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宮沢りえの圧倒的存在感!息子への慈愛と葛藤、後悔… 複雑な感情が滲む『しびれ』母親・亜樹にフォーカスした特別映像

宮沢りえの圧倒的存在感!息子への慈愛と葛藤、後悔… 複雑な感情が滲む『しびれ』母親・亜樹にフォーカスした特別映像
©︎2025「しびれ」製作委員会

新藤兼人賞をはじめ数々の映画賞新人賞を席巻した『佐々木、イン、マイマイン』(20)、続く『若き見知らぬ者たち』(24)と、 これまで“現実に抗いながらも何かを掴もうとする若者の青春”を見つめてきた内山拓也監督。内山監督の故郷である新潟を舞台に、居場所とアイデンティティを模索する少年の物語を自伝的作品として描く渾身の一作『しびれ』が、9月25日(金)より公開される。このたび、宮沢りえ演じる母親・亜樹にフォーカスした特別予告編が解禁となった。

主演・北村匠海×内山拓也監督

本作は、自分の居場所を探す孤独な少年が、息をのむような大きな愛を知るまでの20年間を描いた作品。内山監督が『佐々木、イン、マイマイン』よりも前から執筆を続けてきた構想十余年のオリジナル脚本。

2025年11月に開催された「第26回東京フィルメックス」では、日本作品で唯一、コンペティション部門に選出。マティアス・ピニェイロ監督ら審査員から「静寂と変化、柔らかさと硬さが内包され、バランス感覚に満ちた映画である」と評され、審査員特別賞を受賞。そして、2026年2月に開催された、世界三大映画祭の一つである「第76回ベルリン国際映画祭」では、パノラマ部門に正式出品され、ベルリン国際映画祭ディレクターのマイケル・シュトゥッツから「観る者の心に長く余韻を残す作品」と高く評価された。続く5月に開催された「第4回横浜国際映画祭」では、作品賞にあたるグランプリ、そして最優秀監督賞、最優秀男優賞(北村匠海)、優秀女優賞(宮沢りえ)と4冠を受賞、7月の「ダナン・アジア映画祭」アジア映画コンペティション部門にて審査員特別賞を受賞。「第28回台北映画祭(台北電影節)」では、世界で最注目すべき映像作家に焦点を当て、その監督の作品群が上映される“Filmmakers in Focus”に内山拓也監督が選定された。近年、“Filmmakers in Focus”にて特集された日本人は2016年に濱口竜介監督、2020年に大林宣彦監督。このように、日本での劇場公開を前に、国内外の映画祭で大きな反響を呼び続けている。

映像は、もうひとりの主人公とも言うべき、母・亜樹にフォーカスした特別予告編。綴られていくのは、くわえタバコで夜の仕事に向かう強気な表情、眉間に皺を寄せながら息子に反発する姿、窓外を眺める丸まった小さな背中。かつては大地に孤独を抱かせるような生活を送ってきた亜樹。そんな彼女が、震える声で「母さんは、間違いしか選ばなかったね」と語りかけるその一言には、20年間の重みと、慈愛と葛藤、後悔など複雑な感情が滲み、『しびれ』全編を通して、ひとりの女性の強さと脆さ双方を体現した宮沢の圧倒的な存在感を感じることができる。

©︎2025「しびれ」製作委員会

監督は亜樹というキャラクターについて「たまたま運命の掛け違いの中で、なかなか順風満帆とはいかない中で、きっと環境が違えば、愉しく天真爛漫に生きていただろうなと想像させるチャーミングな人。演じるのは、ジョン・カサヴェテスの『こわれゆく女』におけるジーナ・ローランズのような“スペシャルな俳優さんでなくてはならなかった。僕には宮沢さんしか考えられませんでした」とキャスティング時を述懐。

©︎2025「しびれ」製作委員会

©︎2025「しびれ」製作委員会

一方、演じる宮沢は、内山監督の過去作『佐々木、イン、マイマイン』が大好きだったそうで「私の中ではお会いする前から内山監督との信頼関係ができていたと思います。どんな役でも受けたいと思いましたし、この作品に絶対に携わりたいという気持ちでした」とオファー時を振り返り、亜樹という女性については「苦しいことやつらいことをそのまま受け止めていたら生きていけないから、自分の中で変換している人なんだなと思いました。生きるための選択をしていく強い人」と語っている。

©︎2025「しびれ」製作委員会

『しびれ』は9月25日(金)より全国公開

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