伝説のカルト番組であり、数多あるフェイクドキュメンタリー映像の原点である「放送禁止」が、劇場版として完全新作で復活。映画『放送禁止』が、3月13日(金)より公開される。このたび、ポスタービジュアルが解禁、監督・脚本の長江俊和よりコメントが到着した。
“伝説のカルト番組”が、劇場版として復活!
2003年4月からフジテレビの深夜に放送されている「放送禁止」シリーズは、大家族、ストーカー、隣人トラブルなどをテーマに、<ある事情で放送が中止となったVTRを再編集し放送する>という設定の人気番組。その衝撃的な内容や仕掛けが話題となり、番組に対する問合せが殺到。インターネットや口コミで広がり、カルト的人気を呼び、テレビ版4本、劇場版3本が制作された。本シリーズは、日本におけるフェイクドキュメンタリーの先駆けとも言えるシリーズで、『事故物件 恐い間取り』(20)、『事故物件ゾク 恐い間取り』(25)、『変な家』(24)、『近畿地方のある場所について』(25)、「このテープもってないですか」、YouTube「FAKE DOCUMENTARY “Q”」などの近年のモキュメンタリー映画や番組、書籍の隆盛やYouTubeなどの考察系動画などに与えた影響は計り知れなく、錚々たるタレント、作家、YouTuberが「放送禁止」のファンを公言している。
最新作のテーマは、一夫多妻制。WEBデザイナーの萩原紘二と、4人の生活を金銭的に支えている会社経営者・中瀬由子、元モデルの乾麻莉奈、看護師の内野楓の4人を追ったVTRから、夫が誰に殺されたのかが明かされる。
本作の企画・脚本・監督は、「放送禁止」シリーズで熱狂的なファンを生み出し、ハリウッド映画の日本リメイク『パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO/NIGHT』なども監督した日本のホラーミステリーの第一人者・長江俊和。執筆した『出版禁止』『掲載禁止』などの禁止シリーズは、累計30万部を越えている。
お待たせしました!『放送禁止』復活しました。完全新作です。劇場版です。前作(『放送禁止 ワケあり人情食堂』)から8年。その間にいろんなところで聞かれました。「放送禁止はもう作らないんですか?」って。それを聞く度に『放送禁止』が皆様から期待されていることを実感し、本作の製作に至ったという次第です。『放送禁止』を最初に始めたのは、もう20年以上も前のこと。時間帯は深夜なので、好き勝手にやらせてもらった作品です。その時はまさか、こんなにも大きな反響を頂くほどの息の長いシリーズになるとは、夢にも思っていませんでした。今回のテーマは〝一夫多妻〟の家族。取材カメラがとらえた、1人の夫と3人の妻が暮らす家で起きた恐怖の出来事。本作は何の先入観も持たず、画面の隅々まで目を懲らしてご覧ください。あなたには見えるでしょうか?恐るべき真実が……
(監督・脚本:長江俊和)
『放送禁止 ぼくの3人の妻』は3月13日(金)より池袋シネマ・ロサほかにて全国公開