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北欧の伝説的ホラーついに劇場公開
死体嗜好、屍姦、皮膚を剥ぐ猟奇殺人鬼……。タブー満載の衝撃的なテーマを扱いながら、カンヌ国際映画祭の批評家週間への出品をはじめ、各国の映画祭で上映されるや「ヨーロッパで最も恐ろしい映画」と絶賛された、北欧カルトホラーの傑作が30年の時を経てデジタルリマスター版で蘇る。
1月17日(金)より公開中の『モルグ 屍体消失 デジタルリマスター』は1994年のデンマーク作品。当時本国で公開されるや、その年の興行成績1位を記録したという伝説的な作品ながら、日本ではVHSが発売されたのを最後に長らく視聴困難な状況が続き、マニアの間で語り継がれる幻の作品となっていた。
『モルグ 屍体消失』© THURA FILM 1994
連続猟奇殺人、おぞましい被害者の死体……
夏休みに病院の遺体安置所(=モルグ)で夜警のアルバイトを始めた法科学生マーティン。深夜に見回りをするだけの簡単な仕事のはずだったが、前任の夜警からそこが曰く付きの場所であることを聞き、死体がずらりと並ぶその異様な雰囲気に冷たい恐怖を覚える。
『モルグ 屍体消失』© THURA FILM 1994
その頃、娼婦を狙った連続猟奇殺人事件が世間を騒がせており、彼が働く病院にも皮膚を剥ぎ取られたおぞましい被害者の死体が運び込まれてくる。その日を境に彼の周りで不可解な出来事が起こるようになり、マーティンはさらなる妄執に取りつかれていく。
ある日、遺体安置所の死体が不自然に動かされている痕跡が見つかり、事件を捜査するウォーマー警部は、状況証拠からマーティンに屍姦・妄想狂の疑惑の目を向けるようになる……。
『モルグ 屍体消失』© THURA FILM 1994
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