワンダフル・ジャーニー』© 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

家族の絆を取り戻すべく大奮闘! ベイリーは孤独なCJを救いだせるのか?

イーサン&ハンナの家を出た後、グロリアから育児放棄を受けていた11歳のCJのもとに、ビーグルのミックス犬・モリーとして生まれ変わって現れるベイリー。その後も転生を繰り返しながら、大人の女性へ成長するCJの人生に寄り沿っていくのだが、父が亡くなり祖父母と絶縁し、母親とも不仲で仕事も恋愛もうまくいかない……と、まさに人生どん底のCJの孤独を埋めようと、無償の愛を注ぐベイリーの姿は実に健気だ。

『僕のワンダフル・ジャーニー』© 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

前作同様、犬の愛情深い性格が随所で描かれており、犬派の皆さんは「やっぱりバディといえば犬だよね……!」と思わずにいられないだろう。はたしてベイリーはバラバラになってしまった家族の絆を取り戻し、CJを幸せにすることができるのか? 先が気になるストーリー展開に魅了されるはずだ。

もう一人の女性の成長物語~毒親グロリア

CJ同様、「女性の成長」という面でスポットライトを浴びるのが、母親のグロリアである。アルコールと恋愛に依存し、育児放棄をするだけでなくCJのお金まで使い込むグロリアは毒親そのものだが、ゲイル監督はグロリアを単に嫌なキャラクターとして描くのではなく、なぜ彼女がそんな風になってしまったのか、彼女の複雑な心の内も丁寧に描いている。

『僕のワンダフル・ジャーニー』© 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

例えば物語の序盤、「CJは私の娘よ、奪わないで!」とイーサンとハンナに噛み付くシーンがあるが、ここはグロリアが産後、母親が我が子を守ろうと周囲に対して本能的に攻撃的になってしまう“ガルガル期”に陥っていることが伺える。初めての子育てが上手くいかず、頼りにしたい夫もおらず、気を遣う義両親の家で誰にも理解してもらえない孤独に苦しむ姿には、誰しも少なからず同情を覚えるだろう。

『僕のワンダフル・ジャーニー』© 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

もちろん、だからといって育児放棄をしていい理由にはならないのだが、誰かがグロリアの心を救えていれば、CJもつらい子ども時代を過ごすことはなかったのではないか? と、狂ってしまった親子関係の歯車に思わず胸が締め付けられる。グロリアが自身の行いを悔いてCJとの関係性を修復できるのか、グロリア自身も一人の女性として成長できるか、が見所となっていくので、そちらも注目していただきたい。

犬好き悶絶! 萌え度MAXの愛くるしいわんこたち

ここまで物語のヘビーな一面に焦点を当ててきたが、もちろん重々しいストーリーが延々と続くわけではなく、本作の魅力は何といっても愛くるしい犬たちの姿なのでご安心を。体を掻いてもらって気持ち良さそうにするなんとも言えない表情や、嫌いな人間に対する露骨な態度など、全編を通して披露される“犬あるある”は犬派に限らず動物好きにはたまらないだろう。そして今回、ベイリーが生まれ変わる3匹もそれぞれ個性的なキャラクター揃いで、表情豊かに飼い主へ愛情を表現する姿は悶絶級の可愛さだ。

『僕のワンダフル・ジャーニー』© 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

どんな辛いことがあっても人生をワンダフルにしてくれる犬の魅力と、この秋一番泣ける感動のヒューマンストーリーをお見逃しなく。

『僕のワンダフル・ジャーニー』は2019年9月13日(金)より全国ロードショー

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『僕のワンダフル・ジャーニー』

イーサンとの約束通り、彼の孫娘のCJを懸命に守り抜く犬のベイリー。それはCJを幸せにするだけでなく、家族の絆をつなぐための長い旅路だった。果たして、旅の終わりにベイリーが見つけたものとは?

制作年: 2019
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