「家族の物語に号泣」「完璧な面白さ」テンパるディカプリオが逆ギレ!?『ワン・バトル・アフター・アナザー』本編映像
カンヌ、ベネチア、ベルリン、世界3大映画祭の監督賞を制覇した唯一の監督、ポール・トーマス・アンダーソン。そんな天才監督が主演レオナルド・ディカプリオほか、アカデミー賞俳優と共に贈る全映画ファン待望の最新作が誕生。アンダーソン監督の「ブギーナイツ」主演を断ったことを最大の後悔として挙げるレオナルド・ディカプリオとのタッグが約30年の時を経てついに実現した。映画ファンのみならず、ディカプリオ本人までも待ち望んだ新たな傑作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が、現在大ヒット上映中だ。このたび、本編映像「思い出せない編」が解禁となった。
息もつかせぬ“怒涛のチェイスバトル”開幕
ポール・トーマス・アンダーソン監督が20年以上の歳月をかけて書き上げた脚本と唯一無二の演出で新たな傑作を創り上げた。主演のレオナルド・ディカプリオはテンパる革命パパ・ボブを演じ、ボブを執拗に追う衝撃の〈変態軍人〉にショーン・ペン、神出鬼没な〈センセイ〉を演じたベニチオ・デル・トロという<全員オスカー受賞歴アリ>の超一級キャストが集結。変態軍人に命を狙われるボブの娘を演じた新鋭・チェイス・インフィニティ、最強のカリスマ革命家を演じた歌手のテヤナ・テイラー、革命家仲間のレジーナ・ホールら豪華キャストの演技のアンサンブルも見所のひとつとなっている。
最愛の娘平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。突然、最愛の娘(チェイス・インフィニティ)がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。ボブのピンチに現れる“センセイ”(デル・トロ)の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それとも—。
『ワン・バトル・アフター・アナザー』© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
ロッテントマト98%!世界で絶賛される大傑作がついに公開
9月26日より全米&全世界74の国と地域で公開され全米No.1スタートを切り、2週目も好調にキープし、全世界興行収入1億ドルを突破、公開10日間で、ポール・トーマス・アンダーソン監督作品として史上最大の興行収入を記録した。
ついに日本でも10月3日(金)より全国352劇場、436スクリーンにて公開。10月3日(金)~10月5日(日)で興行収入約1.31億円/動員約8.38万人を記録し、好スタートを切った。映像にこだわるポール・トーマス・アンダーソン監督がビスタビジョンで撮影した本作は、IMAX史上初となる全編を1.43:1の拡張アスペクト比で上映され、かつてない映像体験を求める映画ファンが歓喜の声を上げている。IMAXはじめDolby Cinemaなど映画の世界観に没入できるラージフォーマット上映は売り切れる劇場が続出し、公開を待ちわびていた多くの観客が劇場に押し寄せた。
いち早く劇場に駆けつけた日本の観客からは、「ダメ親父レオ様も、相変わらず狂人が似合うショーン・ペンもデル・トロセンセイも最高」「ディカプリオの表情のすごさ(特に目!)とかショーン・ペンの歩き方とか姿勢とか本当感心」「主役級が、揃いも揃ってクセの強い役を快演」「ペンの役者魂!圧巻です」など、すぐにテンパる元革命家ボブを演じて笑いを誘うレオナルド・ディカプリオ、軍服姿で変態軍人ロックジョーを凄まじいテンションで体現したショーン・ペン、空手道場のセンセイを軽やかに演じるベニチオ・デル・トロの競演に、笑いと驚きと感動の声が続々と発信されている。また「大物俳優に全く引けを取らない演技」「ベテラン俳優陣に負けない存在感と瞳の力強さ…素晴らしいよ、彼女」など、映画初出演でボブの娘という大役を演じきったチェイス・インフィニティを絶賛する観客も多数。
世界が認めた天才監督ポール・トーマス・アンダーソンの演出には、「現代の様々な問題に触れつつ、大きなテーマとしての家族愛も描き切り、【完璧】な映画体験だった」「超絶大傑作!」「完璧な面白さ」「間違いなく本年度ベスト」「久しぶりに100%覚醒して観れた」「心の底から映画って面白い!と思える今年最高峰の娯楽大作」「純度100%の映画の中の映画」「この道の見せ方!スリル、ショック、サスペンス!」など、息もつかせぬノンストップのアクション、砂漠の一本道を走る3台の車だけで驚愕のカーチェイスに描き出したその手腕に驚愕したという声も数多く投稿されている。また「闘志を過去に置いてきたパパが娘の為に今を生きる…デカくて小さな闘争に滾って泣いた。傑作」「圧巻のカーチェイスの先に待つ家族の物語に号泣」「“革命の闘い”の中で生まれた、それよりも遥かに大切な“家族愛の闘い“の物語」など、父親とその一人娘との家族愛に心を打たれている観客も続出している。
愛娘と再会するためには「合言葉」が必要。でも思い出せない…!?
ディカプリオが演じるのは元革命のボブ。かつて革命組織フレンチ75で爆弾工作員として活動していた彼は、最強のカリスマ革命家の妻(タニヤ・テイラー)が突然姿を消し逃亡者となり、今はひとり娘のウィラ(チェイス・インフィニティ)と人目を避けながら暮らしている。そんなある日、革命組織からかつての宿敵である変態軍人「ロックジョー(ショーン・ペン)が、最愛の娘ウィラの命を狙っている」と警告される。ロックジョーの目的と秘密とはー?ボブはその理由も分からないまま、過去の悪夢に再び追い詰められる。
本編映像「思い出せない編」は、高校のダンスパーティーに向かったウィラを見送った後、娘を狙うロックジョーに自宅を襲撃され、命からがら逃げ出したボブがやっとのことで公衆電話から電話をかけている場面。最愛の娘ウィラと落ち合うためにボブは所属していた革命組織「フレンチ75」に電話をかける。組織だけが知る機密情報にアクセスするためには、メンバーだと証明する「合言葉」が必要なのだ…。
“今日も元気”の呼びかけには“まばたき”。“おはよう”には“時計に針はない”。“なぜ?”には“必要ないから”と、ここまでは順調にクリアする。だが、“今、何時だ?”と問われてテンパったボブは、「なんてこった、そこは覚えていないよ。パスワードは省略しよう」とまさかの返事で開き直ると「ボブ・ファーガソンだ、電話くれただろ。落ち合う場所を教えろ」と懇願する。だが、電話口では事務的な声で“今、何時だ?”とつれない声。この窮状をなんとかしてくれとばかりに、「ロックジョーに家を襲撃され娘を探している。ボブ・ファーガソンだ、暗号は忘れたよ。いちいち覚えちゃいない」と逆ギレしたボブは「落ち合う場所は?」と食い下がるのだが…。
レオナルド・ディカプリオは、思わず笑いを誘う演技について、「現実でもしばしば起こる予期せぬ状況から生まれたものだ。たとえば、ソファでテレビを観ながら何度もハイになった男が、過去の敵と戦わなければならなくなったのに、合言葉を思い出せない…そんな単純なことだ。まるでジェームズ・ボンド映画のような状況にいながら、まったく対処できない。その無能さが自然にコメディ要素を生む。これは無理に作り出したものではない」と、あくまで自然体の役作りから生まれたと語っている。
一見何の変哲もないように思えるこの場面だが、ポール・トーマス・アンダーソン監督は、いつロックジョーの部隊に襲撃されるかわからない状況で、常に周囲を気にしながら、合言葉が思い出せずにテンパる革命パパ・ディカプリオの刻一刻と変わる名演技をワンショットによる絶妙な距離感で撮影している。本編にはさらに驚愕の映像が満載だ。
『ワン・バトル・アフター・アナザー』© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
『ワン・バトル・アフター・アナザー』は大ヒット上映中