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「MCUフェーズ4は“新しいステージの幕開け”」新作ラインナップ発表直後のマーベル・スタジオ社長を直撃!

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ライター:#BANGER!!! 編集部
「MCUフェーズ4は“新しいステージの幕開け”」新作ラインナップ発表直後のマーベル・スタジオ社長を直撃!
マーベル・スタジオ社長、ケヴィン・ファイギ

 

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の舵取り役であるマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが、サンディエゴ・コミコンでの新作ラインナップ発表直後の興奮冷めやらぬ中、BANGER!!!のインタビューに応じてくれた!

―今から公開が待ち遠しい作品をたくさん発表されましたが、MCUフェーズ3ではこれまでの10年間、23作品をを締めくくるステージでしたが、フェーズ4のテーマは何ですか?

ケヴィン・ファイギ:フェーズ4は“新しいステージの幕開け”です。フェーズ4の1作目となる『ブラック・ウィドウ(原題)』(2020年5月1日米国公開予定)は、彼女の過去を振り返る“始まりの物語”となっています。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)に至るまで、彼女がどんな人生を送って、今のブラック・ウィドウの姿になったかわかります。そして、彼女の過去を通して重大な歴史が明らかになりますよ。

―MCUフェーズ4で、ブラック・ウィドウの単独映画を作ることになったのは何故ですか?

ケヴィン:フェーズ3の大きな山場である『アベンジャーズ/エンドゲーム』に向かって物語を進めていたから、その間はなるべく個々の物語を控えるようにしていました。ブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソンも、フェーズ4になってからの単独映画がベストなタイミングだと語っていました。ブラック・ウィドウが初登場した『アイアンマン2』(2010年)や、主要メンバーとして描かれた『アベンジャーズ』(2012年)の後ではなく、大きく物語が進んで、ブラック・ウィドウのキャラクターに磨きがかかる絶好のタイミングを見計らって、単独の映画を作ることになりました。

―「マイティ・ソー」シリーズ第4弾は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督の続投となりましたね。

ケヴィン:ワイティティは素晴らしい脚本家でもあり、フィルムメーカーだよ。そして、主演を務めたクリス・ヘムズワースは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を経て、著しく成長しているんだ。それと、今日発表した題名『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』(2021年11月5日米国公開予定)は、直球で大胆不敵で最高だね! クリス、テッサ(・トンプソン)、タイカ監督なら期待に応えてくれるはずさ。彼らを応援したいと思う。

―MCU初参戦となるマハーシャラ・アリの『ブレイド(原題)』出演はサプライズでした!

ケヴィン:僕らも皆に発表が出来て最高の気分だよ。ここ何年か、マハーシャラ・アリに演じて欲しいキャラクターを探していました。ある時、アリに「ブレイド役はどうかな?」と聞いたところ、「是非、やりましょう!」とこの役を快く引き受けてくれたことで、『ブレイド(原題)』(公開時期未定)の企画が大きく動き出しました。

―マーベル・スタジオはトップクラスの俳優をキャスティングしていますが、『エターナルズ(原題)』にアンジェリーナ・ジョリーの出演が決まりましたね。

ケヴィン:マーベル・スタジオは映画作りを情熱を注いでいて、俳優たちもその想いを高く評価してくれて、MCUへの参戦を決めてくれているんだと思う。時折、マハーシャラ・アリやアンジェリーナ・ジョリーなどのスターたちからコンタクトがあって、そんな時に彼らと何か一緒に出来ることはないかと考えるんだ。幸いなことに、ブレイド役のマハーシャラと『エターナルズ』(2020年11月6日全米公開予定)セナ役のアンジェリーナ、どちらも二人にぴったりなキャラクターが見つけることが出来ました。

そして、アンジェリーナが出演する『エターナルズ(原題)』は、これまでにないまったく新しい物語です。『エターナルズ(原題)』は、原作者のジャック・カービーが生み出した壮大な叙事詩です。これまでのMCUでも描かれてこなかった、まだ地球上に生物が生まれていない遥か昔の物語です。素晴らしい映画監督のクロエ・ジャオが新しい物語に導いてくれるはずです。楽しみに待っていてください。

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