かわいいビッチが毎日殺されながら犯人探し!『ハッピー・デス・デイ』は新感覚タイムループ・爆笑ホラーだ!!

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ライター:橋本宗洋
かわいいビッチが毎日殺されながら犯人探し!『ハッピー・デス・デイ』は新感覚タイムループ・爆笑ホラーだ!!
『ハッピー・デス・デイ』©Universal Pictures
同じ時間を何度も繰り返す、いわゆる“ループもの”映画は数あれど、そこにサイコな殺人鬼に襲われるヒロインの物語をミックスしてしまったのが2019年6月28日(金)から公開中の新感覚ホラー・コメディ『ハッピー・デス・デイ』だ!!

かわいいビッチが主人公! ……のはずが、いきなり死亡!?

自分の誕生日、二日酔いの頭痛に苦しみながら目が覚めたら、知らない男のベッドにいた。『ハッピー・デス・デイ』は、そんな生活を送っている女子大生・ツリー(ジェシカ・ロース)が主人公だ。はっきり言って共感できない人物。しかし、物語が進むうちに変化が訪れる。つまり成長するわけだが、どういう過程かというと、これが“殺されながらの成長”なのだった。

『ハッピー・デス・デイ』©Universal Pictures

知らない男の部屋で目覚めた、その日の夜。ツリーは大学のバスケチーム応援用マスクをつけた謎の人物に殺される。この映画、なんと“主人公が殺される”のがすべての発端なのだ。そして殺されたと思ったら、また同じ誕生日に同じ男のベッドで目が覚める。

何度も何度も殺されては目が覚めて、これはいったいどういうことだ? と謎解きにかかるわけだが、怪しい人間を片っ端から調べて「こいつじゃなかった」で殺され、「あいつはどうだ」でまた殺され……。しかも、殺され方は毎回違うという恐怖もついてくる。

『ハッピー・デス・デイ』©Universal Pictures

そうやって“死んでは目覚めて”の同じ1日を繰り返していくうちに、ツリーは周囲の人間に対する理解を深めていくことになる。この異常な体験によって、自分自身も変わっていくのだ。

スリルと笑いが散りばめられたループ系青春ホラーコメディ!

これ、映画ファンなら「あれが元ネタだな」と分かるはず。その通り、『ハッピー・デス・デイ』は“あの映画”の青春ホラーコメディ版だ。かといって、もちろん単なる“イタダキ”やパロディではない。

『ハッピー・デス・デイ』©Universal Pictures

殺されながら犯人探しをするという斬新さとスリル。随所に散りばめられたブラックな笑い。ひねりにひねった展開は先を読むのが難しく、つまりそれだけストーリーに入り込むことができる。

「てことは、ああなる?」だったり「いや、これじゃ終わんないでしょ」だったり、頭の中で映画と対話(知恵くらべ)している感覚も楽しい。一見さん大歓迎、映画ファンならば、なお楽しめるはずだ(ツリーが目覚める部屋のポスターにも注目)。

『ハッピー・デス・デイ』©Universal Pictures

ヒット作連発で話題のブラムハウス・プロダクション製作、フレッシュで切れ味鋭い快作は、2019年7月12日(金)公開の続編『ハッピー・デス・デイ 2U』まで“含めて必見”と言っておきたい。

文・橋本宗洋

『ハッピー・デス・デイ』は2019年6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

『ハッピー・デス・デイ』

ビッチな女子大生ツリーは誕生日の朝、泥酔し見知らぬ男のベッドで目を覚ます。だが「今日はすでに経験している」ように感じるのだ…。
執拗に迫る殺人鬼の正体は?爆笑と恐怖をループで繰り返す、コメディ・ホラー!

制作年: 2017
監督:
キャスト:
  • BANGER!!!
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