「サンダンス映画祭」でのワールドプレミア上映で大反響を呼び、気鋭の映画会社「NEON」が争奪戦の末に米国配給権を獲得した話題のホラー映画『トゥギャザー』が、2月6日(金)より公開される。このたび、不気味な冒頭シーンが解禁となった。
あなたの“距離感”を狂わせる恐怖
『パラサイト 半地下の家族』などカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作の北米配給権を6年連続で獲得し、その確かな審美眼で映画ファンから厚い信頼を置かれる気鋭の配給会社「NEON」が、全米大ヒットを記録したホラー映画『ロングレッグス』に続いて目を付けた本作。インディペンデント映画が集まり多くの業界人が注目していることで知られる「サンダンス映画祭」でお披露目された際には、名だたる配給会社が激しい争奪戦を繰り広げたことでも話題となった。米レビューサイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア90%(2025年12月現在)の高評価を得ており、「今年一番のホラー映画」「最高に楽しい」「忘れられない」「度が過ぎている」など興奮の声が相次いでいる。
恐怖映画のサブジャンルであるボディ・ホラーの〈身体の突然変異〉と恋愛の〈共依存〉を融合させ、倦怠期に差しかかったカップルがたどる想像を絶する運命を映し出す。超自然的な身体の変異現象に見舞われた男女がシュールで皮肉な極限状況に陥ってしまう姿を描く映像世界は、予想のはるか斜め上を行くスリルとサプライズ、ブラックユーモアが満載。
恋愛の深層心理をリアルに追求し、あらゆる観客を「キモイけど笑える」「イタイのに目が離せない」と唯一無二の映画体験に引きずり込む本作を手がけたのは、NEONが本作で異例の大型契約を結び、すでにA24製作の次回作が決定している若き才能、オーストラリア出身の新人監督マイケル・シャンクス。破格の衝撃性と共感度の高さを絶妙のバランスで両立させ、比類なきオリジナリティーを獲得した〈共依存ボディ・ホラー〉がついに日本でも公開を迎える。
洞窟に迷い込んだ2匹の犬に起こる異変……
長い時間を共に過ごし、気持ちがすれ違い気味になっているティムとミリーが、森の中の不気味な地下洞窟で一夜を過ごしたことをきっかけに、互いの身体に異変が生じていく…倦怠期に差しかかったカップルがたどる恐怖を描いた共依存ボディ・ホラー映画『トゥギャザー』。今回解禁となるのは、物語の幕開けとして強烈な不安を印象付ける、2匹の犬が地下洞窟に迷い込む冒頭シーン。
無邪気に歩みを進める2匹の犬は、やがて洞窟の奥にたたずむ不気味な池にたどり着く。暗く静まり返った空間には、不自然なほど穏やかな水面をたたえた池が広がり、得体の知れない気配が漂っている。やがて洞窟の外から犬たちを探す飼い主呼び声が響き渡るが、2匹は互いを見つめ合ったまま呼び声に反応することはなかった——。
犬のかわいらしい姿とは裏腹に、観る者の胸にじわじわと不安を植え付け、この後カップルのティムとミリーを襲う異常な事態を予感させる不穏な一幕となっている。のちにティムとミリーも迷い込むこの洞窟について、ホラー好きのM・シャンクス監督は『遊星からの物体X』や『エイリアン』から強く影響を受けたことを明かし、「閉鎖的な空間でじわじわとたかまっていく不安感や恐怖をどう再現するかを意識しました。視覚的な恐怖ではなく、見えない“何か”への恐れや緊張感を取り入れたかったのです。洞窟のデザインや、生命体の気配が感じられる空間構成には強く影響を受けました。あの『なにかが居るかもしれない』という空間の恐ろしさや不気味さの演出を狙いました」とこだわりを語っている。
なお、2匹の犬が無事かどうかは映画を観る者にゆだねられる結果となっている。洞窟の池の水を飲んだ2匹の犬の運命は劇場で確認してほしい。
『トゥギャザー』© 2025 Project Foxtrot, LLC
『トゥギャザー』は2月6日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー