• BANGER!!! トップ
  • >
  • 映画
  • >
  • 愛されマッチョ俳優、マ・ドンソク。“マブリー”な素顔とは?【独占インタビュー】

愛されマッチョ俳優、マ・ドンソク。“マブリー”な素顔とは?【独占インタビュー】

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
ライター:#石津文子
愛されマッチョ俳優、マ・ドンソク。“マブリー”な素顔とは?【独占インタビュー】
韓国映画界最強の俳優、マ・ドンソク

­映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』で日本でも一躍脚光を浴びた、マ・ドンソク。最新主演作『悪人伝』がカンヌ映画祭<ミッドナイト・スクリーニング部門>に選出された。カンヌ滞在中のマ・ドンソクにBANGER!!!独占インタビューを敢行!

最新作では強面のギャングのボスを演じる!

「THE GANGSTER, THE COP, THE DEVIL」©2019 KIWI MEDIA GROUP. ALL RIGHTS RESERVED

ドンソク兄貴(と呼びたい)は『新感染~』(2016年)以来、『ファイティン!』(2018年)、『無双の鉄拳』(2018年)など大きな体にやさしい心、というキャラクターを演じ人気を博してきた。しかし今回は韓国でのタイトルが『悪人伝』となっているように、手段を選ばぬギャングのボス、という今までとはちょっと違うキャラクターだ。それでもやっぱり女性と子供にはやさしく、昔気質のところを見せたり、やっぱりドンソク兄貴だぜ、と思わせてくれる。映画は連続殺人犯に狙われたボスと、一匹狼の刑事が手を組み、殺人犯を追うというストーリー。激しいというより、生々しい、痛々しいアクションが満載だ。必殺技の張り手も健在!

「THE GANGSTER, THE COP, THE DEVIL」©2019 KIWI MEDIA GROUP. ALL RIGHTS RESERVED

カンヌにドンソク兄貴が降臨!青空の下、独占インタビューを敢行<一部ご紹介>

少年時代に家族でアメリカに渡ったドンソク兄貴は、若い頃は苦労もしたそう。「アメリカではパーソナル・トレーナーをはじめ、皿洗いやクラブの用心棒など、いろんな仕事をしましたが、ずっと俳優になりたかった。以前は今よりもっと体が大きかったんです。韓国で俳優になるには大きすぎて、一発屋になるだろう、と言われていました」とのこと。長く個性派の脇役で、40代後半になってから主演スターとなり、見事な遅咲きの花を咲かせたのだ。『悪人伝』はドンソク兄貴主演でのハリウッド・リメイクも決定。なんと製作はあのシルヴェスター・スタローンだ。
「子供の頃に『ロッキー』(1976年)を観て、アクション俳優を目指したので、とても光栄です」と笑顔で語った兄貴。国際的には今後ドン・リー(DON LEE)という名前で活動し、さらにマーベル作品『エターナルズ(原題)』の出演も予定している。インタビューも、私の英語にあわせて途中から英語で答えてくれていた。やさしい!

まだまだこれ以外にも、マ・ドンソク兄貴は沢山の質問に答えてくれたので、また別の機会にご紹介したいと思います。そして、インタビューの一部は、ムービープラスのカンヌ映画祭授賞式番組でも放送予定なので、こちらもお見逃しなく!

インタビュアー石津文子とマ・ドンソク兄貴 二人で指ハート!

インタビュアー・文:石津文子

『悪人伝』は2020年7月17日よりシネマート新宿ほか順次全国公開

Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook

『悪人伝』

凶暴なヤクザの組長チャン・ドンスが、ある夜何者かにめった刺しにされる。奇跡的に⼀命をとりとめたドンスは対立する組織の仕業を疑い、手下を使い犯人探しに動き出す。一方、捜査にあたるのは、暴力的な手段も辞さない荒くれ者のチョン刑事。彼は事件がまだ世間の誰も気づいていない連続無差別殺人鬼によるものであると確信し、手がかりを求めてドンスにつきまとう。互いに敵意を剥き出しにしながら自らの手で犯人を捕らえようとするドンスとチョン刑事。しかし狡猾な殺人鬼を出し抜くために互いの情報が必要であると悟った2人は、いつしか共闘し犯⼈を追い詰めてゆくーー。

制作年: 2019
監督:
出演: