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「油でこんがり揚げられた手は傑作でした(ニッコリ)」【15禁】激痛アクション『Mr.ノボカイン』特別映像

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ライター:#BANGER!!! 編集部
「油でこんがり揚げられた手は傑作でした(ニッコリ)」【15禁】激痛アクション『Mr.ノボカイン』特別映像
『Mr.ノボカイン』©2025 PARAMOUNT PICTURES.
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「手を火傷し、拳にガラスが突き刺さり、爪は剥がれ落ちる」

そんな<痛くないけど見た目がヤバすぎる>主人公の姿をリアルに描くうえで、特殊メイクへのこだわりは欠かせない要素だったと明かすのは、ロバート・オルセン監督だ。

物語を通して、ノボカインがボロボロになっていく様子を目の当たりにするわけです。すっかり打ちのめされ、傷だらけになっていて、彼の顔を見れば、彼が経験したことが一目瞭然なんです。

2回目の戦闘シーンでは火傷した手を、3回目のシーンではガラスにぶつけて傷ついた拳を。その次のシーンでは、爪が剝がされています。つまり、観客は彼を見ているだけで、どれだけ壮絶な道のりを歩んできたかが分かるのです。この要素を私たちは常に大事にしていました。

『Mr.ノボカイン』©2025 PARAMOUNT PICTURES.

そんな“痛そうエピソード”を大真面目な表情で明かすオルセン監督。観ているだけで問絶必至の“激痛ノボ・メイク”の狙いは、問答無用の感情(痛覚?)移入にあったようだ。

さらにこの特殊メイクは単にリアルなだけではなく、スタントの動きに違和感なく馴染ませる必要があった。そのため、スタント・コーディネーターや俳優たちは“痛そうすぎるのに無痛”という難題に真正面からチャレンジした。

ぐにゃりと折れた腕や、油でこんがり揚げられた手など、思わずゾワッとする激痛ビジュアルのオンパレードを“当たり前”のように見せなければならなかったのだ。

『Mr.ノボカイン』©2025 PARAMOUNT PICTURES.

「こんがり揚げられた手は傑作でした」

そんな異次元アクションを「難しかったけど、とても楽しかったよ」と笑顔で振り返るクエイドは、中でも“油でこんがり揚げられた右手“がお気に入りだという。「その手で普通のジェスチャーをするのが大好きでした。なぜなら、すべてが滑稽で気味悪く見えるから。まさに私がこの映画に求めていたものでした」と、大満足の様子で語っている。

『Mr.ノボカイン』©2025 PARAMOUNT PICTURES.

オルセン監督も「こんがり揚げられた手は傑作でした」と同意する。「ネイサンが手をフライヤーに突っ込むシーンは、彼が初めて自分の能力を有利になるように使おうと決意した瞬間です。そしてそのシーン以降、彼の手はずっと揚げられたままです。ジャックは撮影中、焦げたホットドッグのようにカリカリに揚がった手で歩き回らなければならず、その姿に皆を怖がらせていました」と“揚げられた手”にまつわる香ばしいエピソードを嬉しそうに語ってくれた。

痛そうすぎるのに本人は全く痛くない、主人公”以外”が悶絶する前代未聞の痛快アクション映画『Mr.ノボカイン』は6月20日(金)より全国公開。

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『Mr.ノボカイン』

生まれつきどんな痛みも感じない体を持つ男、Mr.ノボカイン。
マジメな銀行員としてごく普通の人生を歩んできた彼だったが、ある日大切な彼女が銀行強盗の人質にとられてしまう。
“戦闘力ゼロ”のノボカインが彼女を助け出すために使える武器は、“痛みゼロ”の体だけ。
生まれて初めて無痛の体が役立つ時がきたが、不死身というわけではない。

監督:ダン・バーク&ロバート・オルセン
出演:ジャック・クエイド(「ザ・ボーイズ」シリーズ、『オッペンハイマー』)、アンバー・ミッドサンダー(『プレデター:ザ・プレイ』)、
レイ・ニコルソン(『プロミシング・ヤング・ウーマン』)、ジェイコブ・バタロン:(『スパイダーマン』シリーズ)

制作年: 2025