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新旧「プロレス映画」3作がTV放送!WWEがリメイク権を獲得した女子プロ映画や“実録”プロレス一家物語ほか

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ライター:#BANGER!!! 編集部
新旧「プロレス映画」3作がTV放送!WWEがリメイク権を獲得した女子プロ映画や“実録”プロレス一家物語ほか
『ママはレスリング・クイーン』©2013 KARÉ PRODUCTIONS – LA PETITE REINE – M6 FILMS – ORANGE STUDIO – CN2 PRODUCTIONS

プロレスと映画の深い関係

興味はあるけどちょっと怖い、一見さんは歓迎されなさそう、そもそもルールがよく分からない……「プロレス」に対し、そんなイメージを抱いている人は少なくないのではないだろうか。いわゆる黄金時代末期にギリギリTVで観たことがある世代であっても、当時の“昭和”的イメージに囚われているかもしれない。

しかし、いまや新世代のスター選手たちの世界を股にかけた活躍やインディーズ団体の隆盛、華やかな異業種からの参戦などによって観客のハードルも大きく下がった。その有無を言わせぬエンタメ性は推し活との相性も良く、とくに女性ファンの増加は従来のイメージを大きく変えたと言えるだろう。

『カリフォルニア・ドールズ』© 1981 by Metro-Goldwyn-Mayer Film Co. and SLM Entertainment Ltd. All Rights In This Motion Picture Reserved Under International Conventions

門外漢のニワカ考察も甚だしく恐縮だが、じつは映画界もプロレスとは縁が深い。リング上の勝敗だけでなく、リングの外にある人生の葛藤(家族、貧困、再起)など、まさに人間ドラマの宝庫なのだ。そしてロック様ことドウェイン・ジョンソンを筆頭に、MCU作品で大活躍中のジョン・シナ、スリラー作品などにも幅を広げているデイヴ・バウティスタなど、俳優に転身し成功を収めたスター選手もいる。

もちろん彼らの活躍以前から、『ゼイリブ』(1988年)に主演し『リゾート・トゥ・キル』(1994年)で千葉真一と共演したロディ・パイパーや、『プレデター』(1987年)『バトルランナー』(1987年)に出演しミネソタ州知事も務めたジェシー・ベンチュラなど、レスラーはジャンル映画に欠かせない存在だった。

“プロレス映画”には名作が多い?

そして「プロレスをテーマにした映画」に目を向けると、これまた名作が多い。伝説的レスラーのテリー・ファンクも出演したシルヴェスター・スタローン監督・主演作『パラダイス・アレイ』(1978年)や、ミッキー・ロークがゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞したダーレン・アロノフスキー監督作『レスラー』(2008年)などが有名だろうか。

ほかにもジャック・ブラック主演のコメディ『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(2006年)、ロック様とフローレンス・ピュー、女子プロレスラーのサラヤらが共演した『ファイティング・ファミリー』(2019年)、ドラマシリーズでも80年代の女子プロ界を描いた『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』(2017~2019年)が人気を博し、同時にプロレスの懐の深さを証明してきた。

なお、覆面とアクロバティックな技が特徴のルチャ・リブレが愛されているメキシコでは60年代あたりから人気レスラーが主人公のヒーロー映画が量産されていて、ある意味プロレス映画の先駆と言えるかもしれない。ちなみに、もっとも古いプロレス映画は1895年にドイツで撮影されたサイレント作品『Ringkämpfer(原題)』と言われている。

新旧の名作プロレス映画をTVで観たい!

そんなプロレス映画から名作を厳選し、CS映画専門チャンネル ムービープラスで放送される。『ゴッドファーザー』(1972年)のルカ・ブラージ役で知られ、その後ジャッキー・チェンとも共演した元レスラー、レニー・モンタナも出演する『カリフォルニア・ドールズ』(1981年)、あのWWEがリメイク権を獲得したことも話題を呼んだフランス発のぶっ飛び系ヒューマンコメディ『ママはレスリング・クイーン』(2013年)、そして“呪われたプロレス一家”と呼ばれたフォン・エリック家をテーマにした実録系作品『アイアンクロー』(2023年)の3作だ。

女性蔑視がひどかった時代の悲喜こもごもなドサ回りを描いたロードムービー、家族の絆を取り戻すための手段としてのプロレス、宿命に翻弄された家族の壮絶な実話と、時代もテーマも異なる名作たちを一挙に自宅のTVで鑑賞できるチャンスをお見逃しなく。

『カリフォルニア・ドールズ』© 1981 by Metro-Goldwyn-Mayer Film Co. and SLM Entertainment Ltd. All Rights In This Motion Picture Reserved Under International Conventions

🤼『ママはレスリング・クイーン』(2013年)

昼はスーパーのレジ係、夜はプロレスラー!?刑務所から出所したシングルマザーが、息子との絆を取り戻すためプロレスに挑むハートフル・コメディ。かなり無茶な展開もありつつ、そんなツッコミどころすら許せてしまう清々しいストーリーが秀逸な快作だ。

刑務所に服役していたローズは、5年ぶりに息子のミカエルと再会。だが長い間、代理母に育てられた彼はローズのことを受け入れず、心を開こうとしない。そんな中、息子がプロレスの大ファンだと知ったローズは、スーパーマーケットの同僚3人を巻き込み、プロレスの猛特訓を始める。

🤼『カリフォルニア・ドールズ』(1981年)

女子プロレスに全てを賭けた2人の美女と中年マネージャー。彼らが全米を転戦しながらアメリカン・ドリームを獲得するまでを描く、ロバート・アルドリッチ監督によるスポーツ人間ドラマ。刑事コロンボことピーター・フォークが主演、当時活躍していた日本の女子プロレスラーも登場する。

黒髪のアイリスと金髪のモリーの女子プロレスラー・コンビ“カリフォルニア・ドールズ”は、マネージャーのハリーと共にドサ周りの日々。金のために泥レスをやらされたり、レフェリーの不正で負けたり。それでも徐々に人気と実力をつけたドールズは、ビッグマッチへの出場機会を得るが……。

🤼『アイアンクロー』(2023年)

プロレス界の伝説にして“呪われた一族”と呼ばれたフォン・エリック家。気鋭のスタジオA24が“最強”を追い求めた家族の真実を描くヒューマンドラマ。ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソンが豪華共演。

巨大な手で相手の顔を鷲掴みにする必殺技“アイアンクロー”で一世を風靡した、元AWAヘビー級王者フリッツ・フォン・エリック。厳格な父を敬愛する息子たちも全員レスラーとなり、才能を開花させていく。だが三男デビッドの死を皮切りに一家は次々と不幸に見舞われていく。

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