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「斧でセルフ頭カチ割り」「腐臭を放つ風船人間」グロすぎ“悪魔感染”を描く『邪悪なるもの』の恐ろしさ

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ライター:#BANGER!!! 編集部
「斧でセルフ頭カチ割り」「腐臭を放つ風船人間」グロすぎ“悪魔感染”を描く『邪悪なるもの』の恐ろしさ
『邪悪なるもの』 © 2023 Digital Store LLC
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アルゼンチン発『邪悪なるもの』の衝撃

南米アルゼンチンから、またしても超残酷ホラー映画が登場。監督は、前作『テリファイド』がギレルモ・デル・トロ製作でハリウッドリメイクが決定したことでも話題を呼んだ鬼才デミアン・ルグナ。そんなルグナ監督が前作の反響に応えるべく作り上げた最新作『邪悪なるもの』は、悪魔の憑依が伝染病のごとく拡大するという一層ツイストの利いた設定のオカルト・ホラーだ。

シッチェス映画祭で中南米初の最優秀長編映画賞を獲得

教会が終わった、神なき世界。悪魔に魂を乗っ取られ、体が腐敗していく者――“悪魔憑き”の存在が人々の生活に暗い影を落としていた。“悪魔憑き”は処理人によって適切に処理されなければならず、古くから伝わる7つのルールを守らなければ、悪魔の力がまるで伝染病のように広がって人々を蝕み、やがてこの世の終わりが到来するという。

ある日、ペドロとジミーの兄弟は村の外れに変死体を発見し、さらには近隣の住民が家族に出た“悪魔憑き”を隠していることに気付く。二人は7つのルールに従って慎重に対処しようとするが、伝承を信じない人々の無謀な行動によってタブーは犯され、周囲は“悪魔憑き”で溢れかえってしまうのだった。

最愛の家族を守るべく、ペドロとジミーは感染から逃れようと姿の見えない悪が蔓延るアルゼンチンを途方もなく彷徨い始めるが……。

『邪悪なるもの』 © 2023 Digital Store LLC

容赦のない残酷な物語とショッキングな映像表現が評価され、ジャンル映画の権威<シッチェス・カタロニア国際映画祭>ではラテンアメリカ作品初の最優秀長編映画賞受賞という快挙を成し遂げた本作。米映画レビューサイトRotten Tomatoesの批評家スコアでは、脅威の96%フレッシュ(24/10/30 現在)を記録している。

『邪悪なるもの』 © 2023 Digital Store LLC

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