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「今の時代にこそ意味がある」ベネディクト・カンバーバッチ、自らプロデューサーを買って出た渾身の一作『フェザーズ その家に巣食うもの』

「今の時代にこそ意味がある」ベネディクト・カンバーバッチ、自らプロデューサーを買って出た渾身の一作『フェザーズ その家に巣食うもの』
『フェザーズ その家に巣食うもの』© THE THING WITH FEATHERS LTD / THE BRITISH FILM INSTITUTE / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2025 ALL RIGHTS RESERVED.

「SHERLOCK/シャーロック」シリーズの天才探偵から、『ドクター・ストレンジ』シリーズのヒーローまで、その確かな演技力と知的でダンディな魅力により多くのファンを魅了し続けているベネディクト・カンバーバッチ。彼が主演を務め、自らプロデューサーまで買って出た最新作『フェザーズ その家に巣食うもの』が、3月27日(金)より公開される。このたび、場面写真と特報映像が解禁となった。

1本の電話から“ヤツ”との出会いが始まる

突然、妻に先立たれたコミック・アーティストの父(ベネディクト・カンバーバッチ)。幼い二人の息子を抱え、慣れない家事にも手をそめ、手探りで新たな生活を始めようとしていたある日、1本の謎の電話がかかってくる。「彼女は逝ったが、私はいる」——その正体不明の男は、その日から父につきまとい、遂には “カラス(クロウ)”となって姿を現わす。彼がコミックとして描く生き物に似た“クロウ”。それは現実なのか、幻なのか?最後に父が遭遇する衝撃の真実とは……?

主演は、これまでアカデミー賞に2度ノミネートされた経験のあるベネディクト・カンバーバッチ。『ドクター・ストレンジ』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズなど、ハリウッドの超大作にも出演し、今や世界的地位を確立。その確かな演技力と知的でダンディな魅力で多くのファンを魅了し続け、日本でも人気が高い名優である。

これまで演じてきたヒーローや天才像をではなく、悲しみに打ちひしがれ、もがき苦しむ等身大の父親を体現したその姿に、海外メディアは、「完璧な演技。脚本では表現しきれない繊細な悲しみを伝えている」と惜しみない賛辞を贈っている。カンバーバッチ自身、「いつの時代にも重要な内容の映画だと思いますが、今の時代にこそ特に意味がある」「男性の脆さと、彼が悲嘆や喪失にどう向き合うかを描いている」と語っており、50歳を迎える彼のキャリアの中でも、ひときわ生身の人間としてのリアリティを刻み込んだ役としてここに結実した。

原作は、英国の作家、マックス・ポッターの2015年の小説「Grief Is The Thing with Feathers(原題)」。ノーベル文学賞受賞の韓国の作家、ハン・ガンも称賛したベストセラー小説である。そんな話題の小説を映像化したのは、これまでブラーのドキュメンタリー映画を手がけたことのある新鋭監督のディラン・サザーンで脚色も自身で担当。映画化を熱望した監督と意気投合したカンバーバッチは、本作では自らプロデューサーも買って出た。特異なビジュアルとカンバーバッチの新境地とも言うべき渾身の演技、そしてファンタジーとスリラーが見事に融合した演出で観るものを釘付けにする物語が誕生した。

場面写真は、悲しみをかき消すかのように、なりふり構わず創作に没入するカンバーバッチ演じる父の姿を捉え、剥き出しの感情が刻まれた一枚となっている。

「見つけたぞ」——不気味なセリフと共に始まる特報映像では、父の崩壊していく日常に静かに忍び寄る“黒い影”を映し出す。「お前は幻想だ」と叫ぶ父。虚実の被膜が揺らぐ不穏な世界観とスリリングな緊張感が伝わる映像は、見る者の心をざわつかせる。

『フェザーズ その家に巣食うもの』は3月27日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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