元ネタ比較! Netflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の基本トリビア 80年代映画と音楽

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ライター:BANGER!!! 編集部
元ネタ比較! Netflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の基本トリビア 80年代映画と音楽
Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

 

シーズン3配信開始! イッキ観のチャンスだ!

Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』、ついに待望のシーズン3が配信開始! 世界中で一大ムーブメントを巻き起こしている『ストレンジャー・シングス』だが、どうやら「シーズン1に乗り遅れたせいで結局スルーしたまま……」みたいなネトフリユーザーもいるらしい。

ということで、シーズン1~2を超ざっくり振り返りつつ、ディティールに関するトリビア的な情報もちょっぴりご紹介。なにはともあれ、絶対に後悔はしないので早く観て!!

※本記事は『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1~2の内容に触れています。閲覧には十分ご注意ください。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

まず物語の舞台となるのは1980年代、アメリカの小さな田舎町ホーキンス。ある日、ごく普通の少年ウィル・バイヤーズが失踪したことをきっかけに、家族や友人、町民たちが人智を超えた不可解な事件に巻き込まれていく。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

ウィルを探す親友マイク(フィン・ヴォルフハルト)、ダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)、ルーカス(ケイレブ・マクラフリン)の3人は、森の中で遭遇した謎の少女イレブン(ミリー・ボビー・ブラウン)を仲間に加えて捜索を続けていくうちに、田舎町に隠された驚くべき秘密を知ることに……というのが基本展開だ。

田舎町で起こった不可思議な事件に首を突っ込んだら大変なことになりました! みたいな展開は今昔問わずSF映画の定番設定だが、80年代当時まだ生まれていなかった若いネトフリユーザーにとって『ストレンジャー・シングス』で描かれる文化や風景は逆に新鮮なはず。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

当時青春まっ盛りだったX世代へのノスタルジー訴求だけでなく、ミレニアル~Z世代にもリバイバル的に受け入れられたことが、世界中で大ヒットした理由のひとつだろう。少年少女たちのチープシック的な着こなしは要注目だ。

もはや伝説! シーズン1~2を超ざっくり振り返り

シーズン1ではマイクたちが失踪したウィルを探す中、イレブンが超能力を持っていることが明らかになる。ウィルの母ジョイス(ウィノナ・ライダー)や兄ジョナサン(チャーリー・ヒートン)は保安官ホッパー(デヴィッド・ハーバー)と共に捜索を続けるうちに、謎のモンスターと遭遇。ウィルを連れ去ったのは“異世界”から来た生物だったのだ。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

最終的にウィルは無事発見されるが、まだ“異世界”に片足を突っ込んでいる模様。イレブンが超能力を得た理由がほのめかされ、彼女に恋心を抱くマイクや、息子を案じるバイヤーズ一家、少年たちの家族を取り巻く人々の物語が描かれる。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

序盤からかなりのドタバタ展開でダレることもないので、もし未見であれば週末にでも一気に鑑賞してしまおう。お供にお菓子とジュースを忘れずに。

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シーズン2では、命を賭してウィルを現実世界に連れ戻したかに見えたイレブン(通称:エル)が生きていることが判明する。保安官ホッパーは謎の組織から彼女を隠すため一緒に暮らしていたが、年頃のエルの気持ちがわからず大ゲンカ。家を飛び出したエルは大都会シカゴへ向かい、自分と同じ過去を持つ超能力者カリと出会い成長する。しかし、マイクたちに危機が迫っていることを知りホーキンスに戻ることを決意するのだった。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

地下に広がる異世界の存在ががっつり描かれ、まるで映画『ミスト』のような世紀末感すら漂うシーズン2。ブッ飛んだ事件に直面し否応なく成長していく少年たちや、マックスとビリーの兄妹など新キャラも魅力的で、SF描写だけでなく人間ドラマもより重厚になっている。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

エンディングでは異世界の侵食が進んでいることが示唆され、絶望のあまり「結局なんにも解決してないんかい!」と突っ込みたくなること必至だ。

『E.T.』『グーニーズ』などへのオマージュや小ネタを盛り込みまくり!

ビジュアル、ストーリー、キャラクター、どこを切っても魅力があふれ出てくる『ストレンジャー・シングス』だが、作品タイトルや印象的なシーンに関する小ネタもチェックしておこう。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

監督のダファー兄弟が映画オタクぶりを発揮!

1980年代のアメリカといえば、スティーヴン・スピルバーグ監督やスティーヴン・キング原作の映画がいくつも大ヒットを飛ばしていた時代。『ストレンジャー・シングス』には『未知との遭遇』(1977)『エイリアン』(1979年)、『E.T.』『ポルターガイスト』(1982年)、『エルム街の悪夢』(1984年)『グーニーズ』(1985年)など、当時のSF~ホラー作品への愛がてんこ盛りだ。

イレブンの超能力設定は、デヴィッド・クローネンバーグ監督の念力スリラー『スキャナーズ』(1981年)や、背後に国家レベルの陰謀が潜んでいるという点も共通している『AKIRA』(1988年)などの影響が大きいはず。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

そしてエルが異世界と交信するために浸かるタンクは、『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』(1979年)や『マイノリティ・リポート』(2002年)からアイデアを拝借している。もちろん、アメリカの有名な都市伝説“モントーク計画”も元ネタになっているはずなので、気になる人はググッてみては。

異世界の入り口(?)のビジュアルは、スカーレット・ヨハンソン主演のインディー映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2014年)の影響が明らか。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

イレブンのキャラクターは、2013年リリースのアクションアドベンチャーゲーム「BEYOND: Two Souls」の主人公(演じているのはエレン・ペイジ)から、坊主頭~研究施設~超能力~使用後の鼻血設定まで参考にしている可能性が高い。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

テーマ曲やタイトルロゴにもこだわりアリ!

また、重厚なシンセサウンドが印象的なテーマ曲も元ネタが気になるところ。SURVIVEというバンドで活動するカイル・ディクソンとマイケル・スタインが手がけたテーマ曲は、一聴すると『オンリー・ゴッド』(2013年)のそれにクリソツだ。

重厚で不穏な曲調は、『ハロウィン』(1978年)や『遊星からの物体X』(1982年)のジョン・カーペンター監督が自ら手掛ける楽曲とも近い雰囲気だ。

同じフォントでそれっぽいロゴが作れるジェネレーターが登場するなど大流行したタイトルを制作したのは、名だたる企業/作品を顧客に持つデザイン会社・R/GA(R・グリーンバーグ&アソシエイツ)

過去に手がけた作品の中では、『デッドゾーン』(1983年)からはタイトル以外にも様々な影響が見て取れる。それにしても、30年以上を経てなおカッコいい最高のタイトルシークエンスだ。

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3:独占配信中

当然ながら今回ご紹介したトリビアはごく一部で、オタクで知られる監督のダファー兄弟は他にも様々なオマージュを込めているはず。『欲望』(1967年)や『ヴィデオドローム』(1983年)、さらにはジョン・ヒューズ監督の青春映画などジャンルを問わず影響を感じさせるシーンが満載なので、ダファー兄弟いわく「バイオハザードからたくさん影響を受けたんだ!」というシーズン3も、細部まで何度も観返してみよう。

Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン3は2019年7月4日(木)より独占配信

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