梶裕貴に甘える島﨑信長と内田雄馬 「破局後のボディタッチはずるい!」青年たちの愛を描く『モーリス』新録吹替版 完成披露イベント

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ライター:BANGER!!! 編集部
梶裕貴に甘える島﨑信長と内田雄馬 「破局後のボディタッチはずるい!」青年たちの愛を描く『モーリス』新録吹替版 完成披露イベント
梶裕貴(写真中央)、島﨑信長(写真右)、内田雄馬(写真左)
2019年7月21日(日)21時から放送される『モーリス 4K【ムービープラス新録吹替版】』に先駆け、完成披露イベントが開催された! メインキャストの吹替を務める人気声優の梶裕貴、島﨑信長、内田雄馬が登壇した、ツッコミ満載のイベントの様子をレポートします。

別れてからも未練がましいクライヴの言動に、梶&島﨑が物申す!

モーリス役:梶裕貴

開局30周年を迎えたCS映画専門チャンネル ムービープラスは記念企画のひとつとして、ジェームズ・アイヴォリー監督が青年たちの愛と苦悩を描写した文芸ロマン名作『モーリス』(1987年)の新録吹替版を制作、2019年7月に放送する。

この放送に先立ち、2019年6月16日(日)にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて完成披露イベントを敢行。主人公のモーリス・ホール役の梶裕貴、モーリスが恋する青年クライヴ・ダーラム役の島﨑信長、野性的な魅力でモーリスを惑わせるアレック・スカダー役の内田雄馬と、主要キャストを吹替えた3名が登壇した。

クライヴ役:島﨑信長

3人は『モーリス』の落ち着いた世界観に合わせるかのように、それぞれモノトーンのシックな出で立ちで登場。

本作について梶は「本当に美しい映画」とし、視覚的な美しさだけでなく、人間の心にある光と影の部分さえも美しく描かれていたと評す。続く島﨑も、自身が演じたクライヴに注目して観ていくなかで「客観的にはこれってダメなことだけど、人間ってこういうことしちゃうよね。なんでこうしたんだろう?」と想像する余地がある「心も頭も楽しめる映画」と語る。時代背景を聞いた際には「難しいお話なのかな? と構えてしまった」と明かす内田だったが、実際に観た『モーリス』で描かれる心のやり取りは「いまの時代にも通ずるものがある。共感する部分がたくさんあった」と語った。

アレック役:内田雄馬

それぞれのキャラクターについて話題が移ると、さらにトークが白熱。モーリスは自分の思いに素直で、喜怒哀楽をストレートに表すピュアな人物、クライヴは世間や立場に縛られ、「自分は何を守るべきか」と葛藤する人間らしい人物、アレックは衝動的に動き、モーリスが閉ざした心の扉を開く鍵となる人物と分析。

特にモーリスに対するクライヴの言動は演じている彼らも思うところがあったようで、梶が「モーリスの気持ちを思うと、電話のシーンが辛かった。(モーリスと電話するクライヴが)横で奥さんとイチャイチャしながらさぁ」とこぼすと、島﨑も「ずるいんですよね。自分からモーリスを手離したくせに『手元には置いておきたい』みたいな」と応じ、別れてからもモーリスに再会するたびにさりげなくボディコンタクトをとるクライヴについて、「もうお前のもんじゃないんだ! その小突くみたいなの、付き合ってるときにやるやつだろ!」(梶)、「キスとかするくせに『もう割り切れてるよね』みたいな!」(島﨑)と、思わず立ち上って熱弁を振るうふたりだった。

「取り乱しました、すいません」と笑う梶に、「そんな取り乱すモーリスを見て、アレックは笑ったんですよね」(※雨のなか窓を開けるモーリスをアレックが外から見ているシーン)と、作品本編と絡めて内田が畳みかけると、会場は爆笑に包まれた。

“甘え上手”な島﨑&内田に挟まれ、“甘えさせ上手”な梶が本領を発揮!?

続いて、『モーリス』にちなんだ質問に対して◯✕で答える「◯×『モーリス』」のコーナー。突然バラエティ色が強くなったイベント内容に戸惑いをみせる3名を尻目に、矢継ぎ早に質問が投げかけられる。

1. 親友と呼べる人がいる【梶:◯ 島﨑:◯ 内田:◯】
2. 好きな人に自分から告白できる【梶:◯ 島﨑:◯ 内田:◯】
3. 好きな事に没頭してしまう【梶:✕ 島﨑:◯ 内田:◯】
4. 最近、泣いた【梶:◯ 島﨑:◯ 内田:◯】
5. 嘘や隠し事も必要だと思う【梶:◯ 島﨑:◯ 内田:△】
6. 人の目は気にしない【梶:✕ 島﨑:✕ 内田:✕】
7. 子どもの頃、先生に教わって今も守っていることがある【梶:◯ 島﨑:✕ 内田:◯】
8. すぐイライラ(怒る)する【梶:◯ 島﨑:△ 内田:△】
9. 甘えられるより、甘えるほうが好きだ【梶:◯ 島﨑:✕ 内田:◯】
10. 傷付いたとき、自分なりの回復方法がある【梶:✕ 島﨑:◯ 内田:◯】
11. じゅうたんでぐるぐる巻きにされてみたい【梶:◯ 島﨑:◯ 内田:◯】
12. 今後、ひげを生やしてみたい【梶:◯ 島﨑:◯ 内田:◯】
13. 異性の仕草や行動にドキっとすることがある【梶:◯ 島﨑:◯ 内田:◯】
14. 異性の仕草や行動に逆に引くことがある【梶:◯ 島﨑:◯ 内田:◯】

淡々と進行する展開に「え? これを掘り下げるでもなく?」「『印象に残ったシーンは?』みたいなのは……?」「僕らのこんなこと、どうでもいいと思うんですけど?」とツッコミを入れる3名だったが、出されたお題に対して素直に答えていく姿に客席からは笑いがこぼれる。

「○×『モーリス』」の様子

「甘えられるより、甘えるほうが好きだ」で唯一「✕」を出した島﨑は「甘えてくれないと、こっちも甘えられないから」と理由を語るも、「でも、この2人は甘え上手。すぐくっついてくる」と梶が指摘。一方、島﨑と内田は梶こそが“甘えさせ上手”であると分析。「梶さんは甘えたがりを引き寄せる性質がある。梶さんがいると僕のなかの甘え度がアップする」(島﨑)、「梶さんはボソッと言ったことでも、ちゃんと後で拾ってくれる。一挙手一投足を無駄にしないでくれる」(内田)との言葉に、梶は「あとで“(じゅうたんで)ぐるぐる巻き”にしてあげるからね」とユーモアたっぷりに応戦した(注:じゅうたんでぐるぐる巻きのシーンは『モーリス』本編でご確認ください!)。

<後編につづく>

取材・文:とみたまい

『モーリス 4K【ムービープラス新録吹替版】』は、2019年7月21日(日)21時放送。本編直前には吹替収録現場の舞台裏やインタビューの様子などをおさめた「特番『モーリス 4K』新録吹替 ~人気声優に密着!~vol.1」も。本イベントの模様は、「特番『モーリス 4K』新録吹替 ~人気声優に密着!~vol.2」として2019年8月に放送予定。

『モーリス 4K【ムービープラス新録吹替版】』

20世紀初頭イギリス。ケンブリッジ大学でモーリスは同性愛を肯定するクライヴと出会い、恋愛関係をはぐくむ。卒業後も関係は続くかに見えたが、同級生が同性愛者として逮捕され全てを失うのを目の当たりにしてクライヴは激しく動揺し…。
1988年日本公開当時センセーションを巻き起こし、英国美男子ブームの火付け役となった名作。

制作年: 1987
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