水上恒司×ユンホの“バディ”に胸熱!“マッチョ化”福士蒼汰に恐怖!『TOKYO BURST-犯罪都市-』見どころ解説
『TOKYO BURST-犯罪都市-』ついに公開
マ・ドンソクが牽引する大ヒットシリーズ『犯罪都市』が初のユニバース化で、ついに日本上陸。水上恒司とユンホ(東方神起)を主演に迎え、福士蒼汰にオム・ギジュンも参戦。さらにヒコロヒーから渋川清彦、上田竜也まで多彩なキャストによる、魔都・歌舞伎町を舞台に様々な言語が飛び交うクライム・サスペンス・アクションに仕上がっている。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
日本版『犯罪都市』は予想以上の充実展開!
マ・ドンソクが出演しないシリーズ最新作を残念に思うファンもいるかもしれないが、本作は正直マブリーの不在をまったく感じさせない充実度。冒頭から、日本人だからこそ分かる歌舞伎町ロケのリアルな空気感に加え、記憶に新しい犯罪/事件を想起させるシーンなど、実際の事件をモチーフにしてきた『犯罪都市』シリーズをしっかり踏襲している。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
クセ強キャストに悪人を演じさせるあたりもシリーズのバイブスが盛々で、思わずニヤリとしてしまうはず。序盤から、とにかく明るい安村とピエール瀧という馴染み深すぎるキャストが登場し、あまりにも完璧なツカミでワクワクを増幅させてから本編へ、というスムースな導入に膝を打つ。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
水上恒司×ユンホ(東方神起)がケミストリーを生み出す
水上恒司演じる主人公の刑事・相葉四郎はプロレス技と“石頭”を武器に、地元・新宿歌舞伎町でチンピラ相手に大暴れ。シリーズでマ・ドンソクが演じてきたマ・ソクト刑事の“張り手一閃”とは異なるファイトスタイル、かつ日本のヤンキー漫画のような軽快さがストレートに楽しい。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
もう一人の主人公であり、ユンホ(東方神起)が韓・英・日の3か国語を駆使して演じる韓国警察庁の刑事チェ・シウとの初対面は、予想通り最悪。これはバディものの定石とも言えるが、強力なチームワークありきで動いていた『犯罪都市』シリーズとの大きな違い……と思いきや、取り調べシーンでは“お約束”がしっかり披露されるなど、同じユニバースを共有していることに再びニヤリとさせられる。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
しかし、本作最大のニヤリを引き出すのは、やはりパク・ジファン演じるシリーズの名コメディリリーフ、チャン・イスだろう。しかも、ヤクザの親分を演じるピエール瀧とのツーショット多めというご褒美展開。流暢な日本語を操るジファンは新鮮だが、過去にもしれっと東南アジアに進出していただけに、東京で新たな商売を考えていてもおかしくない……と思わせる面白さ、もとい説得力もある。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
マチョ化した福士蒼汰と名優オム・ギジュンの怪演にも注目
そんな本作だが、バイオレンス描写は容赦ない。それを担うのがオム・ギジュン演じるプレーンな風貌が逆に怖いキムと、肉体改造ぶりが凄まじい福士蒼汰演じる村田だ。この二人は『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022年)でソン・ソックが見せた凶暴性を上回る凶暴さで、登場するたびにスクリーン内の治安を急速に低下させる。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
劇中、村田とキムは“国際手配犯”とされているものの、その正体や目的はなかなかはっきりしない。それゆえに暴力装置としての恐ろしさが際立ち、バトルシーンでも何をしでかすか分からない緊張感で釘付けにする。そのリアル暴力に対し、プロレス技の相葉と脚技のチェ・シウ(※ユンホは合気道とテコンドーを習得している)が挑む“手に汗”シーンが中盤の起点となり、そこから我々観客にも“無念”の感情を共有させ、クライマックスに向けてさらにスパークしていく。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
身近な社会問題も盛々!見どころだらけの快作アクション
リアル新宿を舞台にしているだけに、国内外におよぶ半グレ組織の台頭と危急存亡にあるヤクザ、女性客を搾取する悪質ホスト店、公益性に反するカジノ構想、大企業と政治家の腐敗・癒着、ストーカー犯罪などなど身近な社会問題も端々に盛り込まれ、かつ伏線としてちゃんと機能しているあたりに脱帽。ファイナルバトルは(今後もしかしたら撮影不可になるかもしれない)攻めた演出もあったりして、とにかくハラハラしっぱなしだ。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
水上×ユンホの正義、福士×ギジュンの狂気、上田竜也のキレのあるアクション、そして瀧×ジファンによる日韓“顔圧”コンビの阿吽の呼吸――。シリーズの要でもある「法で裁けぬ悪を拳で成敗」というスカッと展開、かつ“ぶっ飛び”ぶりでは過去最大級でもある本作を、ぜひ大スクリーンで鑑賞してほしい。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
『TOKYO BURST-犯罪都市-』は5月29日(金)より全国公開
『TOKYO BURST-犯罪都市-』
東アジアの魔都・新宿歌舞伎町。肩で風を切って歩くその男は、新宿中央署の新人刑事・相葉四郎。歌舞伎町生まれ、歌舞伎町育ちの相葉は、元暴走族総長で腕っぷしの強さと血の気の多さからいつも問題ばかり起こしていた。ある日、国際手配中の凶悪な犯罪集団を追って、韓国警察庁の刑事チェ・シウが来日する。初日から相容れず一触即発になってしまう2人だったが、手配犯が歌舞伎町に潜伏しているとの情報があり、即席のバディを組んで共同捜査を開始する。対立しながらも捜査を進める中、ある集団強盗事件をきっかけに武闘派ヤクザと歌舞伎町最大のホストグループが大抗争に発展。さらにそこに犯罪集団も参戦し、戦場と化した新宿が、混沌の闇に包まれていく。
そして、その裏には国家権力も関わる巨大な陰謀が渦巻いていた——。
監督:内田英治
脚本:三嶋龍朗、内田英治
出演:水上恒司、ユンホ(東方神起)、オム・ギジュン、福士蒼汰 ほか
| 制作年: | 2025 |
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2026年5月29日(金)より全国公開