『スーパーマン』『スーパーガール』に続き、DCスタジオが新たなジャンルへ踏み込む本格心理スリラー『クレイフェイス』が、10月30日(金)より日本公開される。このたび、その狂気と悲劇が加速する本予告映像と、「その顔で、恐怖を見ろ。」というコピーを掲げた日本版ポスタービジュアルが解禁となった。
DCスタジオ発の本格心理スリラー
本作が描くのは、怪物の恐怖だけではない。美貌と名声を失った一人の男が、再起への執着から禁断の治療へ手を伸ばし、やがて自分自身まで失っていく悲劇。
主演を務めるのは、英国・ウェールズ出身のトム・リス・ハリス。2012年に「スクリーン・インターナショナル」誌が選ぶ<明日のスター>に選出され、舞台やテレビで着実にキャリアを重ねてきた。近年はNetflix作品などでも存在感を示す、世界が注目する新世代の実力派だ。本作では、人気スターとしての輝きから、美貌を失った絶望、そして怪物へと変貌していく狂気までを繊細かつ大胆に体現。悲劇の果てにヴィランへと変貌していく人間を描く点では、社会現象を巻き起こした『ジョーカー』を想起させ、濃密な人物ドラマにも期待が高まる。
脚本を手掛けるのは、「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」(18)や『ドクター・スリープ』(19)、「真夜中のミサ」(21)などで知られる現代ホラーの名手、マイク・フラナガン。人間ドラマと恐怖を融合させた作品で世界中のホラーファンから高い評価を受ける彼が、DCスタジオでどのような新たな恐怖を描き出すかにも期待が膨らむ。監督は『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(12)や『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』(24)のジェームズ・ワトキンス。そのほか製作にはマット・リーヴス、ジェームズ・ガン、ピーター・サフランらが名を連ねる。
舞台は、犯罪と腐敗にまみれた街、ゴッサム・シティ。事故により美しい顔を失い、世間から“バケモノ”と容赦ない嘲笑に晒されることとなったハリウッド期待のスター(トム・リス・ハリス)。かつての輝きを取り戻したいという執念から、どのような副作用があるかもわからない禁断の治療へと手を伸ばす。結果、傷ひとつない元の顔を取り戻した彼だったが、その代償はあまりにも大きかった。抑えきれない強烈な怒りの感情に支配され、次第に心も身体も狂気に蝕まれていく。執着した“顔”によって、人生のすべてを狂わされ、何もかもを失ったとき、本当の恐怖が目を覚ます——。一人の人間が、哀しき怪物「クレイフェイス」へと変貌していく衝撃のプロセスが、緊迫感あふれる映像とともに描き出されている。
日本版ポスタービジュアルは、美しい主人公の横顔が、柔らかな泥<クレイ>のように崩れ落ちていく様を、大胆に映し出した一枚だ。添えられたコピーは「その顔で、恐怖を見ろ。」。黒を基調にした静かな余白の中で、崩れゆく顔とタイトルロゴを力強く配置。人気も美貌もすべてを失った一人の男が、肉体だけでなく心までも怪物へと変貌していく“人間の崩壊”を強烈に印象づけるビジュアルだ。人間と怪物の境界で崩れゆく主人公の姿が、キャッチコピーと呼応し、本作のテーマを鮮烈に表現している。
『クレイフェイス』は10月30日(金)より全国公開