処刑すべき5人の名を指にタトゥー 認知症の80代老人が60年間計画していた“裏切り者への復讐”

処刑すべき5人の名を指にタトゥー 認知症の80代老人が60年間計画していた“裏切り者への復讐”
『復讐の記憶』©︎2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & MOONLIGHT FILM ALL RIGHTS RESERVED.
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イ・ソンミン×ナム・ジュヒョク

80代の老人ピルジュ(イ・ソンミン)は、過去に家族全員を理不尽な出来事で亡くして以来、家族を死に至らしめた裏切り者への復讐を心に誓い生きてきた。認知症で自分の記憶が長くは続かないと悟った彼は、処刑すべき5人の名をタトゥーにして指に彫り、隠し持っていた拳銃を携え、60年前から計画していた復讐殺人を開始。ピルジュと親しい20代の青年インギュ(ナム・ジュヒョク)が運転手として雇われるが、何も知らないインギュは犯行現場近くの監視カメラに映り込んだことで第一容疑者にされてしまう。記憶を完全に失う前に復讐を成し遂げたいピルジュと、ピルジュに巻き込まれ同行するインギュ。二人は予測不能な追走劇へ身を投じ、やがて衝撃の真実が明らかになるが…。

記憶を失いつつある80歳の友人には、“忘れてはいけない”記憶があった

日本でも話題となった『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』で「大鐘賞映画祭」主演男優賞を受賞した名優イ・ソンミンが、本作では特殊メイクで80代の高齢者に変貌。演技を超えた憑依的なオーラを発しながら観る者を圧倒する。一方、インギュ役のナム・ジュヒョクは、映画デビュー作『安市城 グレート・バトル』で青龍映画賞、韓国映画評論家協会賞など多くの新人男優賞に輝き、韓国版『ジョゼと虎と魚たち』やドラマ「二十五、二十一」(Netflix)など、話題作への出演が相次ぐ注目の俳優。祖父と孫ほどの年の差があるこの二人がバイト先の同僚として出会い、イ・ソンミン演じるピルジュの復讐計画に翻弄されていく青年インギュを多彩な感情で演じる。

監督は、ファン・ジョンミン×カン・ドンウォン共演の『華麗なるリベンジ』のイ・イルヒョン。企画・製作・脚本を務めるユン・ジョンビンは、『華麗なるリベンジ』(製作総指揮)をはじめ、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(監督/脚本)、『悪いやつら』(監督/脚本)などで型破りなバディスタイルを貫いてきた大ヒットメーカー。今回、イ・イルヒョン監督はユン・ジョンビンと二人三脚で脚本を書き上げ、新たな“異色ずくめのバディ”による一風変わった復讐劇を誕生させた。

ポスタービジュアルには、「赤いポルシェ、拳銃、タトゥー 80歳の友人は僕をとんでもない“復讐”に巻き込んだ!」というコピーが配され、ピルジュ(イ・ソンミン)が車から鋭い視線を外に向けるその横で、インギュ(ナム・ジュヒョク)が不安そうな表情を見せ、2人が向かう復讐劇の先に何が待ち受けるのか、衝撃の展開を予感させる。

『復讐の記憶』©︎2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & MOONLIGHT FILM ALL RIGHTS RESERVED.

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