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なぜ今「ミイラ界隈」がアツいのか?最新ホラー『ザ・マミー 棺の中の少女』から紐解くミイラ映画史

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ライター:#BANGER!!! 編集部
なぜ今「ミイラ界隈」がアツいのか?最新ホラー『ザ・マミー 棺の中の少女』から紐解くミイラ映画史
『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved

『ザ・マミー 棺の中の少女』ついに公開!

ホラー映画のヒット請負人ことジェームズ・ワンと、発明的なホラー映画を多く生み出してきた製作スタジオ「ブラムハウス」がタッグを組んだ最新ホラー映画、『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』が5月15日(金)より全国公開となる。

『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved

『THE MUMMY』のタイトルを冠した本作、さすがに過去のミイラ映画との混同を避けるため、原題は『Lee Cronin’s The Mummy』と、監督リー・クローニンの名を掲げている。クローニン監督といえば名作シリーズの5作目にあたる『死霊のはらわた ライジング』(2023年)を手がけたことで有名だが、その手腕を買われた結果でもあるだろう。

メイキングカット
『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved

とはいえ、映画の公式SNSでも注意喚起していたように勘違いしがちなタイトルではある。しかし当然ながら、本作にはトム・クルーズもブレンダン・フレイザーも出演していない。つまり2017年公開の『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』とも、00年代に一世を風靡し、現在19年ぶりとなる4作目が制作中の『ハムナプトラ』シリーズとも無関係だ(いずれも原題は『The Mummy』)。

『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved

ミイラ映画の長~い歴史

『The Mummy』としての映画化の歴史は古く、いわゆるユニバーサル・モンスターズ作品である1932年の『ミイラ再生』を筆頭に、1940年代には『ミイラの復活』、『ミイラの墓場』、『執念のミイラ』、『ミイラの呪い』が公開。1950~1970年代にかけては「ハマー・フィルム・プロダクション」によるミイラ映画が多数制作された。

1980年代にはブームに乗っかってゾンビ化したり、侵略SFホラー風のミイラ映画などが作られたが、1990年代末に登場した大作ミイラ映画が前述の『ハムナプトラ』。じつは『ミイラ再生』のリブートだが世界的ヒットを記録し、2001年公開の2作目でドウェイン・ジョンソンが演じたキャラクターがメインを張るスピンオフ作品『スコーピオン・キング』(2002年)も本家を超えてシリーズ5本が製作された。

その後、同じく『ミイラ再生』のリブートでありユニバーサル・モンスターズ作品を再始動させる<ダーク・ユニバース>計画の1作目としてトムクル主演の『呪われた砂漠の王女』が製作されたわけだが、ユニバース化を意識しすぎたせいか興収が振るわず頓挫。当時イケイケだったMCUの方程式にはハマらなかったとも言えるが、『ハムナプトラ』が90年代最後の大花火だったことを再認識させられる結果でもあった。

やっぱり“ホラー”でなくちゃ! 今ミイラ界隈がアツい!!

そしてワーナー・ブラザースがジェームズ・ワン&ブラムハウスと共に改めてミイラ映画に取り組んだのが、「戦慄の“呪場”ミステリーホラー」と銘打つ『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』。人類史上最古の都市伝説、“エジプトのミイラの呪い”を題材に、少女失踪の真相解明に向けて、エジプトの因習や伝説に紐づいた数々の謎と恐怖が交差するホラー作品に仕上がっている。

『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved

あの“包帯ぐるぐる巻き”のベタなミイラ像がDNAに刷り込まれている世代にとっても、ミイラをテーマにしたシャーロック・ホームズのゲームを90~00年代にプレイした世代なんかにとっても、この最新作のプロットには興味をそそられるだろう。かつてエジプトで失踪した少女が8年後に発見、しかも“3千年前の棺の中から”だって……!? そう、本作はビジュアル的にめちゃくちゃ不快で怖いだけでなく、しっかりミステリー要素もあるのだ。

『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved

いまだ謎だらけのミイラについて知るためには、エジプトをテーマにした展示に足を運ぶのも吉だろう。ちょうど今、「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」が全国を巡回しており、現在は大阪「あべのハルカス美術館」で 6月14日(日)まで開催中。さらに5月30日(土)から、和歌山県の南方熊楠顕彰館では、企画展「エジプト・ミイラ・南方熊楠」が開催。熊楠のミイラ論考、気になるという人も多いのでは?

というわけで、なぜか今めちゃくちゃアツいミイラ界隈。『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』と併せて、過去作や展示会もチェックしてみてはいかがだろう。

『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』は5月15日(金)より全国公開

『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』

『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』

『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』

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