明石家さんまに続き、大竹しのぶの声の出演が決定!木村拓哉と念願の初共演『TOKYOタクシー』

明石家さんまに続き、大竹しのぶの声の出演が決定!木村拓哉と念願の初共演『TOKYOタクシー』
大竹しのぶ
©2025映画「TOKYO タクシー」製作委員会

山田洋次監督の91本目となる最新作『TOKYOタクシー』が、11月21日(金)より公開される。このたび、『男はつらいよ寅次郎頑張れ!』(77)、『学校III』(98)以来27年ぶりの山田組参加となる大竹しのぶの声の出演が明らかになった。

たった1日の旅が、二人の人生を変えていく

長きにわたり日本映画界で活躍し続け山田監督作品には欠かせない名女優・倍賞千恵子、そして『武士の一分』以来19年ぶりの山田組参加となる木村拓哉という、これ以上ない豪華キャストが集結。フランスで初登場新作1位を獲得、2022年に日本でも公開しヒットしたフランス映画『パリタクシー』を原作に、昭和から平成、令和と、日本に生きる人々を長年描き続けてきた山田監督が、刻々と変化する大都市<東京>を舞台に、人生の喜びを謳いあげる、感動のヒューマンドラマ。

タクシー運転手の宇佐美浩二(木村拓哉)は、ある日85歳の高野すみれ(倍賞千恵子)を東京・柴又から、神奈川の葉山にある高齢者施設まで送ることになった。すみれは浩二に、「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがある」と寄り道を依頼する。タクシーで旅を共にするうち次第に心を許したすみれは、自らの壮絶な過去を語り始める。偶然出会った二人の心が、そして人生が大きく動いていくことになる——。

大竹が演じるのは、浩二の姉・圭子。浩二の一人娘の奈菜が音大の附属高校に推薦入学が決まり喜ぶ一方、その入学金やタクシーの車検代、家の更新料など、宇佐美家の家計はまさに火の車。次から次へとのしかかる現実に頭を悩ませる浩二は、意を決して圭子に電話をかけ、いくらかお金を貸してほしいと頼み込むが……。まるで本当の姉弟のような掛け合いを見せた大竹と木村は、過去同じ作品に出演したことはあっても、一緒に芝居をするのは本作が初となる。

大竹は「私、実は木村さんとドラマや映画で共演したことがなくて。もちろん今までお会いしたことはあったんですが、(共演は)初めてだったので嬉しかったです。でも今回は声だけの出演だったのが残念で、今度こそちゃんと顔と顔を見てお芝居できるといいなと思います」と初共演への喜びを告白した。

また、27年ぶりの山田組参加となった大竹は、久々の山田洋次監督との撮影について、「監督がとても細かく指示してくださることが懐かしくて、『ああ、やっぱりいいな。これだけの出番じゃ寂しいな』と思いました。久しぶりに山田組に参加したことで、丁寧に丁寧に映画を撮ることの大切さを改めて実感しました」と振り返った。

本作について大竹は、「本当に夢のような、心が温かくなるお話で、山田監督が本当に作りたくて作る映画の一つだと思います。ぜひ楽しみにしてください」とコメントを寄せた。

©2025映画「TOKYO タクシー」製作委員会

『TOKYOタクシー』は11月21日(金)より全国公開

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