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痛快なツカミから衝撃の結末まで“一瞬も目が離せない”最高のクライムサスペンス『YADANG/ヤダン』

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ライター:#BANGER!!! 編集部
痛快なツカミから衝撃の結末まで“一瞬も目が離せない”最高のクライムサスペンス『YADANG/ヤダン』
『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

カン・ハヌル、ユ・ヘジン、パク・ヘジュン共演の“麻薬捕物・裏社会”サスペンス『YADANG/ヤダン』が1月9日(金)より全国公開。“キャスティングだけで鑑賞確定”であろう韓国映画ファンだけでなく、すべてのクライム~サスペンス好きにオススメしたい快作だ。

『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

麻薬取引の裏側で暗躍する「ヤダン」とは?

「ヤダン」とは、麻薬犯罪者から情報を引き出し検察や警察に提供して司法取引を操る闇のブローカー(※実在するらしい)。カン・ハヌル演じるイ・ガンスは、末端の売人とのパイプ役となって検察にデカいヤマを挙げさせ上前を頂戴している男。そんなガンスと協力関係にあるのが、ユ・ヘジン演じる検事ク・グァニだ。

『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

二人は強力なタッグを組んで、地道に捜査するマトリを尻目に次々と大物の検挙を成功させていくが、あるデカい捕物をきっかけに国家レベルの陰謀に巻き込まれてしまう。裏社会の謀略と容赦ない暴力に飲み込まれたガンスは、絶体絶命のピンチに陥り……。

『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

※注意:物語の展開に若干触れています。

カン・ハヌル&ユ・ヘジンだけじゃない好キャスティング

分かりやすくイケイケで登場するイ・ガンスの泥を啜るようなバックボーンと、野心家の検事ク・グァニとの歪な共生関係を見せる序盤からサクサクと小気味よく、一気に興味を掴まれるはず。アメとムチをコロコロと使い分けてヤク中や売人をオトす描写は「人でなし…」と思いつつもスカッとさせられてしまうテンポの良さだ。

『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

それがパク・ヘジュン演じる捜査官オ・サンジェの登場によりグッと深刻になり、暗澹たる展開をじわりと予感させる。堕とされた女優オム・スジンを演じるチェ・ウォンビン、虎の威を借りて放蕩三昧のチョ・フンを演じるリュ・ギョンスなど、キレキレの演技を見せる注目の若手たち。そのほか、キム・グムスンやユ・ソンジュなど脇を固めるベテラン勢の悪人ぶりも素晴らしく、鑑賞のテンションもぐんぐん上がっていく。

『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

思わず身を乗り出す“予想外”の連続に握り拳

いつか空回りしそうな危うさのあるガンスを、ギットリとした顔面でコントロールするグァニ。ハヌルはイケイケからどん底への見事な堕ちっぷりをジューシーに演じ、“悪いヘジン”の朴訥とした印象とのギャップにもゾクゾク。どう見ても凸凹ながら抜群の好相性を見せるハヌルとヘジンを永遠に見ていたい気分にさせられる。

『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

そんな二人の利害がサンジェ班と衝突し、ブロマンスにも似た関係は底なしの沼にズブリと嵌っていく。”麻薬捜査”の裏側で暗躍する人々の、権力と欲望の縄張り争い――からの、意外な共闘関係と逆襲展開は握り拳必至のアツさ。予告動画ではあえて(?)筋書きが分かりづらくしてあるが、実際前情報が少ないほうがハラハラ度も倍増だろう。

『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

中盤にはしっかりフード描写もあって、満足度うなぎのぼり。そこから先はネタバレ回避のため多くは語れないが、とにかく前のめりで釘付けになる展開の連続。心のどこかで「なんだかんだあったけどめでたしめでたし!」を期待していると、ドスンと救いのない現実を見せつけてくる容赦の無さもある。このあたりは俳優としてハードな作品に出演してきたファン・ビョングク監督の“らしさ”だろうか。

『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

観客を見事に欺く心拍数爆上がりの終盤から、クライマックスの“答え合わせ”はニヤニヤが止まらない。こんな韓国映画が観たかった! と思わせてくれる興奮を、ぜひ劇場で味わおう。

『YADANG/ヤダン』©︎ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

『YADANG/ヤダン』は1月9日(金)より全国公開

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『YADAN/ヤダン』

制作年: 2025