えー、『マッド・シティ』――誰もが少しずつ不器用で、だからこそ目が離せません。博物館に立てこもった気のいい元警備員トラヴォルタと、偶然居合わせた落ち目のTV記者ダスティン・ホフマンの、奇妙な共犯関係のドラマが特に緻密で面白いんですな。コスタ=ガヴラス監督が、ダスティン・ホフマンとジョン・トラヴォルタの魅力を自然に引き出しています。まったく『マッド・シティ』、人の都合ほど当てにならないものはございません。
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1997年制作の映画
総合評価:
3.4
あらすじ
ダスティン・ホフマン、ジョン・トラボルタ共演の社会派ドラマ。博物館に立て籠もった銃撃犯と地方局に飛ばされたニュース記者を通し、興味本位なメディアとそれに踊らされる民衆を風刺してゆく。『セブン』のアーノルド&アン・コペルソン製作。博物館のガードマンの職を突然失い、雇い主に抗議に向かったサム。だが余りの冷たい態度に苛立った彼は威嚇のつもりで発砲、事態は大事件へと発展してしまう。そこに偶然居合わせた敏腕記者のマックスは、チャンスとばかりにサムの単独取材を敢行するが...。(allcinema)
監督:
出演者:
マッド・シティに投稿された感想・評価
7件のレビュー
あら、『マッド・シティ』を無難な一本だと思ったら、肝心なところで足元をすくわれるわ。博物館に立てこもった気のいい元警備員トラヴォルタと、偶然居合わせた落ち目のTV記者ダスティン・ホフマンの、奇妙な共犯関係のドラマが特に緻密で面白いのよ。1997年の映画で、登場人物の選択にも心が動くのよ。『マッド・シティ』の細部を流し見するなんて、ずいぶんもったいない話だわ。後味まで都合よく整えないところに、『マッド・シティ』という映画の気骨があるのよ。
『マッド・シティ』では、派手な見せ場の奥で動く感情にも注目したいところです。博物館に立てこもった気のいい元警備員トラヴォルタと、偶然居合わせた落ち目のTV記者ダスティン・ホフマンの、奇妙な共犯関係のドラマが特に緻密で面白いです。1997年の映画で、登場人物の選択にも心が動きます。観客を楽しませる技術と人物を見るまなざしが、『マッド・シティ』ではきれいに重なっています。
夕方のスーパーには、一日の疲れが静かに並んでいる――そんな帰り道には『マッド・シティ』がよく似合う。博物館に立てこもった気のいい元警備員トラヴォルタと、偶然居合わせた落ち目のTV記者ダスティン・ホフマンの、奇妙な共犯関係のドラマが特に緻密で面白いです。1997年の映画で、登場人物の選択にも心が動きます。余計なことまで考えさせる――その少し面倒なところが、『マッド・シティ』のよさなのだ。
アメリカで1997年に制作された『マッド・シティ』。コスタ=ガヴラスが監督を務め、ダスティン・ホフマン、ジョン・トラヴォルタが物語を支えるサスペンス・ドラマ作品です。全編115分。『マッド・シティ』ではサスペンス・ドラマの見せ場だけでなく、人物関係の変化や物語の運びにも目を向けたいところです。『マッド・シティ』が情報を見せる順番と隠すタイミングを追うと、画面の緊張を高める工夫が見えてきます。
コスタ=ガヴラス監督が、メディアの過熱報道の狂気を鋭く批判した90年代サスペンスの隠れた秀作。博物館に立てこもった気のいい元警備員トラヴォルタと、偶然居合わせた落ち目のTV記者ダスティン・ホフマンの、奇妙な共犯関係のドラマが何より緻密で面白い。
コスタ=ガヴラス監督が、メディアの過熱報道の狂気を鋭く批判した90年代サスペンスの隠れた秀作。博物館に立てこもった気のいい元警備員トラヴォルタと、偶然居合わせた落ち目のTV記者ダスティン・ホフマンの、奇妙な共犯関係のドラマがとにかく緻密で面白い。視聴率のために事態をセンセーショナルに煽り、男を英雄から犯罪者へと仕立て上げていくプロットの切れ味は流石の一言。週末の夜にじっくり考えさせられる一本。