映画選びで『鏡』が候補に入っているなら、見逃せないのが作品全体の空気です。アンドレイ・タルコフスキーが、物語の連続性を放棄し、記憶の断片を重層的に積み上げることで達成した「映像の詩学」です。タルコフスキーにとっての映画とは、もはやストーリーテリングの手段ではなく、観客に流れる時間を体験させるための瞑想的な空間そのものです。映画選びで迷っているなら、人物がどう変わるかにも注目してみてください。
感想をシェア:
レビューを投稿するにはログインが必要です。
ログインページへ1974年制作の映画
3.0
A・タルコフスキーの作品は様々な映像の断片がコラージュされたようなものばかりである。この「鏡」もまたそうであり、彼の自伝的要素を持つというが、解るような解らないような……。でもその数々の映像はどれもこれもかっこ良く、戦争の記録フィルムらしきものも出てくる。物語などの存在は忘れてただひたすら映像の中で泳ぐような感覚で、なんとも美しい一本だ。(allcinema)
1件のレビュー
映画選びで『鏡』が候補に入っているなら、見逃せないのが作品全体の空気です。アンドレイ・タルコフスキーが、物語の連続性を放棄し、記憶の断片を重層的に積み上げることで達成した「映像の詩学」です。タルコフスキーにとっての映画とは、もはやストーリーテリングの手段ではなく、観客に流れる時間を体験させるための瞑想的な空間そのものです。映画選びで迷っているなら、人物がどう変わるかにも注目してみてください。