“会員制の18禁コンテンツ”で82億ドル荒稼ぎ「売春婦と呼ばれても銀行で笑ってる」と言い放つ若きセレブ

“会員制の18禁コンテンツ”で82億ドル荒稼ぎ「売春婦と呼ばれても銀行で笑ってる」と言い放つ若きセレブ
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“セクシーな”会員制プラットフォームで荒稼ぎ

かつてはタブー視されていた“アダルト”コンテンツだが、いまやオンライン上では一般ユーザーから億万長者を生み出すビジネスモデルへと進化している。会員制プラットフォーム<OnlyFans>の人気クリエイター、弱冠20歳のソフィー・レインはその象徴と言えるだろう。

ソフィーは1年半で約8200万ドル(約120億円)を稼ぎ出し、NBAの“キング”ことレブロン・ジェームズの年収(約190億円)に匹敵するほど稼いでいる、というウワサを自ら認めたことが米メディアで報じられた。

 

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“処女”を公言しながらアダルトコンテンツで大儲け

2023年からOnlyFansを開始したソフィーは、非アダルトコンテンツのTikTokで得た人気を足がかりにしつつ、戦略的なブランディングと限定性の高いコンテンツで急成長。彼女は、もし月間340万ドル(約5億円)の収益だったら“スローペース”と感じるそうだが、時給換算すると約28,000ドル(約400万円)も稼いでいるというから驚きだ。

さらに驚くべきは、彼女が“処女”であることを公言し、宗教的な信仰を維持しながらもアダルトコンテンツで成功していること。「私は神を愛しているし、成功していることを神も喜んでいると思う」と語る彼女は、道徳心を忘れない“節度ある露出”で収益をあげているという。

いまや中途半端なセレブよりも稼いでいるソフィーだけに誹謗中傷を受けることも多い。しかし、SNSで「売春婦を“モデル”と呼ぶな」とエアリプされた際には、「何と呼ばれても構わない。私は笑いながら銀行へ行くから」と反論してみせた。

親は狼狽? 家族と衝突するクリエイターも

一方、同じくonlyfansの人気クリエイターであるリリー・フィリップスは、家族との間に深い葛藤を抱えているようだ。彼女の父親は「娘がOnlyFansを辞めるなら家を売ってもいい」とまで言っていて、娘の選択に苦悩している様子が英国の人気ドキュメンタリー番組で紹介された。

リリーは月に33万ポンド(約6,000万円)を稼ぎながらも、「お金の話は不快」と語るなど、経済的成功と社会的評価の間で揺れる姿が印象的。彼女は「これは私にとって“堕落”ではない。生きる理由を与えてくれる仕事だ」と語っていて、当然ながらクリエイターの価値観もそれぞれのようだ。

 

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“裸”だけがウリじゃない? OnlyFansのビジネスモデル

OnlyFansはサブスクリプション型の収益モデルを採用し、クリエイターが直接ファンから収益を得る仕組みを構築している。収益源は「月額課金(サブスクリプション)」、「有料メッセージ(DM)」、「チップ・寄付」、「カスタムコンテンツの販売」などで、クリエイターの取り分は80%とかなり高い。

現在OnlyFansは、フィットネスや料理、教育など非アダルト分野にも拡大していて、非露出系コンテンツの配信サービスもスタート。とはいえ、トップクリエイターの収益の多くは性的コンテンツに依存しているのが現状だ。

数年前には女優/シンガーのベラ・ソーンがonlyfansに参入し短期間で荒稼ぎしたとして古参ユーザーから批判を浴びたが、今後はハリウッドも無視できない新手の会員制プラットフォームが続々参入してくるかもしれない。

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