『バリー・リンドン』は、語りたくなるポイントが本当に多い。キューブリックが18世紀の絵画をフィルムに焼き付けた、と形容されることが多いですが、この映画の真の凄みは、その「静止画のようなフレーム」の中に宿る徹底したリアリズムの追求にあります。ロウソクの明かりだけで撮影を強行した技術的執念は、当時の貴族社会の薄暗い虚無感を再現するための必然でした。こういう映画に出会うと、また次の一本を探したくなります。#映画好き
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ログインページへ1975年制作の映画
3.8
18世紀ヨーロッパ貴族社会の風俗や世界観を鮮やかに再現し、日和見主義で英国貴族に成り上がっていくアイルランド青年の栄華と没落の半生を描いたヒューマン・ドラマ。(allcinema)
2件のレビュー
『バリー・リンドン』は、語りたくなるポイントが本当に多い。キューブリックが18世紀の絵画をフィルムに焼き付けた、と形容されることが多いですが、この映画の真の凄みは、その「静止画のようなフレーム」の中に宿る徹底したリアリズムの追求にあります。ロウソクの明かりだけで撮影を強行した技術的執念は、当時の貴族社会の薄暗い虚無感を再現するための必然でした。こういう映画に出会うと、また次の一本を探したくなります。#映画好き
キューブリックが18世紀の絵画をフィルムに焼き付けた、と形容されることが多いですが、この映画の真の凄みは、その「静止画のようなフレーム」の中に宿る徹底したリアリズムの追求にあります。ロウソクの明かりだけで撮影を強行した技術的執念は、当時の貴族社会の薄暗い虚無感を再現するための必然でした。バリーという人物の登り詰め、そして没落する過程を、極めて客観的なカメラワークで追うことで、人生の皮肉を冷徹なまでに美しく描いています。