ロメロ御大のコンサート企画が決定
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968年)や『ゾンビ』(1978年)で「ヨタヨタと歩き人を襲い喰らう」という“ゾンビのイメージ”を創造した巨匠といえば、ご存知ジョージ・A・ロメロだ(2017年に逝去)。
このたび<ジョージ・A・ロメロ財団>が、ロメロ関連の映像をフィーチャーしたコンサート企画「A Night at the Symphony」の詳細を発表。これには長らく未発表だった初期作品『Expostulations』の初公開も含まれるという。
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行方不明だった幻の初期作『Expostulations』が初上映
ロメロ財団によると、このコンサートはロメロの生涯、作品、影響、そして不朽の創造的遺産を称える世界初演のプログラムになるとのこと。ピッツバーグを拠点とする作曲家クリスチャン・クリーゲスコッテが30人編成のオーケストラを率い、ロメロのフィルモグラフィーと彼にインスピレーションを与えた映画や音楽を探求するという企画のようだ。
そして企画の目玉となるのが、長らく行方不明だったロメロの初期作品『Expostulations』の初となる一般公開上映。これはロメロがピッツバーグの仲間と共に制作した幻の16mmオムニバス初期作で、元は約2時間半の作品として撮影されたが、音楽や詩的ナレーションなどの音声が未完のまま長年散逸していたという。
のちに現存する21分間の映像が再発見され、ロメロ財団が修復に着手。共同制作者リチャード・リッチが死の直前に書き遺した詩の朗読を取り入れ、約60年の歳月を経て本来の構想通り完成した。疎外感や暴力、社会風刺など巨匠の原点を示す貴重な記録であり、このたびオーケストラの生演奏と共に世界初公開される。
この『Expostulations』が開催されるバイハム劇場は、1968年に『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』が初公開されたのと同じ建物。開催は2027年3月26日になるとのことだ。
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