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「胸を締め付けられる傑作」「後半ずっと涙腺崩壊」大反響の映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』本編映像の一部が解禁
終戦80年に届ける、史実に基づく戦火の友情物語。アニメーション映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』が絶賛上映中だ。このたび、主人公・相棒吉敷佳助の純朴で心優しい素顔が滲み出る本編映像が解禁となった。
戦争漫画の新たなる金字塔が映画化！
本作は、太平洋戦争、すでに日本の戦局が悪化していた昭和19年9月15日からはじまった「ペリリュー島の戦い」と、終戦を知らず2年間潜伏し最後まで生き残った34人の兵士たちを描いたアニメ作品。原作は白泉社ヤングアニマル誌で連載され、かわいらしいタッチでありながら戦争が日常であるという狂気を圧倒的なリアリティで描き、第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した武田一義による漫画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』。（全11巻/外伝全4巻）各界クリエーターから絶賛コメントが寄せられた戦争漫画の新たなる金字塔が、劇場アニメーションとしてついに映画化。
©武田一義・白泉社／2025「ペリリュー －楽園のゲルニカ－」製作委員会
心優しい漫画家志望の主人公・田丸均を板垣李光人、頼れる相棒・吉敷佳助を中村倫也が演じる。確かな演技力で話題作への出演が絶えない2名が、過酷な戦場を生き抜こうとする若き兵士を熱く演じた。また、主題歌「奇跡のようなこと」を歌うのは、女優だけでなく歌手としても活躍する上白石萌音。
南国の美しい島で相次ぐ戦闘、飢えや渇き、伝染病——家族を想い、故郷を想いながら、若き兵士が次々と命を落としてゆく。そんな壮絶な世界を田丸と吉敷は必至で生き抜こうとした。自決も許されない持久戦、1万人中最後まで生き残ったのは僅か34人だった地獄のような戦場、ペリリュー島で若者たちは何を想い、生きたのか。観る者の感情を揺さぶる、壮絶な世界で紡がれた戦火の友情物語が、終戦80年の冬に公開。
本作は、12月5日（金）より劇場公開され、「全11巻の原作を見事に104分にまとめている」「胸を締め付けられる傑作！」「かわいいキャラクターなので親子でも観ることできる作品」「ほんわかしたタッチの画と、凄惨さのギャップが凄い」「後半ずっと涙腺崩壊」と鑑賞したファンからの反響に包まれている。
過酷な激戦地でも決して忘れることはない、家族の存在
アメリカ軍との戦況も落ち着き、洞窟に身を潜め持久戦に入ることとなった日本軍。映し出されるのは、息抜きの宴会が催された後、田丸均（CV：板垣李光人）と吉敷佳助（CV：中村倫也）が2人語らい合うシーン。吉敷は、自身の出征に伴い日本に残してきた家族、母と妹の写真を取り出し、ボロボロになってしまう前に2人の似顔絵を描いてほしいと田丸に頼み込む。
過酷な戦場における自身の心の支えであり、生きて日本に帰るための原動力でもあった、大切な家族の存在。その信念や想いを汲み取り、快く引き受ける田丸と、これまでには無いリラックスした笑顔を見せて、嬉しげに見守る吉敷がとても印象的だ。
遠く離れた日本の田舎の地で農家を営み、長男の帰りを待ち続ける素朴で温かみ溢れる家族たち。田丸から絵が手渡され、生まれ育った故郷での母と妹との記憶が静かに思い出されたところで吉敷は眠りにつき、田丸もまた家族への想いを馳せる。勇猛果敢で力強い戦闘時の姿とはまた異なる一面として、いかなる状況下においても家族や故郷のことを想い続ける吉敷の純朴な魅力が存分に滲み出ており、吉敷がまた家族と笑いあうことを願わずにはいられないシーンとなっている。
武器の扱いにも優れ、頼りになる有能な上等兵である一方、心優しい人間性を兼ね備えた吉敷。勇敢な戦闘シーンや田丸との友情関係はもちろんのこと、家族思いで温かな一面もまた観る者をきっと魅了するはずだ。
©武田一義・白泉社／2025「ペリリュー －楽園のゲルニカ－」製作委員会
『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』は絶賛上映中
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