“家でゲームをしていた少年がすごいレーサーになった” 感動の実話を描く『グランツーリスモ』舞台裏映像

“家でゲームをしていた少年がすごいレーサーになった” 感動の実話を描く『グランツーリスモ』舞台裏映像
『グランツーリスモ』
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世界一過酷な夢への挑戦

映像では、ゲームでしか車の運転を経験したことがなかった男が、プロのレーサーになるまでの前代未聞の挑戦の凄さを、出演者たちが驚きを交え語っている。

「ヤン・マーデンボローはゼロから大きな夢をつかんだ」

世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」に没頭していたヤンは、19歳の時に「GTアカデミー」という、世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、競い合わせ、選抜するプログラムがあることを知る。そこで幼いころからの“レーサーになる”夢を実現させるために、アカデミーの門戸を叩くことになるのだが、ヤンは「運転は未経験だったのに、8カ月後には時速200キロで走っていた」とそれまで車の運転が未経験だったという衝撃の事実を明かす。

GTアカデミーを発足させるダニー役のオーランド・ブルームはそんなヤンの挑戦に対し、「ヤン・マーデンボローはゼロから大きな夢をつかんだ」と不可能と思われる夢を実現させた努力を褒め称え、レーサーを目指し「GTアカデミー」に来たゲームのトッププレイヤーたちを指導する元レーサー・ジャック役のデヴィッド・ハーバーは、「家でゲームをしていた少年がすごいレーサーになった」と驚きを隠せない。

さらに本作の主人公ヤン・マーデンボローを演じたアーチー・マデクウィはヤン本人と対面し、「ヤンには尊敬の気持ちしかないよ。車内の撮影は本当に過酷だった」と初めてのドライビングシーンに苦戦したことを明かしつつ、続けて「ヤンは強い情熱と強い思いで、自分自身で道を切り開いて、世界中に勇気を与えた」とこの物語の主人公に称賛を惜しまなかった。

映像の中にはレーシングシーンと思われるメイキングも含まれ、空撮などを取り入れた壮大なスケールでの撮影と細部にまでこだわったレーシングカーがずらりと並ぶ光景を見ることができ、またヤン・マーデンボロー本人がスタントドライバーとして本作に参加していることも確認できる。

『グランツーリスモ』は9月に全国公開

『グランツーリスモ』

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