『レインマン』は、語りたくなるポイントが本当に多い。ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが、価値観も振る舞いも違う兄弟の距離を繊細に演じています。最初は理解できなかった相手の世界に触れるうち、弟の中に眠っていた愛情が少しずつ動き出します。バリー・レヴィンソン監督が描く旅は、効率や損得では測れないつながりの大切さを教えてくれます。こういう映画に出会うと、また次の一本を探したくなります。#映画好き
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1988年制作の映画
ジャンル: ドラマ
総合評価:
3.2
あらすじ
自由奔放な青年が重度の自閉症の兄と出会って心を開き、忘れていた愛情を取り戻して行く過程を描いた心暖まる感動のロード・ムービー。高級外車のディーラーをしているチャーリーの元に自分を勘当した父の訃報が届く。遺産目当てに故郷に戻った彼だったが遺産の300万ドルは見た事もない自閉症の兄、レイモンドの手に渡る事を聞かされる。なんとか金を物にしようとチャーリーは施設にいるレイモンドを誘拐まがいに連れ出し、ロスに戻ろうとするのだったが……。(allcinema)
監督:
出演者:
レインマンに投稿された感想・評価
4件のレビュー
『レインマン』では、大きな物語と人物のごく個人的な感情が並走します。自由奔放な青年が、これまで存在を知らなかった兄と出会い、ともに旅をします。ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが、価値観も振る舞いも違う兄弟の距離を繊細に演じています。最初は理解できなかった相手の世界に触れるうち、弟の中に眠っていた愛情が少しずつ動き出します。出来事の大きさより人の振る舞いが記憶に残る――それが『レインマン』です。
自由奔放な青年が、これまで存在を知らなかった兄と出会い、ともに旅をします。ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが、価値観も振る舞いも違う兄弟の距離を繊細に演じています。最初は理解できなかった相手の世界に触れるうち、弟の中に眠っていた愛情が少しずつ動き出します。バリー・レヴィンソン監督が描く旅は、効率や損得では測れないつながりの大切さを教えてくれます。穏やかな余韻が長く残る人間ドラマです。
ダスティン・ホフマンの怪演としか言いようのないレイモンドの造形は、今観ても圧倒的で、「役者ってこういうことだよな」という気持ちにさせてくれる。トム・クルーズが「最初はクズだけど徐々に変わっていく弟」を演じているのだが、レイモンドが変わらないことで相対的にチャーリーの変化が浮かび上がってくるという構造が秀逸。ラスベガスのカジノシーンはもちろん楽しいのだが、個人的にはロードムービーとしての静かな移動シーンがいちばん好きです、ハイ。