「戦争を美化しない」「実際に何が起きているのか」兵士本人たちと共に撮影した“戦争映画”『ウォーフェア 戦地最前線』特別映像
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』で国家の分断と内戦をリアルに描き議論を巻き起こした鬼才アレックス・ガーランド監督が、同作で軍事アドバイザーを務め、米軍特殊部隊の経歴を持つレイ・メンドーサを共同監督に迎え、彼のイラク戦争での実体験を極限まで再現。世界を席巻するA24製作の下、圧倒的没入感に挑んだ『ウォーフェア 戦地最前線』が、現在劇場公開中。
このたび、本作の監督でもあり通信係レイ・メンドーサを演じたディファラオ・ウン=ア=タイ、指揮官エリック役のウィル・ポールター(『デトロイト』『ミッドサマー』)、そしてラマディ第2作戦集団指揮官ジェイク・ウェイン役のチャールズ・メルトン(『メイ・ディセンバー ゆれる真実』)の3人が一堂に会したインタビュー映像が解禁となった。
95分間、あなたを戦場に閉じ込める
本作は、TOHOシネマズ日比谷ほか330館で公開され、週末の動員ランキングにて、洋画実写作品で第1位となる大ヒットスタートを切った。巷では「全く新しい戦争映画の誕生」「リアルすぎて阿鼻叫喚」「息するのを忘れる没入体験」「本物の体験のようだ」など絶賛コメントが絶え間なくXに投稿され、トレンドにもあがっている。
舞台は2006年、アメリカ軍特殊部隊8名の小隊は、イラクの危険地帯・ラマディで、アルカイダ幹部の監視と狙撃の任務に就いていた。ところが、想定よりも早く事態を察知した敵兵が先制攻撃を仕掛け、市街で突如全面衝突が始まる。退路もなく敵兵に完全包囲される中、重傷者が続出。部隊の指揮をとることを諦める者、本部との通信を断つ者、悲鳴を上げる者……負傷した仲間をひきずり放心状態の隊員たちに、さらなる銃弾が降り注ぐ。小隊は逃げ場のないウォーフェア(=戦闘)から如何にして脱出するのか——。
凄まじいリアリティを、いかにして監督とともに実現させたのかについて、ウィル・ポールターは「このストーリーを、できる限りリアルに、そして忠実に伝えることを目指した」と語る。さらに「これまでの戦争映画は、戦場での出来事を美化する傾向があった」と前置きしつつ、本作の最大の特徴として「戦争を客観的に、事実に基づいて描いている」と明言。その理由として、実際にこの戦いに参加した退役軍人たちの“記憶”のみをもとに描かれている点を挙げ、ディファラオ・ウン=ア=タイも「あれほど緊迫した現場は、なかなか体験できない」と振り返る。
3人は、車椅子を余儀なくされた狙撃手エリオット(ご本人)をはじめとする、“あの日”現場で共に闘った退役軍人たちと過ごした日々を振り返ると、ディファラオ・ウン=ア=タイは、エリオットと対面したことで「自分の役(=若き日の監督役)の重要性に改めて気づいた」「エリオットと対面して完全に意識が変わった」と明かし、さらにディファラオ・ウン=ア=タイは、その経験によって演技ではなく「現場では“反応”するだけでよかった」と明かす、出演キャストが軍の特殊部隊と同等の内容のブートキャンプを実際に3週間体験した上で撮影に臨んだことについても言及。
加えてウィル・ポールターは、「当事者ではない民間人が戦争を描く場合、誤った情報が伝わってしまうことも多い」と指摘。しかし本作は、民間人であるアレックス・ガーランド監督と、退役軍人であるレイ・メンドーサ監督が共同で伝えているからこそ、「戦地で実際に何が起きているのか」を、そして「それを幅広い層に正しく届けること」ができるのだと語るなど、3人それぞれが本作に込めた熱い思いを明かしている。戦争の現実を真正面から捉えた本作の核心に迫る、必見のインタビュー映像となっている。
『ウォーフェア 戦地最前線』© 2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.
今回、本作のLAプレミア時にキャストらが勢揃いしたカットをお披露目。劇中の戦場とは打って変わり、シックなブラックスーツで決め込んだ彼ら。コズモ・ジャーヴィス(「SHOGUN 将軍」)、ウィル・ポールター、ジョセフ・クイン(「ストレンジャー・シングス」)らを筆頭に次世代スターたちの華やかな姿を捉えたものとなっている。
『ウォーフェア 戦地最前線』は大ヒット全国公開中