ジャン=リュック・ゴダールが、映画というメディアそのものを解体し、再構築したメタ映画の極致です。夫婦の愛情が崩壊していく過程を、映画制作の現場というメタ構造に重ね合わせることで、物語(物語)の虚構性を暴き出しています。この映画の魅力は、ブリジット・バルドーという記号的なアイコンを、あえて「観る者の視線」に晒すことで、映画における「見ること/観られること」の欲望の構造を露呈させた点にあります。
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ログインページへ1963年制作の映画
3.7
劇作家のポールのもとに、辣腕プロデューサーのプロコシュがシナリオの書き直しを依頼しに来た。フリッツ・ラング(本人)が監督する新作『オデュッセイア』があまりにも難解すぎるからだ。打ち合わせの後、プロコシュの自宅へ招かれたポールと妻カミーユだったが、後からやって来たポールにカミーユの態度は冷たい。彼女が何に対して怒っているのか、二人の仲は自宅へ戻っても変わらない。あんなに愛し合ったのに、ベッドを共にする事も拒絶するカミーユ。やがて、映画のロケのためにカプリ島に出かけた際、ポールはカミーユとプロコシュがキスしている光景を目にする……。(allcinema)
1件のレビュー
ジャン=リュック・ゴダールが、映画というメディアそのものを解体し、再構築したメタ映画の極致です。夫婦の愛情が崩壊していく過程を、映画制作の現場というメタ構造に重ね合わせることで、物語(物語)の虚構性を暴き出しています。この映画の魅力は、ブリジット・バルドーという記号的なアイコンを、あえて「観る者の視線」に晒すことで、映画における「見ること/観られること」の欲望の構造を露呈させた点にあります。