「弟を大切にしている」「兄が大事だ」それが言えるのはすごいこと『呪術廻戦』榎木淳弥×浪川大輔パンフレットインタビュー一部解禁
『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』が、11月7日(金)より大ヒット上映中だ。このたび、劇場で大好評発売中のパンフレットより、虎杖悠仁役・榎木淳弥×脹相役・浪川大輔の対談インタビューの一部が公開となった。
累計発行部数1億部突破の大人気コミック「呪術廻戦」
集英社「週刊少年ジャンプ」にて6年半にわたる連載が完結し、シリーズ累計発行部数1億部(デジタル版含む)突破する大人気コミック「呪術廻戦」(芥見下々・著)。2020年10月から2021年3月までTVアニメ第1期が放送され、初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』は、全世界興行収入265億円の大ヒットを記録。TVアニメ第2期となる「懐玉・玉折/渋谷事変」が2023年7月から12月まで放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。また、『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』が2025年5月30日(金)に公開。さらに、『劇場版 呪術廻戦 0』復活上映が10月17日(金)より公開され、『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』が11月7日(金)より公開スタート。そして、待望のTVアニメ第3期「死滅回游 前編」が2026年1月8日(木)より放送されることも発表された。
榎木淳弥×浪川大輔対談インタビュー
――「渋谷事変」では、当初、脹相は虎杖のことを“弟の仇”として敵視していましたが、最終的には“弟”として守るようになりました。
浪川:あそこまでのバトルをしたあとに、急に態度が激変するということは、弟に対してよほど強い思いがあるんだなと感じました。脹相はすごく真っ直ぐで思ったことをきちんと行動に移せるタイプなので、憎めない部分があるんですよね。演じていても感情がすごくわかりやすいので、感情の面に関してはあまり悩まずにできていると思います。言葉通りのところに気持ちがあるという意味では、ほかの術師たちに比べるとわかりやすいキャラクターかなとも思います。
榎木:虎杖のことを“弟”だと認めたあと、脹相は今回の「死滅回游」の冒頭でもメンタル的にキツい状態の虎杖のそばにずっといてくれています。最初は伏黒もいなかったので、もし虎杖が一人で行動していたら、どんどんマイナスの方向に行ってしまう可能性もあったでしょう。お兄ちゃんかどうかはさておき、そういう存在がそばにいてくれたことは虎杖にとってありがたいことで、救われたんじゃないかと思います。
――直哉と脹相の兄弟観は対照的ですが、その違いについてはどう感じましたか?
浪川:共感できるのは脹相の兄弟観だとしか言えないよね(笑)
榎木:直哉は兄たちを完全にナメていますからね。僕もそうとしか言えないです(笑)そんな中で、今回、脹相が言っていた「弟の前を歩き続けなくてはならん。だから俺は強いんだ」というのは、いいセリフでしたね。
浪川:あのセリフは良かったね。血を分けた兄弟のために頑張る。しかも、そんな自分の術式が血を使ったものというのもすごくいいなと思いました。脹相は不器用そうに見えて、そういうかっこいいセリフをさらっと言うんです。「弟を大切にしている」とか「兄が大事だ」など、それが言えるのはすごいことだなと思います。
『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』Ⓒ芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』は大ヒット公開中