『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ジェイコブ&クイニーが注目ポイントとオススメのシーンを語る!
©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
「マグル代表として“好感度を大事にしよう!”って(笑)」
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
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―ダンさんとアリソンさんは1作目に引き続き、ジェイコブとクイニーを演じられています。お二人が演じるキャラクターには今回どんな変化があるのでしょうか?
ダン:ジェイコブはもともと軍人なんです。その後パン屋さんを始めて、やがてクイニーという恋人ができる。彼は誰よりも忠実な男なんですよね、忠誠心があって寛大な心を持っている男。なので、彼が1作目でクイニーに出会ったとき、瞬時に恋に落ちます。「こんな天使を見たことがない!」と一目惚れして、しかも奇跡的に相違相愛だったりする。だから彼は、彼女の愛のためならなんだってやるんです。
ただし、色々と心配ごとがあるんですね。彼は現実的な人間ですから、あまり余計なことはしたくない。魔法使いとマグルの“禁じられた愛”だし、その秘密を貫きたいんです。でもクイニーは、そんなのお構いなし! っていう状態で。だから、ある法によって禁じられている関係を“やりくり”していかなきゃいけないんです。
アリソン:クイニーは魔法使いで、人の心を読み取れます。その人の考えていること以上に、その心の奥底が分かる、そういう能力を持っている魔法使いなんです。とてもやさしく精神的に豊かである一方で、とても頑固でもある。1作目でも少し見せましたが、今回は彼女の欠点なんかも見えてきます。実は彼女も色んな欲望を抱えているんですよね、「ジェイコブと一緒にいたい!」という。だから判断が狂ってしまうこともあるんです。
そういう意味で、すごく人間的な魔法使いでもあります。このシリーズは彼女にとって長い長い旅路になりますし、この2作目ではいろんなことが起きます。彼女にとっては試練であり、そしてびっくりするような選択をする。彼女はそういう複雑な、様々なレイヤーのあるキャラクターなんです。
―ジェイコブは作品の中で唯一のマグルですが、ダンさん側、アリソンさん側から、それぞれ演じる際に気をつけたポイントやシーンはありますか?
ダン:戦いのシーンとかで僕が、なんか「傷つきそう」とか「か弱いな……」って思わせたことあった?
アリソン:あったわよ!(笑)。あるシーンで、ジェイコブに危険が忍び寄ってくるんです。「こんなところにマグルがいちゃいけないよ!」っていうシーン。クイニーは1作目と同じく、そこで助けの手を差し伸べます。マグルのジェイコブには特殊能力がないし、そもそもそこにいちゃいけないから。でも、すごく勇敢な男性ですよね。こんなところに杖もなしに飛び込んじゃうんだから!
ダン:なんか、銃もなしに西部劇に出るようなもんだよね。でもジェイコブはつくづくそういう男なんですよ。だから僕は、とりあえず「好感度を大事にしなきゃ」と(笑)。『ハリー・ポッター』シリーズのマグルはダーズリー家みたいに嫌な人ばっかりだから、マグル代表として「良い男でいよう、好感度を大事にしよう!」って思いました。
―最後に、今作における見せ場のシーンや、お二人のオススメのシーンを教えてください。
ダン:注目ポイントは3つあります。1つ目は、ジェイコブとクイニーが最初にケンカするシーン。あのシーンは二人の沸点というか、そういうものがあらわになるシーンなんです。すごくリアルな“恋人たち”っていう感じが出ているんですよ。それが最後のケンカのシーンの伏線になっているんですが、それが二つ目。そして3つ目のポイントが、ニコラス・フラメルが出てくるシーン。ここはイースターエッグ的に色んな注目ポイントやお楽しみポイントがあるんです。
アリソン:ニュート(・スキャマンダー)とジェイコブが、とある場所へ瞬間移動するシーン。あそこはドーバー海峡のところなんですが、すごく景色が美しいんですよ。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
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制作年: | 2018 |
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監督: | |
脚本: | |
音楽: | |
出演: | |
吹替: |