“この作品を見逃すな”「RRR」S・S・ラージャマウリ監督も絶賛!2025年、インドでサプライズヒット『ツーリストファミリー』
低予算ながらインド映画界の絶賛を集めてサプライズヒットとなった映画 『ツーリストファミリー』が、2月6日(金)より公開される。このたび、家族の絆が感じられるダンスシーンが解禁となった。
インド映画界の絶賛を集めてサプライズヒット!
2025年、インド映画界はサプライズヒットの話題で持ちきりとなった。スリランカでの困窮生活に見切りをつけて、命がけでインドに密入国した一家が巻き起こす善意の連鎖を笑いと涙で描く本作。新人監督による低予算作ながら、『RRR』のS・S・ラージャマウリ監督が、「この作品を見逃すな。心温まり、そして抱腹絶倒のユーモアに最後まで引き込まれっぱなしだった。素晴らしい脚本と監督、近年まれな映画経験に感謝したい」と称賛、インドのスーパースター、ラジニカーント が「スーパー、スーパー、スーパーだ!並外れてる!」などインド映画界からの絶賛の声を受け、口コミが広がり大ヒットを記録した。
26年に及ぶ内戦と経済破綻により生活に大打撃を受けたスリランカの人々。隣国のインドへの経済難民が増加するリアルな情勢を背景にした本作だが、話はスリランカとインドの二国間に留まらず、外国人排斥問題に揺れる日本、そして世界が抱える“異文化や異なる価値観を持った隣人との関係”という万国共通のテーマを描きながら、ストレートな家族愛、周囲との交流といった普遍的な価値観を一つの解決策として、押し付ける事なく差し出している。難民でありながら、どこにでもいそうな平凡で素朴な一家と、その周囲の人々が築いた豊かな関係が最後に起こしたささやかな奇跡。それはあなたの心に温かい希望を与えてくれるだろう。
2024年12月に、弱冠25歳の新人監督・アビシャン・ジーヴィントによってわずか35日間でチェンナイでの撮影が行われた本作。その製作費はおよそ7千万ルピー(約1.17億円)ながら、最終的にはその12倍以上の世界興収9億ルピー(約15.12億円)を記録するスマッシュヒットとなり、2025年インドで最も利益率の高い映画となった。インド映画の大ヒット作といえば、大勢のエキストラや大がかりなセットを背景にした絢爛豪華なダンスシーンが盛り込まれている事が多々あるが、本作では、製作費の関係もあり、ダンスシーンは至ってシンプルながら、ストーリーに寄り添った自然な内容となっている。
半ば強制的にスリランカからインドに連れてこられた長男のニドゥは、現地に置いてきた彼女との仲が心配で、ことあるごとに父親のダースと対立していた。そんな中、ついには彼女から別の男との結婚式の模様が映像で送られてくる。落ち込むニドゥを励ますために、次男のムッリは、結婚式で披露されていたダンスと同じダンスをコミカルに踊り出す。利発なムッリのおどけたダンスに父親のダース、ついにはニドゥも加わって踊り出すというこのシーンは、どんなトラブルも笑って家族全員で乗り越えるという、インド映画ならではの家族の絆を感じさせるほっこりとしたシーンとなった。
業界関係者や批評家などインド映画業界をあげた絶賛の声と共に、一般の観客にも共感の波が広がりロングランヒットを呼んだ本作。南インド映画は、超ド級のバイオレンスアクションや、重厚な歴史超大作などで知られているが、インド映画としては短い127分の憩いの安息所のような小規模作品でも名作を生み出していることは、驚きをもって受け入れられることだろう。
『ツーリストファミリー』©︎ Million Dollar Studios ©︎ MRP Entertainment.
『ツーリストファミリー』は2月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー