交際相手の遺体を切断しスーツケースに…“ゴミ捨て場に遺棄”までの一部始終をカメラが捉えていた

交際相手の遺体を切断しスーツケースに…“ゴミ捨て場に遺棄”までの一部始終をカメラが捉えていた
YouTube
1 2

白昼の高級街でバラバラ殺人【イスタンブール】

トルコ随一の繁華街、イスタンブールのシシュリ地区で、37歳のウズベキスタン人女性ドゥルドナ・ハキモワさんが遺体となって発見されるという凄惨な事件が発生した。

事件が発覚したのは2026年1月24日の夜、リサイクル品を回収していた業者がゴミ箱の中に不審なものを見つけたことがきっかけだった。最初に発見されたのは、頭部と脚が切断され、シートとビニール袋に包まれたハキモワさんの胴体部分。衝撃を受けた警察が周辺のゴミ箱を捜索したところ、別の場所から欠落していた頭部と脚も見つかり、事態は最悪の殺人事件へと発展した。

男たちがスーツケースを運ぶ衝撃の瞬間がカメラに

捜査の決め手となったのは、現場周辺の防犯カメラが捉えていた不気味な映像だった。そこには、顎ひげを生やし黒いフーディーを着た二人の男が、アパートから大きな白いスーツケースを引きずり出す姿が映っていた。

男たちは人通りのある市街地を、遺体の一部が入っていると思われるスーツケースやダッフルバッグを抱えながら、ためらう様子もなく平然と歩いている。映像には、彼らが手にしていた袋をゴミ箱に投げ入れ、足早に立ち去る一部始終までもが記録されていた。

そして事件発覚からわずか8時間後、事態は急展開を迎える。イスタンブール警察は、空港から隣国ジョージアへ出国しようとしていたウズベキスタン国籍の男2人(31歳と29歳)を拘束。さらに、犯行を助けた疑いでトルコ国籍の男(58歳)も逮捕された。

恋人の男ら逮捕――市民の怒りが爆発

主犯格とされる31歳の恋人の男は警察の取り調べに対し、ハキモワさんを殺害したことを自白した。男の供述によれば、ウムラニエ地区の自宅で口論の末に彼女をナイフで刺殺し、その後、共犯者の手助けを得て遺体を切断。部位ごとに袋やスーツケースに詰め込み、タクシーを使ってシシュリ地区まで運んで複数のゴミ箱へ分散して遺棄したという。

ハキモワさんは殺害される約10日前にこのアパートへ引っ越してきたばかりで、近隣住民は事件の2日前に部屋から激しい喧嘩の声が響いていたのを耳にしていた。

この残虐極まりない事件は、トルコ社会に激しい憤りをもたらしている。シシュリ地区のメトロ駅付近には1,000人以上の市民が集結し、遺体が発見されたゴミ箱までデモ行進を行った。参加した女性団体は、2025年だけで約300人近い女性が殺害されている現状を訴え、犯人たちが「白昼堂々、街中に遺体を捨てても罰せられない」と高を括るような免責社会や司法の不備を激しく糾弾している。

今回の事件については現在も犯行の背景や容疑者たちの余罪を含め、当局による厳重な捜査が続いているという。

次ページ:猟奇的な凶悪事件を再検証するドキュメンタリー
1 2
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook