『フェイク』、観どころが一つでは終わらない映画です。特に、ジョニー・デップの、職務と組織の男たちへの情の間で精神が崩壊していく熱演が見事ですが、アル・パチーノが演じる、うだつの上がらない老ヤクザ・レフティの哀愁漂う佇まいが特に胸を打ちます。マイク・ニューウェル監督が、実話を基にマフィアの世界に潜入したFBI捜査官の悲哀を描いた90年代ノワールの隠れた傑作です。こういう作品があるから、映画を観る時間はやめられません。
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1997年制作の映画
総合評価:
3.5
あらすじ
数多くのマフィアを摘発したFBI潜入捜査官、ジョー・ピストーネの捜査の全貌を描いた実話の映画化。現在もマフィアに50万ドルの懸賞金を掛けられ、隠遁生活を送る伝説的潜入捜査官ジョー役を、ジョニー・デップが熱演。また骨太なドラマに磨きをかける、アル・パチーノの好演も見もの。単身、NYのマフィア組織に潜入したFBI捜査官ジョー。ドニー・ブラスコという潜入名で街に潜伏した彼は、ある日レフティという男に出会った。彼に息子のように可愛がられ、さらに危険な世界へと導かれてゆくドニー。そしてレフティはドニーの出現に夢を見、再び人生を掛けるが...。(allcinema)
監督:
フェイクに投稿された感想・評価
10件のレビュー
映画『フェイク』は、先の読めない展開と人間ドラマを楽しみたい方に向いています。特に、ジョニー・デップの、職務と組織の男たちへの情の間で精神が崩壊していく熱演が見事ですが、アル・パチーノが演じる、うだつの上がらない老ヤクザ・レフティの哀愁漂う佇まいが特に胸を打ちます。物語を追うと、物語を追いながら、登場人物の変化も一緒に楽しめます。見どころを押さえて観ると、『フェイク』の面白さがより伝わってきます。
『フェイク』、想像以上に余韻まできれいで、こういう映画を選べるセンスは大事にしたい。特に、ジョニー・デップの、職務と組織の男たちへの情の間で精神が崩壊していく熱演が見事ですが、アル・パチーノが演じる、うだつの上がらない老ヤクザ・レフティの哀愁漂う佇まいが特に胸を打ちます。人物の表情、余韻まできれい。『フェイク』の余韻までしっかり回収。『フェイク』、言葉にしすぎない余韻まで上品――Keep it real.
『フェイク』というのは、派手な看板の奥に人情を隠した映画でございます。特に、ジョニー・デップの、職務と組織の男たちへの情の間で精神が崩壊していく熱演が見事ですが、アル・パチーノが演じる、うだつの上がらない老ヤクザ・レフティの哀愁漂う佇まいが特に胸を打ちます。マイク・ニューウェル監督が、実話を基にマフィアの世界に潜入したFBI捜査官の悲哀を描いた90年代ノワールの隠れた傑作です。『フェイク』、見物料以上の人情がきちんと返ってまいります。
『フェイク』には、こちらが賢ぶって距離を取れなくなる瞬間があるのよ。特に、ジョニー・デップの、職務と組織の男たちへの情の間で精神が崩壊していく熱演が見事ですが、アル・パチーノが演じる、うだつの上がらない老ヤクザ・レフティの哀愁漂う佇まいが特に胸を打つのよ。『フェイク』は都合のいい感動に逃げないところも、なかなか立派なのよ。気取って距離を取るより、『フェイク』には素直に降参したほうが気持ちいいわ。