Z世代の“不安と自己意識”を笑いに変えるアイコンとして話題、レイチェル・セノットを知るための5つのトリビア『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』
デミ・ムーア主演『サブスタンス』を手がけ、世界中の映画ファンから熱狂的な支持を集めるアートハウス系ストリーミングサービス/配給会社MUBIにて、2021年度の最高視聴数を記録。さらに、ニューヨークでは16週間連続上映という異例のロングランを達成し、コロナ禍で見過ごされた傑作として語られてきた映画『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』が、全国公開中だ。このたび、Z世代の不安と自己意識を笑いに変えるアイコンとして話題となった“レイチェル・セノット”を知るための5つのトリビアを公開。そして、葬式でウザいおせっかいに巻き込まれるダニエル(レイチェル・セノット)を捉えた本編映像が解禁。
“ぜんぜん大丈夫じゃない”私たちの今(リアル)
日本公開日以降SNSでは、「なかなかの地獄」「共感しまくり」「自己崩壊していく模様が見応え抜群」など主人公ダニエルへの共感投稿が続出している本作。
『ボトムス 最底で最強?な私たち』(23)のエマ・セリグマン監督の長編デビューとなる本作は、21歳のときに大学の卒業制作として手がけた短編「Shiva Baby」の長編版。監督自身が経験した「シヴァ(ユダヤ教徒の葬儀)での気まずく滑稽な時間」に“シュガーベイビー(パパ活女子)”の友人たちのエピソードを重ね合わせ、自らの価値や将来に不安を抱く大学生・ダニエルが自己崩壊の危機に直面する決定的な数時間の出来事を描く。
短編に続き主演をつとめたのは、アメリカで絶大な人気を誇るマルチ・クリエイターのレイチェル・セノット。本作でゴッサム賞を受賞するなど俳優としての地位を確立した。そのほか、ウディ・アレン監督作の常連でもあるフレッド・メラメッドほか、モリー・ゴードン(『シアター・キャンプ』)、ダニー・デフェラーリ(『オッペンハイマー』)、ダイアナ・アグロン(『glee/グリー』)など実力派俳優が脇を固める。
『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』©︎2020 SHIVA BABY LLC. All Rights Reserved.
大学卒業を間近に控えたある日、誰が亡くなったのかも知らされないまま、両親とともにシヴァへ参列することになったダニエル。故人の自宅へ到着すると、その場に居合わせた幼馴染で元カノのマヤがロースクールに合格したことで賞賛を受ける一方、ダニエルはパッとしない進路や容姿の変化について親類縁者たちから不躾に詮索され、次第に身の置き所を失っていく。そんな中、ついさきほど会っていたシュガーダディ(パパ活相手)のマックスが、容姿端麗な実業家の妻・キムと泣き叫ぶ赤ん坊を連れて現れる。プレッシャーが限界に達したダニエルの混乱は、自らの手にも負えない事態を招くことになり……。
<レイチェル・セノットを知るための5つのトリビア>
① NYU仕込みの“書ける”コメディエンヌ ニューヨーク大学で演劇を学んだセノットは、在学中からスタンダップやスケッチコメディの制作を開始。「演じること」と「書くこと」を並行してキャリアをスタートさせ、“自作自演型スター”としてのスタンスを確立。
② インディーズ映画界が見出した“次世代の顔” 批評家から絶賛!主演を務めた本作『Shiva Babyシヴァ・ベイビー』は、同名短編をもとに長編化され、アートハウス系ストリーミングサービス/配給会社であるMUBIにて2021年度の最高視聴数を記録。ニューヨークでは16週間連続上映という異例のロングランを達成し、一躍脚光を。続いて、サンダンス映画祭のイグナイト・フェロー(若手映画作家の育成枠)でもあるオリヴィア・ピース監督作『TAHARA』にも主演。“映画祭発のスター候補”として業界内の注目株に躍り出ることに。
③ ハリウッドでも“主演+脚本”の二刀流 『チャーリーズ・エンジェル』(20)、『コカイン・ベア』(23)などの監督作で知られるエリザベス・バンクス率いるブラウンストーン・プロダクションズ制作の青春コメディ『ボトムス ~最底で最強?な私たち』では、主演に加え、監督のエマ・セリグマンと共同で脚本も担当。
④ 音楽×ドラマ界にも進出 リリー=ローズ・デップ主演のドラマ「THE IDOL/ジ・アイドル」にも出演、ほかロサンゼルスで生きるSNS世代の若者たちのリアルで痛い青春群像劇として今話題のドラマ「I LOVE LA」では企画と主演を、そして一部エピソードでは監督も務めるなど大活躍!インディー映画からプレミアムTVドラマへとフィールドを拡張し、ポップカルチャーの中心地へと進出、若い世代への影響力を強めている。
⑤ “潜入系フェミニスト”と称される、スタンダップコメディアン
「2019年注目すべきトップ・コメディアン」に選出されたセノット。そのスタイルは、“プレイボーイ・クラブに潜入取材する<グロリア・スタイネム>と形容されるほど、社会風刺と当事者性をユーモアで切り込む“体験型コメディ”を特徴としている。
今回解禁となった映像は、イライラマックス!葬式でウザいおせっかいに巻き込まれ、辟易とするダニエル(レイチェル・セノット)を捉えた本編映像。「まるで骨と皮じゃないの」「何に興味を?死ぬほど痩せるほかには」―相手への気遣いゼロパーセント、自身の容姿について好き勝手に言い放つ無神経な人間に、叫び出す寸前のダニエルを捉えたものとなっている。
『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』©︎2020 SHIVA BABY LLC. All Rights Reserved.
『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』は全国公開中