『パラサイト半地下の家族』(5384万ドル)を超え、韓国映画として歴代最高収入を記録した『キング・オブ・キングス』が、3月27日(金)より全国公開中。このたび、イエス・キリストの人生において最も重要な出来事で、近年、春の訪れを祝うイベントとして日本でも徐々に定着しつつある“イースター(復活祭)”の起源となる「(殺されてから)死から3日後に復活する」と予言した磔刑のシーンが解禁となった。
世界で一番有名なヒーローの物語
「クリスマス・キャロル」で知られるチャールズ・ディケンズが子どもたちのために執筆し、生前の出版を禁じていた『主イエスの生涯』にインスピレーションを得て製作されたアニメーション映画。本作で製作・監督・脚本を務めたチャン・ソンホ率いる韓国の「MOFAC STUDIO」が30年以上のノウハウを注ぎ込み、10年の製作期間をかけてイエスの誕生から復活までを描く特別な物語を完成させた。アジアやヨーロッパ、アフリカなど90カ国以上もの国で公開され、北米では興行収入6000万ドルを突破。『パラサイト 半地下の家族』(5384万ドル)を上回り、北米で公開された韓国映画としては最高の歴代収入を記録し、一大ブームを巻き起こした。
韓国映画でありながら、英語版の声優には超豪華キャストが集結。チャールズ・ディケンズ役には『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)のケネス・ブラナー、妻キャサリン・ディケンズ役には『キル・ビル』(03)のユマ・サーマン。そして、イエス・キリスト役には『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザック、その他にもマーク・ハミルやピアース・ブロスナン、フォレスト・ウィテカー、ベン・キングズレーといった実力派キャストたちが名を連ねている。
十字架の上に押し倒され、両手に釘を打たれ、“ナザレのイエス ユダヤの王”と罪状を記された看板を頭上に掲げられ、憔悴しきったイエス・キリスト。見るに堪えない残酷な光景に対し、悲しみ嘆く声と野次が入り混じる。そんな中、兵士たちがイエス・キリストの衣服を掲げ「では、ヤツの衣が欲しい者はいるか?」「それではくじ引きで決めよう」と民衆を煽り、神の子だと名乗るイエスを妄言と疑う者たちは「おい、イエス!神殿を破壊し、三日で再建するはずでは?」「神の子なら十字架から下りてみろよ」と嘲笑し、大祭司カイアファは「偉大なる王の王。彼は他人を救えるが、肝心の自分は救えないらしい」と嫌味を吐き捨てる。
罵声を浴びせてくる民衆に対し、イエス・キリストは「父よ、彼らを赦したまえ」と神に彼らへの赦しを乞う。そしてイエスは、高く掲げられた十字架の上で無罪のまま死に、予言通り3日後に復活を遂げるのだが…。他人を貶めようとする野次馬の醜さと、嫌味を受け入れ赦してもらおうとするイエス・キリストの慈悲深さの対比が際立つシーンとなっている。
本作は、釘を打ち付けられた手がぼやかされるなど、痛々しいシーンが最小限に抑えられ、小さなお子様から痛みが苦手な人まで幅広い人が安心して見られる優しい映像となっている。
『キング・オブ・キングス』©2025 MOFAC Animation Studios LLC.
『キング・オブ・キングス』は全国公開中