小島秀夫を10年前に救った思い出の地“コミコン”で『DEATH STRANDING』を語る

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ライター:BANGER!!! 編集部
小島秀夫を10年前に救った思い出の地“コミコン”で『DEATH STRANDING』を語る
小島秀夫がPS4用ゲームソフト『DEATH STRANDING』を「コミコン・インターナショナル」で発表

 

ゲーム・クリエイター小島秀夫監督が、ノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセンなど世界的な人気俳優がゲームキャラクターを演じることで話題となっている最新作のPS4®『DEATH STRANDING』(2019年11月8日発売予定)を引っさげ、米国カリフォルニア州サンディエゴの「コミコン・インターナショナル」に登場!コミコンに集まった世界中のファンに向けて、『DEATH STRANDING』のコンセプトやコミコンへの想いを語りました。

コミコン会場に貼られたスケジュール。<5:15「Hideo Kojima: Master Storyteller」>

-数ヶ月前に公開した『DEATH STRANDING』の予告映像が話題となっていますが、どんなことをファンに伝えたいと思って、予告映像を作りましたか?

小島秀夫:まったく新しいゲームなので、テーマ、物語、世界観、キャラクター、そしてゲーム性というものを掴んで欲しいと思い、映像を作りました。『DEATH STRANDING』は、近未来の物語で、現代の社会を反映させたメタファー的な設定になっています。今、僕らが住む世界は孤立し分断された、そういう時代の中で生きています。世界中がオンラインゲームで繋がっているにも関わらず、孤立しているというか、オンライン上でも棒で殴り合っているような時代です。その分断された社会に焦点を当てて『DEATH STRANDING』を作っています。

予告映像で、梯子を立てたり、ロープの杭を打ったりするシーンがあったと思うのですが、40年ぐらい前にコンピューターゲームの「ドンキーコング」、「スーパーマリオ」、「レッキングクルー」などのオマージュになっています。その当時のアーケードとかファミコンのゲームは二次元で、上下移動する場合は、梯子とロープを使っていましたよね。『DEATH STRANDING』では、3D空間で物理的な計算をして、梯子を置いたり、ロープを使うことでそのオマージュを体験してもらうことを考えました。

-このゲームで“世界を繋げていく”というメッセージを発信されていましたが、詳しく教えてください。

小島:主人公のサムは、たった一人で道なき道を歩き、世界を繋げていきます。人と人、都市と都市。プレイヤーは、たった一人でゲームをプレイすることになりますが、同じようにゲームソフトを買った人が世界中にいるので、その人たちと間接的に繋がっていくゲームになっています。

僕はオタクです。(ギレルモ・)デル・トロとは友達になれたのですが、親や先生など周りに理解者がずっといませんでした。僕はたった一人なのかな、僕は頭がおかしいんじゃないかと思っていました。10数年前にコミコンを訪れたときに、僕と同じような人がいっぱい居て、一人ではないことを実感しました。『DEATH STRANDING』では僕がこの時に感じた想いを描いています。

このトークイベントで、小島秀夫自らが手がけたキービジュアルも公開された!

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