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サメが(比喩じゃなく)吠える!『ジョーズ』シリーズ屈指の珍作『復讐篇』をTV放送「サメフェス2026」で目撃せよ

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ライター:#BANGER!!! 編集部
サメが(比喩じゃなく)吠える!『ジョーズ』シリーズ屈指の珍作『復讐篇』をTV放送「サメフェス2026」で目撃せよ
『ジョーズ4 ~復讐篇~』© 1987 Universal Studios. All Rights Reserved.

動物パニック映画の金字塔『ジョーズ』

動物パニック映画の金字塔『JAWS/ジョーズ』(1975年)については、言わずもがなだろう。80~90年代には真っ昼間から地上波で放送されてもいたので、あまりの恐ろしさに叫びながら家中を走り回った……なんて記憶を大切に胸に秘めている映画ファンも少なくないはずだ。

しかし、意外と知られていないのは「『ジョーズ』は4作目まで作られたシリーズもの」という事実。まず、巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督によるアカデミー賞3部門受賞の1作目から、2作目『ジョーズ2』(1978年)では、『燃える昆虫軍団』(1975年)や『スーパーガール』(1984年)で知られるジュノー・シュウォーク(ヤノット・シュワルツ)監督が、進化したサメ模型とともに人間ドラマ要素を多めに引き継いでみせた。

3Dで公開された3作目(1983年)のメガホンを執ったのは、1~2作目に美術で参加したジョー・アルヴス。前2作でロイ・シャイダーが演じたブロディの息子が主人公で、合成映像こそチープだが“水圧感”のあるパニック要素と、そこにのっそりと登場し人間を捕食する超・巨大サメが恐ろしかった。

サメが吠える! シリーズ完結作『ジョーズ4』の衝撃

そして4作目、その名も『ジョーズ4 ~復讐篇~』が公開されたのは1987年。世界的ホラーブームの影響もあってか、まるでスラッシャー映画のようなオープニングから、クリスマスシーズンというサメ映画らしからぬ背景のもと、ブロディ家と殺人サメの因縁の物語を強調する(マイケル・ケインも出演)。

『ジョーズ4 ~復讐篇~』© 1987 Universal Studios. All Rights Reserved.

シリーズ屈指の珍作と言われる本作だが、今改めて観るとサメ模型のクオリティは意外なほど高い。同時に“作り物感”が絶妙な恐怖を醸成していて、サブメカノフォビアとかハイドロ・タラソフォビアな恐怖症を自覚している人は、海中にヌッと現れるシーンだけでもゾゾッと鳥肌ものだろう。

むしろ本作のツッコミどころはクライマックスに集約されていて、かつて夫がサメを撃退した現場にはいなかったはずのブロディ夫人の詳細な回想、憎々しげに“咆哮する”サメ、1作目の使い回し映像など、いろんな意味での情報量の多さに唖然としてしまうかもしれない。

映画好きならば必修の1作目だけでなく、シリーズを通して見えてくるものがあるのもジャンル映画の醍醐味。CS映画専門チャンネル ムービープラスでは「サメフェス2026」と題して『ジョーズ』4作のほか、近年のぶっ飛びサメ映画まで厳選して一挙放送しているので、ぜひ夏休み中に涼しい室内で楽しんでみては?

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