豪華絢爛な韓国舞踊!緊張感あふれる舞台裏を、キム・ヘヨン監督と主演イ・レが語る『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』
ソウルの芸術団を舞台に、<母を失くした女子高生>と<完璧主義の先生>の共同生活による心の交流を描いた感動作『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』が、4月10日(金)より全国公開中。このたび、本番前の舞台裏と鮮やかな韓国舞踊の演舞を映す、本編映像が解禁となった。
“心の交流”を描いたハートフル・ストーリー
本作は、韓国映画で初めて、「第74回ベルリン国際映画祭」Generation Kplus部門の最優秀作品賞にあたる“クリスタル・ベア賞”を受賞。主人公イニョンを演じたのは、『ソウォン/願い』(13)で主演ソル・ギョングの娘役で映画デビューを飾ったイ・レ。『新感染半島 ファイナル・ステージ』(20)や『犬どろぼう完全計画』(14)など、現在弱冠19歳にして数々の作品に出演し、“天才子役”出身として映画ファンの記憶に刻む演技で魅了し続ける。そして、イニョンが所属するソウル国際芸術団の舞踊学科で“魔女”と呼ばれる完璧主義かつ冷徹な先生「ソラ」役には、『毒戦 BELIEVER』(17)での狂気的な演技が話題となったベテラン俳優チン・ソヨン。さらに、イニョンを陰ながら支える町の薬局で働く薬剤師「ドンウク」には、ドラマ「私の解放日誌」や映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』(22)、『恋愛の抜けたロマンス』(21)など作品によって様々な表情でファンの心を掴むカメレオン俳優ソン・ソック。また、イニョンを敵対視している芸術団のエース「ナリ」にチョン・スビン。イニョンの唯一の友人「ドユン」にイ・ジョンハが出演。新進気鋭の新世代スターからベテラン俳優まで、世代を超えた実力派俳優たちの共演が、観客の共感を呼び起こすこと間違いなし。
メガホンを取ったのは、ドラマ「恋愛体質〜30歳になれば大丈夫」や「私が死ぬ一週間前」などで知られるキム・ヘヨン監督。本作が長編監督デビュー作となり、2025年青龍映画賞で新人監督賞を受賞。長編2作目となる『今夜、世界からこの恋が消えても』も韓国で公開されるなど、今後の活躍が期待される新鋭だ。才能あふれるキャストと新鋭監督が紡ぎ出す、笑顔の奥にある痛みと再生を描いたハートフル・ストーリーが誕生した。
映像には、舞台裏で出番を待つ芸術団の少女たちの様子が収められている。“魔女”と恐れられる監督のソラ(チン・ソヨン)が、「本番まで、あと1分」と静かに告げると、華やかな衣装をまとい整列する少女たちの表情には緊張が走る。その中で、ひとり本番用の靴を忘れ、履きつぶされた練習用の靴で臨むイニョン(イ・レ)。ソラはイニョンの足元のわずかな落ち着きのなさに気づき鋭い視線を向けるも、言葉をかけることはない。
張り詰めた空気の中、「開演時間です」という声を合図に、ソラが冷たい表情のまま手を打ち鳴らす。その音に背中を押されるように、一斉に舞台へと駆け出していく少女たち。会場は大きな拍手に包まれ、ライトに照らされたステージで韓国舞踊「六鼓舞」の演舞が幕を開ける。そして、並び立つ太鼓を力強く打ち鳴らすパフォーマンスが鮮やかに映し出され、映像は締めくくられる。
『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』©︎2023 TWOMEN FILM ALL RIGHTS RESERVED.
圧倒的な存在感で芸術団を指揮する完璧主義のソラ。一方、たとえボロボロの靴であっても、ひたむきに、そして楽しそうに舞い踊るイニョン。静と動の正反対な二人が互いに影響を与え合い、少しずつ変化していく姿が、本作最大の見どころだ。
ソラを演じたチン・ソヨンについて、キム・ヘヨン監督は「チン・ソヨンさんは冷たさと温かさが共存するイメージを持っています。ソラというキャラクターに起こる変化を体現できる俳優だと思いました」と厚い信頼を寄せる。一方、イニョンを演じたイ・レは、自身の役柄について「彼女が輝いているのは『ダンスが大好きだから』です。何かに打ち込む姿があったからこそ、ポジティブな魅力がより光を放ったのではないでしょうか」と、そのポジティブさの源泉を明かしている。
華やかな芸術団と、そこで出会った正反対な二人。世代を超えた実力派俳優が、これからどのようなハーモニーを織りなしていくのか。その続きを、劇場で見届けてほしい。
『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』は全国公開中