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“42歳、万年マンガ家アシスタント” 夢をこじらせた男、一歩踏み出す『見上げてごらん』本予告

“42歳、万年マンガ家アシスタント” 夢をこじらせた男、一歩踏み出す『見上げてごらん』本予告
©2026「見上げてごらん」製作委員会

森田剛を主演に迎え、是枝裕和監督率いる映像制作集団・分福の新鋭監督2人、森本晶一(初監督・原案・脚本)、佐藤快磨(長編2本目)のダブル監督で贈るヒューマンドラマ映画『見上げてごらん』が、10月30日(金)より公開される。このたび、本ポスタービジュアルと本予告編が解禁となった。

迷えるオトナたちに贈る軽やかなヒューマンドラマ

圧倒的なカリスマ性と演技力から“唯一無二”の存在と評される俳優・森田剛。本作で森田剛が演じるのは、マンガ家の万年アシスタント42歳、土屋揮一。後輩にデビューを先越され、人気声優の妻とは別居中。高校受験を控えた娘には疎まれ気味。夢の賞味期限はとうに過ぎている、情けない“こじらせ男”を中心に描かれるのは、「何者にもならなくたっていいんじゃん」と思えてくる、けっこう痛くて、ちょっと可笑しい、迷えるオトナたちの物語。

手掛けたのは、是枝裕和監督率いる映像制作者集団「分福」の新鋭、森本晶一と佐藤快磨のダブル監督。森本晶一監督は、小泉堯史監督、降旗康男監督、是枝裕和監督らに師事、是枝裕和監督の助監督(『万引き家族』(18)、『怪物』(23)など)等を務めてきた。そんな彼自身の経験から着想を得た原案・オリジナル脚本にて、本作でついに長編劇場映画監督デビューを果たす。一方、佐藤快磨監督は、2014年に制作した『ガンバレとかうるせぇ』が、ぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2014で映画ファン賞と観客賞を受賞、第19回釜山国際映画祭のコンペティション部門に出品。文化庁委託事業『ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2015』に選ばれる。長編劇場映画監督デビュー作『泣く子はいねぇが』(20)は第68回サンセバスチャン国際映画祭コンペティション部門最優秀撮影賞を受賞。本作が長編劇場映画2本目の監督作となる。

また、森田剛演じる土屋とともにマンガづくりに踏み出す、熱量不足の中堅編集者・潮田ユキ役に森川葵。猪突猛進の新人アシスタント・山田ぽてと役に川上友里。潮田の上司で編集部長・馬場明役に阿部寛。土屋の別居中の妻で人気声優・土屋莉花役に松本まりか。土屋がアシスタントを務める巨匠マンガ家・吉住はるを役に武田鉄矢。土屋の娘で悩める高校受験生・土屋ひかり役に早瀬憩など、多彩なキャストが勢ぞろいした。

©2026「見上げてごらん」製作委員会

本ポスタービジュアルは、森田剛演じる主人公・土屋輝一を巡る個性豊かな登場人物たちが、夜空を見上げるひとときを切り取ったデザイン。その中で、「夢を叶えるって、そんなに大事?」という言葉とともに、周りより一歩前に出ているようにも思える土屋の姿が。そして“夢をこじらせた男、一歩踏み出す”というコピーが添えられ、闇夜の中で迷いながらも未来を見つめるそれぞれの心情を映し出す。

長年、巨匠マンガ家を支えてきたアシスタント、土屋輝一は、毎回締め切りを守るべく、アシスタントの同僚を鼓舞しながら黙々と原稿に向かう日々を送っている。一方、マンガ家デビューを果たした後輩に「こんなのでデビューして嬉しいのかね」、新しく入ってきたアシスタントに「ギャラもらってるんだよね」、別居中の妻に「君が、子育てアピールしたいだけでしょ」と嫌味連発。さらに熱量不足の編集者・潮田には「マンガが好きで好きで好きで、人生かけちゃってんのよ」と強気な態度でマンガへの愛を語り困惑させる始末。

しかしアシスタントを務めていた17年間の長期連載が終わることになり、後輩に「本当に描きたいものは?」と聞かれても答えられず、娘からは「夢は叶わないってこと?」、妻からは「マンガ描きなよ」と詰められ悩み始める土屋。そんな中、起死回生を狙う編集者の潮田が「マンガを一緒に作りませんか?」と声をかけたことで、土屋のこじらせた夢が少しずつ動きだす。「夢を叶えるって、そんなに大事?」と本音で戸惑いながらも、一歩踏み出したその先の未来とは?

仕事に対する矜持や夢に届かぬ苛立ちや言い訳など、私たちにも覚えのある思いを抱えた土屋を森田剛が圧倒的な演技力をもって自然体で体現。このままでいいのだろうかと摸索しながら日々を生きる人々にそっと寄り添う本作の世界観を伝える予告編となっている。

『見上げてごらん』は10月30日(金)より全国ロードショー

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