「第73回サン・セバスティアン国際映画祭」のコンペティション部門に正式招待された映画『災 劇場版』が、2月20日(金)より公開。このたび、予告視聴者や試写で観た観客から「怖すぎる」と話題の劇伴をまとめた本作のオリジナル・サウンドトラックの配信が決定。さらに、「災い」の近くに存在するある男(香川照之)と、その存在を執拗に追いかける刑事、堂本(中村アン)の緊迫の対面シーンを解禁となった。
誰もが、自分には関係ないと思っていた
本作は、斬新な映像表現が国内外で注目を集める監督集団「5月」の関友太郎と平瀬謙太朗が監督、脚本、編集を務める。長編デビュー作『宮松と山下』に続き、スペイン語圏最大の歴史ある本年度の「サン・セバスティアン国際映画祭」で2作連続かつ、アルノー・デプレシャン、エドワード・ベルガーといった名匠たちが名を連ねたコンペティション部門での正式招待という快挙を成し遂げた。前作からの再タッグとなる香川照之が主演を務め、中村アンをはじめとする主役級のキャストが脇を固める。WOWOWの「連続ドラマW 災」を再構築し、全く新しい「恐怖」を描く映画として、観る者の信じる恐怖を覆すサイコ・サスペンスが誕生した。
『災 劇場版』オリジナル・サウンドトラック
公開初日の2月20日(金)に『災 劇場版』オリジナル・サウンドトラックが各種サブスクリプションサービスにて配信開始。様々な音を駆使し「災」を表現している劇伴に、予告編を見た人々や、すでに試写で鑑賞した観客から「音楽が怖すぎる」「観た後もずっと頭から離れない」と絶賛の声が続出。本作の「新しい恐怖」を増幅させる大きな役割を担っている。
手掛けたのは、映画、CM、教育番組など多岐にわたり音楽制作を手掛ける豊田真之。監督の関友太郎、平瀬謙太朗とは大学院時代の同期であり、これまでの「5月」短編作や前作『宮松と山下』などほぼ全ての音楽を手掛けてきている。
今回公開された映像は、中村アン演じる刑事・堂本と香川照之演じる“ある男”が対面する緊迫の本編映像。小鳥のさえずりが朝を告げるなか、目を覚ました堂本は、無造作に端末を手繰り寄せ、時刻を確かめる。場面は一転、堂本の勤務先である神奈川県警本部の署内。閉まりかけていたエレベーターのボタンを押し、中に滑り込むとそこには一人の清掃員(香川照之)の姿があった。言葉を交わすことのないまま、狭い密室に張り詰めた沈黙が流れる。先にエレベーターを降りる堂本。彼女を気に留めることもなく、閉めるボタンに手を伸ばすこともなく、清掃員は虚ろな瞳でエレベーターに乗り続ける。その胸元に付けられた”大門宏樹”という名前が意味ありげにクローズアップされ、映像は終わる。
中村アン演じる堂本と“ある男”の接近について、平瀬謙太朗監督は「わかりやすく『羊たちの沈黙』(1991年)を引用しています」と明かす。平瀬が言うように、男性の姿しか見えない警察署内に佇む堂本の姿は、『羊たちの沈黙』でレクター博士に翻弄されるFBI女性捜査官のクラリスの姿と重なる。さらに関友太郎監督は撮影の國井重人と本作のイメージを共有するにあたり、「作調についてはこういうトーンにしたいとお伝えして、参考にしたのはすべて洋画なのですが、例えばヨルゴス・ランティモスの『聖なる鹿殺し』などを見てもらいました」と話す。それぞれの参考作品を通してイメージを共有し、作り上げられた本作独特の乾いた空気感が不気味で不条理な「恐怖」の概念を覆す世界に蔓延る。監督集団「5月」が手掛けた、「新しい形の恐怖」をぜひ劇場で確かめてほしい。
『災 劇場版』の公開を記念し、2月20日(金)からの上映劇場(※一部)にて、ロゴを大きくあしらった御札風ステッカーを入場者特典として配布。
『災 劇場版』ロゴステッカー
※一部劇場にて配布予定(配布劇場は作品公式サイト&公式SNSをご確認ください)
※数量限定。なくなり次第終了となります。
※お一人様一回のご鑑賞につき、入場者プレゼントを1つお渡しします。
※劇場により数に限りがございます。配布終了の際はご了承ください。
※特典は非売品です。転売・複製等は一切禁止となります。
『災 劇場版』は全国公開中