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このペテン師め! 世界のビッグ企業の不正を暴きまくるNetflixのドキュメンタリーシリーズ『汚れた真実』

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ライター:#BANGER!!! 編集部
このペテン師め! 世界のビッグ企業の不正を暴きまくるNetflixのドキュメンタリーシリーズ『汚れた真実』
Netflixオリジナルドキュメンタリー『汚れた真実』独占配信中

Netflixといえば、劇場公開された映画やテレビ放送されたドラマはもちろん、オリジナル作品のラインナップの豊富さが魅力だが、中でも独自に制作したドキュメンタリー作品の質の高さに定評がある。そんなハイクオリティなドキュメンタリーシリーズの中から、今回は『汚れた真実』を紹介したい。

Netflixオリジナルドキュメンタリー『汚れた真実』独占配信中

爆弾番組に企業も戦々恐々!?

本作は、世界の巨大組織の闇を1話完結で暴いていくもの。例えば一流車メーカー<フォルクスワーゲン>のディーゼル車絡みの企業不正や、大手銀行<HSBC>がメキシコの麻薬カルテルの資金洗浄をしてました、といった衝撃の裏の顔などなど、「え、そんなひどいことが世の中で起きてるの? しかも超一流企業で!?」と、一気に企業不信に陥るような現実がつまびらかにされていく。

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それにしても一体どこの誰がこんな怖れ知らずな作品を作ったのか調べてみると、『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』(2005年)や、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『「闇」へ』(2007年)など骨太なドミュメンタリー作品で知られるアレックス・ギブニー監督が製作総指揮に名を連ねていた。

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アメリカ大統領を「ペテン師」呼ばわり

本作の追求の手はドナルド・トランプ大統領にも容赦なく迫る。タイトルはずばり「ペテン師」だ(シーズン1:第6話)。

2016年の米大統領選挙で、勝利確実と目されていた民主党候補のヒラリー・クリントン氏を破り、第45代アメリカ合衆国大統領となったドナルド・トランプ。大統領になる前は「大富豪」「成功したビジネスマン」「一等地にビルを持ちまくる不動産王」として知られていた。しかし本作は、それがトランプによる巧妙なイメージ操作によって作られた仮面であることを暴いていく。実際は、そもそも不動産業は父親の成功を継いだものだし、カジノ経営に進出した時は盛大に失敗。これまで4回の破産を経験し、不動産投資セミナー「トランプ大学」は数百万円という高額な授業料を不当に払わされたと元受講者らから集団訴訟を起こされた(その後、トランプ側が和解金を支払って示談に)。こんな人が一国の、しかもアメリカの大統領なの!? と呆然としてしまう。

Netflixオリジナルドキュメンタリー『汚れた真実』独占配信中

ちなみにシーズン2では、トランプの娘婿ジャレッド・クシュナー(トランプの愛娘イヴァンカ・トランプと結婚)を取り上げた「ブラック大家」という回もあって、先代が築いた不動産事業を継いだ後は、自社の利益を優先し、賃料を吊り上げるために住民たちに嫌がらせをして追い出そうとするなど、こちらも義父に負けないえげつなさなのでぜひご覧いただきたい。

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毎話毎話、よくもまあここまでひどいことを大企業がしたもんだという怒りと、ついでに絶望もこみ上げるシリーズではあるが、しかし世界で起こっている現実を知ることは大切。1話=1時間程度で見やすいし、これまでニュースなどには興味がなかった人もきっとわかりやすく興味を持って見ることができるので、社会派ドキュメンタリー初心者にもおすすめのシリーズだ。

Netflixオリジナルドキュメンタリー『汚れた真実』独占配信中

『汚れた真実』はNetflixで独占配信中

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『汚れた真実』

悪質なペイデイローン(給料担保貸し付け)業者や、排ガス試験の不正を行う自動車メーカーなど、欲と虚飾に満ちた会社ぐるみの違法行為をすっぱ抜く。

制作年: 2018