プロジェクションマッピング初回上映セレモニー開催 上戸彩の登場に観客が大歓声『ズートピア2』
ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア2』が、12月5日(金)より劇場公開中だ。このたび、12月14日(日)からスタートする大阪の冬の風物詩イベント「OSAKA光のルネサンス2025 大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング」で、ディズニー映画最新作『ズートピア2』との連携プログラムが上映。初回上映セレモニーが開催され、『ズートピア2』でウサギの警察官、ジュディの日本版声優を務める上戸彩が登壇した。
「ズートピア」の仲間たちが再集結!
動物たちが人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園を舞台に、ドラマチックでミステリアスな物語、ユニークで多彩なキャラクター、そして現代社会に通じる深いメッセージが”もふもふなのに深い“と社会現象を巻き起こし、ディズニー・アニメーション作品としては『アナと雪の女王』以来、初めて世界興行収入が10億ドル、日本円にして1,500億を突破。日本でも興行収入76億円超えの社会現象を巻き起こす大ヒットを記録し、現在も各種映画レビューサイトでディズニー・アニメーション史上最高評価を保持するなど、名実ともに高い人気を誇る「ズートピア」——その待望のシリーズ最新作『ズートピア2』が、12月5日(金)、ついに幕を開けた。
セレモニーは、合唱チームによるクリスマスソングの合唱で幕を開け、「OSAKA光のルネサンス」主催者を代表した横山大阪市長のごあいさつの後、MCの呼び込みで『ズートピア2』日本版声優・ジュディ役の上戸彩が「皆さん、こんばんは~!」と手を振りながら登壇。
セレモニーの観覧席には、6,000名以上もの応募が殺到し、30倍以上もの倍率から選ばれた200名が参加。観覧席の外にも多くの観客が集まり、1万人もの観客から大きな歓声が上がった。今年大阪に6回も来ていたとのことで、「何回きても楽しいしワクワクしますね!」と語った上戸。中央公会堂については、実は2回目で7年前に訪れていたようで「7年前にヘアメイクさんの結婚式で号泣した場所です。久しぶりに来られて嬉しいです」と思い出の地であることを明かした。大阪の印象について聞かれると「私のスタッフの方がみんな関西人なので、家族みたいに感じて落ち着きますね。なんでもポジティブに明るく考えてくれるところが好きですね。」と語った。
そして、MCから日本を含む全世界での『ズートピア2』の大ヒットについての感想を聞かれると、「ありがとうございます!海外が先に公開しまして、ヒットしている中での日本での公開だったので、皆プレッシャーを感じていましたが、日本でも記録を更新する大ヒットとなり安心しています。」と喜びと安堵された様子をみせた。
この大ヒットについて、周囲からの反響については「周りの友達だったり、あと娘たちや子どもたちのお母さんたちもみんな観に行ってくれました。私はジュディという主人公の声をやらせていただいている立場ですが、本当に「ズートピア」に関する夢のあるお仕事をたくさんさせていただいて、日々幸せです。今日、大阪に来られたこともジュディ様々です」と話した。
2016年に公開された『ズートピア』から、ジュディ役の日本版声優を務めている上戸。頑張り屋なウサギ初の警察官・ジュディの声を9年ぶりに演じたことについて、「再び日本版声優をやらせていただけるという喜びと(ストーリー的には)前作から1週間後という設定なので、そこに9年のブランクを感じさせないように気を付けました。9年も経って少し感覚を忘れてしまっていた部分もあるのですが、もう1回1からジュディの声を作る気持ちでやりました。娘が厳しくて、家でちょっとこそっと一言練習した日には“ママ、それ違うよ。ジュディの声じゃない。ママの声だよ”と言われました。結構ダメ出しされて一緒にスタジオに来てほしいぐらいでした」と、家族からのアドバイスもあったことも明かした。
そしてそんなジュディの魅力については「一生懸命なところは応援したくなりますよね。時々ドジをしてしまうこともあるけれど、彼女らしく一生懸命に前しか見ずに突き進むというのが彼女の魅力だと思います。」と話した。
そんなジュディとニックが今回、“ズートピア誕生の謎”を追う中で出会う新たなキャラクターたちの豪華声優陣について聞かれると、「新キャラクターがいっぱい増えて、前作では様々な哺乳類たちが住んでいるという設定のズートピアだったんですが、そこに本作では爬虫類が現れるということをきっかけにズートピア最大の謎に挑む物語となっていて、たくさんの豪華な声優陣の皆様が追加されています。エンドロールをみると、今回舞台挨拶や、イベントに参加されていない豪華な方々もたくさん名前が出てくるので、エンドロールもまた楽しみの一つだと思います」とコメント。
さらに本作より登場した新キャラクター・二ブルズの声を担当した江口のりこについて「江口さんがあんなテンションであんな声がだせるんだという意外性も楽しみの一つでした。」と語り、ウィンドダンサー市長を演じた髙嶋政宏については「イベントでいつも“グー”って顔を揺らして馬のマネをしてくれるんですけど、それでまた盛り上がったりとかして、本当にいい声されているなと感じていました。」と語った。
トカゲの重鎮・ヘイスース役の柄本明についても「ヘイスースの声ができるのはやっぱり柄本さんしかいないなっていうくらいの貫録を出してくださいましたね」と新キャラクター声優陣についてコメント。ジュディ以外のお気に入りのキャラクターについて聞かれると「フラッシュです!前作でも出てきた運転免許センターの受付をやっているナマケモノのキャラクターなんですけど、前作ではフラッシュがでてくるところでは海外でも日本でも笑いが起きるようなシーンだったんですが、本作ではカッコイイ出方をしているので、フラッシュが(映画のいいところを)全部持って行ってしまうんですよね。うらやましいなっていうくらい。ファンがものすごく多いキャラクターだと思います」と大好きなフラッシュについて熱く語った。
本作がスピード感があるアトラクションムービーだというMCのコメントに対して「IMAXでも観に行きたい。是非映画館で体感して、没入感を楽しんでいただきたいなと思います」と話した。
最後に、まだ本作をご覧になっていない方々に向けて「新キャラクターがたくさん登場するので、推しキャラクターみつけて欲しいなって思っています。小さいお子さんが可愛い!と思って観られる映画でもありますし、大人の方にとっては本当に心に突き刺さるメッセージも込められている映画です。自分らしく生きていくことや、本当のパートナーの見つけ方とかとか、そういったことに関するヒントが本作には込められていると思います。もう観た方はまた映画館に行って、違う角度で新しいところを見つけてほしいなと思いますし、まだ観ていない方もぜひお友達やご家族、お孫さん、おじいちゃんおばあちゃんも皆で観に行っていただきたいなと思っています!年末年始はぜひズートピアで染まってください!」とアピールした。
ここで、横山市長が改めて登壇。「ズートピア」をご家族と一緒に何度も観ていて、本作もいち早く観に行ったという横山市長は「1人でみにいきましたね!平日のちょっと空いた時間に飛び込みまして。凄い感動しました!スピード感もすごいあって、疾走感もあるけど細かいディテールも作り込まれてて。改めて世界に入り込めて没入できた」と語ると、上戸は「ありがとうございます!またお子さんも連れてぜひ観に行ってください」と嬉しそうに伝えた。
横山市長から「ズートピアもジュディという役も本当に大好きで。彼女の真剣さや情熱や、時々おっちょこちょいなところもあるけど、絶対に揺るがない信念をもっているところもあって、芯が強い女性のイメージですが、上戸さんご本人もそういう感じなのか、もしくは役をつくってらっしゃるのか」という質問に、「私自身、芯は強いほうだと思いますが、自分の答えに自信があるタイプではないので、周りを支えてくれている家族やマネージャーさん、事務所の方にとにかく意見を聞くようにしていて。そこから自分らしさをみつけていくタイプですね!」と自身について語った。
市長は「ズートピアを何度もみました!何回観たか分からないくらい。子供も大好きで!フラッシュも最高ですよね!子供は歌も大好きで!1は何度もみましたので本作も必ず家族と観に行きたいと思います!」とズートピア愛について語り、上戸さんはジュディについて周りから上戸さんっぽいねという意見もあるのかと聞かれ「そういう声をいただけたりもしますね。もう光栄でしかないです。あんなかわいいキャラクターを!本当に嬉しい!」とジュディの声を演じられたことに改めて喜びを表し、自身のキャリアの中でそういった作品に出会えたことについては「作品との出会いは縁と運でしかないので。今回のジュディもそうですが、ディズニーの仕事に携わることができたおかげで、ディズニーランドに行く機会がふえたり、楽屋にディズニーキャラクターがおいてあったり、常にディズニーで溢れているので、ただ嬉しい!娘にも自慢できるし、幸せです。子供たちも舞台挨拶に連れていくことができたり、本当に特典でしかないです」とディズニー作品の声優を務めることへの喜びを明かした。
ついに、「OSAKA光のルネサンス2025 大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング初回上映セレモニー」初回上映ということで、上戸は“マッピングスタートボタン”を横山市長と一緒に押すことに!MCの掛け声「せーの、スイッチON!」を合図にボタンを押すと、<ディズニー映画最新作『ズートピア2』との連携プログラム>の上映がスタート。『ズートピア2』劇中歌「Zoo」にあわせてキャラクターたちが登場し、大阪市中央公会堂がズートピアの世界に染まり、大阪の夜を彩りました。続けてのメインプログラム上映が終わると、観客たちから大きな拍手が沸き起こった。
再びステージに登壇した上戸さんは、感激で「大阪って素敵ですね!なんかこういう大阪の皆さんを盛り上げよう!元気づようという、この企画自体に感動しています。ズートピアのプロジェクションマッピング映像も見られて本当に嬉しかったです。すごいものをみさせていただきました。ありがとうございます」と感激の気持ちを伝え、セレモニーは大盛況のうちに終了となった。
12月14日から25日までの12日間、大阪市中央公会堂がこの<『ズートピア2』連携プログラム>で染まる。『ズートピア2』では、10月18日(火)に行われた「日本ズートピア化計画宣言イベント」を皮切りに、日本全国での展開を本格的にスタート。前作『ズートピア』で、実在する企業やブランド、映画作品などを“ズートピア化”したパロディが数多く本編中に登場し、当時大きな話題となった。『ズートピア2』でも“ズートピア化”された様々なパロディが登場することから、日本中の著名な場所などがズートピア化する“日本全国ズートピア化計画”が始動しており、「OSAKA光のルネサンス2025」大阪市中央公会堂プロジェクションマッピングとの連携プログラムにより、“大阪”ズートピア化計画が無事完了した。
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『ズートピア2』は大ヒット公開中