『赤ひげ』のように映画史に残る作品には、後世が何度も借りたくなる発明があります。『赤ひげ』もその一本です。人助けは、個人の能力ではなく、社会を直視する視点から始まります。貧困層の医療施設における、若き医師の成長記録です。権威への反発から、慈愛へと至るプロセスの詳細な観察です。赤ひげという師匠は、単なる医者ではありません。『赤ひげ』では、物語の意味より、映像を見た感覚が残る。そこに『赤ひげ』独自の強度があります。
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ログインページへ赤ひげ
1965年制作の映画
総合評価:
3.2
あらすじ
山本周五郎原作の『赤ひげ診療譚』を基に、巨匠・黒澤明監督が三船敏郎、加山雄三主演で映画化したヒューマニズム溢れる人情ドラマ。江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描く。長崎で和蘭陀医学を学んだ青年・保本登は、医師見習いとして小石川養生所に住み込むことになる。養生所の貧乏くささとひげを生やし無骨な所長・赤ひげに好感を持てない保本は養生所の禁を犯して破門されることさえ望んでいた。しかし、赤ひげの診断と医療技術の確かさを知り、また彼を頼る貧乏な人々の姿に次第に心を動かされていくのだった……。(allcinema)
赤ひげに投稿された感想・評価
★3.2
2件のレビュー
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人助けは、個人の能力ではなく、社会を直視する視点から始まります。貧困層の医療施設における、若き医師の成長記録です。権威への反発から、慈愛へと至るプロセスの詳細な観察です。赤ひげという師匠は、単なる医者ではありません。社会の不条理と戦う哲学者です。彼が直面する患者たちの苦しみは、当時の社会構造そのものです。医の道は、社会の闇を照らす灯火です。学生よ、君たちは何のために学び、誰のために働くのか。
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