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「ある時、鉛筆で3人を殺した。“鉛筆で”だ!」数々の名言を生んだ『JW』シリーズ最新作『バレリーナ』の注目セリフ3選

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ライター:#BANGER!!! 編集部
「ある時、鉛筆で3人を殺した。“鉛筆で”だ!」数々の名言を生んだ『JW』シリーズ最新作『バレリーナ』の注目セリフ3選
『バレリーナ:The World of John Wick』®, TM & © 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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あの『ジョン・ウィック』シリーズに新たな“復讐の女神”が誕生!

世界中で一大ヒット作となった『ジョン・ウィック』シリーズ。映画史を変えた過剰な超絶アクションと、スタイリッシュかつ独自の世界観はそのままに、シリーズ最新作となる『バレリーナ:The World of John Wick』が、8月22日(金)より全国公開となる。

『バレリーナ:The World of John Wick』®, TM & © 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

シリーズ第三作『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)とクロスオーバーした時系列で描かれる本作。シリーズの代名詞でもある過剰な超絶アクションはパワーアップしつつ、広がり続ける『JW』ワールドに新たな血を注ぐ“復讐の女神”誕生の物語が描かれる。

『バレリーナ:The World of John Wick』®, TM & © 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

本国では公開初日の興行収入1位を獲得し、観客からは「エンドロールが終わるまで、まさに狂乱の連続!」「ジョン・ウィックを完全継承し、さらに大胆に拡張している」など熱狂的なコメントが。さらに大手映画批評サイト<Rotten Tomatoes>の観客評価はシリーズ最高の観客評価を集めた『ジョン・ウィック:コンセクエンス』と並ぶ93%の高評価を記録(6月時点)するなど、まさに“バレリーナ旋風”が巻き起こっている。

ということで今回は、新作『バレリーナ』を観る前に振り返っておきたい『ジョン・ウィック』シリーズの“印象的なセリフ”をピックアップ。さらに公開に先駆け、『バレリーナ』から“新たな名セリフ”も紹介しよう。

『バレリーナ:The World of John Wick』®, TM & © 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

✏️「ある時、バーで3人を殺した。鉛筆で」

記念すべきシリーズ第1作『ジョン・ウィック』に登場したセリフ。ジョン・ウィックが何者かを知らずに彼の愛犬を殺し、さらに愛車まで盗んだロシアンマフィア<タラソフ・ファミリー>のチンピラに対し、その父親で組織のボスが“伝説の殺し屋ジョン・ウィックの恐ろしさ”を伝えるために、この逸話が語られる。

愛犬と愛車を失ったジョン・ウィックの怒りは尋常ではなく、もちろん被害は3人どころでは済まなかった。ちなみに、この逸話は殺し屋界隈では有名なようで、『ジョン・ウィック:チャプター2』でも同様のセリフが登場し、シリーズを代表する名セリフとなっている。

🗣「あの男についての話は、どれもが控え目に語られている」

シリーズ第2作『ジョン・ウィック:チャプター2』の冒頭には、前作でジョン・ウィックの逆鱗に触れたマフィアのボスの弟が登場する。彼が盗まれたジョン・ウィックの愛車を所有しており、部下とジョン・ウィックについて話していたときに出てくるセリフだ。

前述した「鉛筆で3人殺した」などとジョン・ウィックの噂をしているときに、ジョン本人が盗まれた車を取り戻しにやってくるのだが……。「鉛筆で3人を」ですら控え目に語られた逸話であり、本当の強さはそれどころじゃないということがひと言で表現された名セリフだ。

🔫「銃をくれ、どっさりと」

シリーズ第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』でのジョン・ウィック自身のセリフ。とあることがきっかけで、世界中の殺し屋たちから追われる身となった彼はコンチネンタル・ホテルにたどり着く。殺し屋たちにホテルを囲まれ、最終決戦に備える際に発したセリフだ。

有名な話だが、このセリフ(Guns, lots of guns)には元ネタがあり、ジョン・ウィックを演じたキアヌ・リーブスを世界的なスター俳優に押し上げた映画『マトリックス』で彼が発した言葉でもあり、同作へのオマージュとなっている。

🫂「友よ。おまえも俺も、はるか昔に良い人生を捨てている」

『イップ・マン』シリーズのドニー・イェンと真田広之が豪華競演を果たしたシリーズ第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』からのセリフ。またもや殺し屋から命を狙われることになったジョン・ウィックは、旧友シマヅ・コウジ(真田)を頼り、大阪のンチネンタル・ホテルに潜伏する。絶体絶命の状況にあるジョン・ウィックに「死にたいのか?」と尋ねたシマヅに対して、ジョン・ウィックが発したセリフだ。

余談だが、本作はシリーズ最長となる169分の尺に対して、キアヌ・リーブスのセリフはわずか380語。その中で最も長いのがこのセリフとなっている。

次ページ:『バレリーナ』の名セリフは「女らしく」?
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『バレリーナ:The World of John Wick』

孤児を集めて暗殺者とバレリーナを養成するロシア系犯罪組織:ルスカ・ロマ。裏社会に轟く伝説の殺し屋:ジョン・ウィックを生み出した組織で殺しのテクニックを磨いたイヴは、幼い頃に殺された父親の復讐に立ち上がる。しかし、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる…

監督:レン・ワイズマン(『ダイ・ハード4.0』)
製作:チャド・スタエルスキ(『ジョン・ウィック』シリーズ)
出演:アナ・デ・アルマス アンジェリカ・ヒューストン ガブリエル・バーン ノーマン・リーダス イアン・マクシェーン キアヌ・リーブスほか

制作年: 2025